ロックベーシスト 西本圭介 -204ページ目

ロックベーシスト 西本圭介

テクニカルベーシストとしてベース・マガジンでも紹介 / ディープ・パープルのグレン・ヒューズ達と共にヨーロッパ11カ国を周り、また巨匠ビリー・シーンと共にKoRnのドラマー[レイ・ルジアー]のリズム隊として登場。

前回は開店当初は暇だったと書きました。

 

 

それでも僕は比較的早い時期に起動に乗って食べられるようになりました。

それを成功させられた一旦はホームページやSNS戦略だったと思います。

 

そんな僕がコンピュータを触り始めたのがMacintosh SE/30で1994年くらい。

 

僕のパソコンの師匠がアメリカ人で、当時「日本語ってどうやって打つん?」と質問すると「JISキーボード(日本語)があるから、それの平仮名で打てばいいんだよ!」

 

それ以来、僕はずーと〈かな打ち〉です(笑)

ローマ字で入力することを数年後まで気が付かなかったのです....

 

 

パソコン通信の時代からネットに繋ぎはじめ、海外でダイヤルアップで繋ぐテクニックを研究して発信するとか、比較的早い時代からネットマーケティングしていたと思います。

 

 

以前のモーター関係の職場バルコムモータース時代はドリームウィーバー(ホームページ製作ソフト)がちょっと触れたくらいで、特に難しいHTMLの言語みたいなヤツを書いて作れるレベルではありませんでした。(今でも素人ですが)

 

フォトショップもイラストレーターもファイアーワークスとかそういうソフトも自分が使いたい機能だけ使えるという程度です。

 

ハーレーダビッドソンのディーラーで働いていた当時のホームページはプロが作ったにも関わらず最悪だったので、上司に頼んで自前のソフトとパソコンで自分にホームページを作り変えさせて欲しいと依頼しました。

 

ハーレーダビッドソン・バルコムのホームページ(今はプロが作ったものに変わっています。)を作り直して、その時に中古車の問い合わせメールの窓口を自分に設定したり工夫したことで、店の売上も伸びましたし、僕もメール対応をすることで営業成績も飛躍的に伸びました。

 

その能力を買われたのか、バルコムモータースの本社勤務になって、その時の上司からハーレーダビッドソン、BMWモトラッド、BMW、MINI、飲食関係のネットマーケティング部を作ってほしいと依頼されました。

 

僕が直接ホームページを作ったわけでは無いですが、ホームページ制作会社のコントロールとかをはじめました。

 

また当時BLOGとか全然やっていなかった同社のBLOGとSNSを活性化させるために、随分と力を使いました。

 

現在の同社のホームページを見るとBLOGに活気がありますが、当時はスタッフやメカニックに書かせることを習慣づけるのが本当に大変でした。

 

 

そんな前職から脱サラしてライブハウス経営になったのですが、店の造作をしている最中も空いた時間はずーとホームページ製作していました。

 

WordPressというオープンソースのブログソフトウェアを使ってです。

 

現在もすべてWordPressで作っています。

http://rootwest.com/

http://rootwest.com/tacoball/

 

ワードプレスを採用したのは、ソフトウェアに依存したくなかったからです。

というのも、お金もないのでパソコン一台で仕事をするわけですが、機動力も必要で一人で運営するので何時でも修正を掛けたりするために、ブラウザ上で仕事を出来るように環境を変更していきました。

 

要するに人のパソコンを借りても更新が出来るということなんです。

 

コンピュータが苦手な人の為に説明しますが、現在は大抵のことはブラウザ上で出来ます。

 

ブラウザというのはウェブ ページの情報を画面上に表示するための閲覧ソフトでサファリ、グーグルクローム、ファイアーフォックス、インターネットエクスプローラーとかです。

 

僕は現在の仕事でほぼ80%ブラウザ上だけで仕事しています。

会社的に仕方なくマイクロソフトのオフィス系とたまにイラストレーターとimovieを立ち上げるくらいかなと思います。

 

 

ブラウザで仕事をするとコンピューター末端は単なるディスプレイですから、僕は会社のiMac、ウインドウズノート、名古屋のマンションのMacBook Air、広島のiMacとウインドウズマシン、2台あるiPad、iPhoneの全てで必要なファイルを取り出せますし、ホームページの更新が出来ます。

 

データはGoogle Drive1TB、Dropbox1TBを使っているので、パソコン上にはデータを残していません。

 

自分が使っているブラウザはグーグルクロームとファイアーフォックスで、どちらも同期機能を使っているので、自宅も会社もお気に入りメニューとか履歴とかが同期するようになっています。

 

なので、今使っているパソコンにコーヒーこぼして壊しても、データには全く影響せず、別のパソコンで作業を続けられます。

 

そういう理由で機動性を考慮してホームページはドリームウィーバーではなくてWordPressで作ることにしました。

WordPressは無料で使えるオープンソースの無料システム(デザインやプラグインで一部有料あり)です。

 

これを自分が持っているサーバーに組み込んで、BLOGを作るような要領でホームページを作ります。

サーバーも年間¥ 3,240です。

 

僕が長年使っているサーバーなんで興味ある人は↓Clickして調べてみてください。

自分で作った制作費を外すとサーバー代で月300円くらいです。それとドメインの管理費用。

 

月割だと対した金額ではないので、ホームページ管理なんてたいしてコスト掛からないのです。

 

制作が簡単とは言わないですが、ちょっと勉強したら出来るレベルです。

 

業者に何十万も払って作るのもありですが、自分で作れば結果的に数十万儲かったと同じことになりますし更新がリアルタイムになるので、スピード感的に自分で作ることをオススメします。

https://ja.wordpress.com/

もっと簡単にやりたい人は↓

Ameba Ownd

https://guide.amebaownd.com/

 

続く


 

 

 

開店プロジェクトというBLOGスタートが2013年08月07日(水)で、模擬ライブで実際に営業スタートしたのが、09月07日(土)です。

 

 

その当時のBLOGは以下でチェックして見てください。

 

 

https://ameblo.jp/rootwest/themeentrylist-1-10072411707.html

 

 

BLOGで連載前から開業プロジェクトは進んでいましたが、本当によくこの期間で開店まで漕ぎ着けられたと自分で感心します。

 

 

それには一緒に施工を手伝ってくれた高校時代からの親友の力無くしては不可能だったでしょう。

 

実はその彼とは開業して1年ほどで袂を分かつことになりました。

今でも彼に対しては感謝しかないのですが、直接話す機会はそれからはなくなりました。

 

 

 

 

 

 

さて、09月07日(土)に模擬ライブという形で開業はしたものの、実際にライブが埋まるのには時間がかかりました。

 

 

当時のスケジュールが残っていないのですが、2ヶ月ほどは通常ブッキングではなくて、セッション大会や楽器クリニックとかをやっていたように思います。

 

 

前のBLOGでも書きましたが、オープン当初は孤独でした。

開店祝い的にブッキングして頂けることもありましたが、まだまだ暇なことが多い状態でした。

造作をしている時期は店から出たり入ったり、友人とワーワー言いながら大工仕事をしていたので楽しかったです。

 

そういう時期が終わると朝11時には店に出て夜は12時過ぎに帰宅するような毎日でした。

 

 

 

 

 

 

 

ライブハウスの起業で難しいことは、当面の運転資金です。

 

僕は9月にオープンしましたが、まともに稼働するのに4ヶ月ほど掛かったと思います。

 

 

 

ライブハウスはその日に仕事がなければ、その日にはリカバリー出来ない仕事です。

 

もちろん夜はBARという形で営業していましたが、その当時の僕の運営が悪かったこと、認知度が低いということで、お客様が夜1か2人きたらラッキーという状態でした。

 

 

客単価は1,000円〜よくて1,500円でしたから、夜7時以降にBAR営業開始して12時前にクローズして、売上2~3,000円というのはザラでした。

 

 

お金を気にせず3~4,000円飲んでくれるような方はライブハウスという客層的には非常にレアでした。

 

 

当時は昼前に出勤したら、毎日掃除からスタートしていました。

誰も使っていなくってもトイレ掃除からスタート。

 

 

 

 

 

 

これはバルコム時代に38歳で転職したときに、今までのキャリアとかそんなことは関係なく下っ端からスタートして、トイレ掃除とか毎日やっていたのですが、その経験が大変よかったです。

 

 

そういうことをしているときに無心になって辛い孤独を耐える精神統一する時間は必要でした。

この時期はホール見学というのを強く打ち出していましたので、見学に来られる方に対しての営業の日々でした。

 

だから、とにかく店を綺麗にしておくことが大切。

 

 

特に僕のライブハウスの事業計画には既存のライブハウスは参考にせず、ホテルや外車ディーラーのホスピタリティを参考にすることにしていました。

 

ライブハウスだから汚くていい、不潔なトイレで良いというのは大嫌いなのです。

 

未だに仕事柄色々なライブハウスに行きますが、ホンマにここは飲食店の営業許可なのか??という店多いですよね(苦笑)

 

掃除を終わらせたら、ネットを更新したりBLOGをやったり、SNSをやって営業活動して....

 

ある程度仕事をすると流石にやることもなくなってきます。

 

ライブハウスの営業を無差別に電話しても意味はないですし、訪問営業するような業種でもない。

仕事がない時期に仕事を取るための広報活動といっても、実は出来ることも限られています。

 

そうなると、事務所で待ちの時間も長いのです。

 

これはとてもとても孤独なことです。

 

 

何か仕事を作ろうとペーパーワークしたり、部屋の造作をやったり、仕事に終わりはないですが、自分が自分の尻を叩いてサボらずに毎日12時間以上働き続けるのは大変です。

 

 

 

 

 

僕はミュージシャンもやっていますが、バルコムモータースではサラリーマンをやっていましたし、専門学校グループの仕事も同様です。

※気持ちはベンチャー精神ですが、雇用条件がサラリーマンだという意味です。

 

 

サラリーマン時代はチームに所属して誰かに認められたい、褒められたい、評価されたいということがモチベーションになっていたと思います。

 

 

自分が経営者であり、店長であるという全部自分の責任という状態になったときに、自分の無力さを知ります。

 

まず11時に出勤すると決めても自分がやっぱり止めたと思ったら行かなくていいのです。

自分が19時に閉店と思えばそうすることも出来ます。

当時は休日というものは存在してなく、毎日が営業日でしたから、体を休ませて何も考えないという決定をすることも自分です。

 

 

そして、お客様がいなくても無情にも家賃や光熱費の支払いが来ます。

 

 

僕はこれまでの運営でバイトに未払いとかしたことはないですし、どんなにお金なくても支払いを滞らすとか遅れることは絶対にしたくないと決めていました。

 

 

バイトに飯をおごったりも結構してましたしね。

見栄っ張りな性格なのですね。

だから月末が本当に嫌いでした。

 

 

金策時代から使い始めた愛用のポシェットに常に通帳と現金を入れておいたのですが、それを持ってトボトボと3分くらい歩いて銀行のキャッシュコーナーで支払いに行きます。

そうすると最初の数ヶ月は自分の財布には数百円だけでした。

 

 

店に帰る時は大抵「なんでライブハウスをやりたいと思ったのだろうと」後悔しながら戻っていました。

家にはかき集めた10万くらいをゴメンといって渡していました。

この時期は辛かったです。

 

 

その当時はご飯を買って食べていい身分なのかという気持ちになり、ブッキングの入っていない土日なんて、恥ずかしいという気持ちやお金にならないという恐怖でした。

 

その時は「あの嫌な上司の暴言聞くだけで、別に命取られるわけでなし、それでサラリー貰えていたなら超ラッキーな仕事だったじゃん」って後悔ばかりしてました。

 

 

今から脱サラして起業したい人に言いたい。

 

 

独立開業は精神が弱かったらオススメしません。

 

 

すぐに病欠するタイプもオススメしません。

 

 

過重労働とかブラック企業とかのワードに反応する人は絶対しないほうがいいです。

 

そういう人達は1週間でノイローゼになると思います。

 

 

僕はそういう時期に心の支えになってくれた家族や親友達が一杯いたし、経営者の先輩にバータイムで愚痴れたことなど、そういうサポートがなかったら4年前に死んでいたでしょう。

 

 

 

 

続く

 

保健所に申請に行くために、まず内装を自分でペイントしました。

 

 

 

蛍光緑の内装を真っ黒に。

この程度のことは外注せずに自分でやったほうが安いです。

 

 

それから厨房機器を並べて保健所に申請に行きました。

なんと食品衛生責任者というのがいるということでした!

その時は飲食店をやっていた奥さんに依頼して、その後自分で講習を受けて食品衛生責任者になりました。

 

なんとかバーカウンター内も整備出来たし、保健所の許可もおりました。

 

 

もともとBARをやりたくなかったので、ここから店作りをしながら勉強です。

といってもビールサーバーを入れることになると色々なメーカーから営業が来ます。

 

結果的に僕はカールスバーグ(取扱サントリー)のサーバーにしました。

サーバーがかっこよかったからです!

 

他のライブハウスでワンドリンクのビールが発泡酒のことがありますが、僕はそこまでケチらなくても良いと思っています。

ただ、カールスバーグは少しやりすぎたかなとは思ってます...。

樽の値段が高いのと、緊急を要した時に入手しにくいからです.....。

 

 

メーカーによって、グラスはほぼ一式、また色々と販促グッズを貰えたりサービスがあったりします。

僕はお金(ビールの樽だったか?)をもらったかな??

よく覚えていないけど、なんか決め手になるサポートがあったように記憶してます。

グラス類は買わなくても大抵ロゴ入りの物をもらえると思います。(最近の事情は不明ですが)

 

そうそう、冷蔵庫が欲しいと頼みましたが、昔はOKだったけど、今は難しいと断られました(涙)

結局中古を自分で購入したのです。痛い....

 

 

ちなみにライブハウスだとグラスはあまり使わないです。

というのも立ち見のこともありますし、落として割った場合など危ないので、プラスチックのカップを大抵は使います。

 

カクテル作る事が苦手とかサーバーでビール入れられないとか、はっきりいって全く問題ないです。

お酒を飲まなかった僕がメーカーの担当者に色々と教えてもらったり、マニュアルをもらって勉強しました。

 

当時の懐かしい写真

 

 

字が汚い....(汗)

 

 

誰でも分かるカクテルのメニュー名に何のリキュール➕何のジュースという表を作って、毎日勉強しました。

プロの方に怒られるかもですが、カクテルはだいたい容量(比率)さえ間違っていなかったら、まずいカクテルを作るほうが難しいものです。

 

僕はお酒は好んで飲まない人なんですが、自分で店を切り盛りしていた当時は朝から試作したカクテルやサーバーからビールを入れる練習をしてそれを飲んでいたので、日中は大抵酔っ払っていることも多くなりました(汗)

 

リキュールによっても価格差はありますから、自分でテイスティングして違いが分からなければ、リキュールのコストダウンしていくとかも勉強しました。

とはいえ、BAR営業はもともと利益率たかいので、正直シビアになるほどでもないのです。

 

ちなみにリキュールやペットボトル系は大型ディスカウント酒店で買うことが多かったです。

お酒の価格って小売店とディスカウント店で随分と違いますからね。

ビール樽や瓶のジュース(トニックウォーターや炭酸水)は配達と瓶の回収のことも考えて酒屋さん。

 

ただ、ジュース類やペットボトルをディスカウント店で買って運んだりするのは大変労力がかかります。

うちは3階でエレベータ無しだったので、まじで肉体労働です。

ジュース類を店にあげるのに階段3往復とかしていると、その日は一切やる気なくなるくらい死にました。

だから、多少高くても酒屋さんと付き合ってディスカウント交渉するかネット宅配のほうが良いと思います。

 

 

全国チェーン店の店にならって氷の数もマニュアルを作りました。

氷なしとありではドリンク容量は変わりますからね。

この数をマニュアル化することで、サービスの均一を目指しました。

 

なぜならば、ライブ時には日雇いのバイトを雇うことが多くなると予想していました。

その場合にすぐにマニュアルを頭に叩き込ませないといけないのです。

なので写真入りのマニュアル表を作って、新入りの子でもすぐ出来るように教育していました。

 

 

営業を初めてから数週間でBAR営業はなんてことなくなりました。

むしろ、店の利益の大きな柱でした。

200円くらいで買える2㍑ペットボトルのコーラで何杯ワンドリンク500円が取れるでしょうか。

一杯目から利益が出ます。

 

なので、BAR営業は正直そんなにシビアに原価計算とかしなくていいのです。

したほうがいいけど、バイトの子に飲んでいいよ〜とか自分も飲むわけですし。

ビールサーバーで売れ残ったビールなんて何日もしたら売り物ではなくなりますから、自分で飲むかしかないのです。

 

 

なので、BAR営業は当初思っていたほど、気が重い部門ではなくなりました。

500円のワンドリンク別途でマスト購入頂くとして50名集客で25,000円ですし、これにフードが充実している店だと飲食だけでそこそこの売上になります。

 

日本のライブハウスと海外のライブハウスではノルマというシステムで違いがあります。

これに付いてはまた別で書きたいと思いますが、バー営業を軸にするのか、入場料を軸にするのかという点は未だに僕の中では答えが出ていませんし、この話題が世の中で多く語られる部分ですよね。

 

 

あとは自分が酒好きでなくてよかったと思います。

 

開業当初は毎日誰もこないライブハウスで一人きりで予約とか問い合わせの電話を待ち続けます。

 

精神が弱い人だと静かな薄暗いライブハウス内で一人きりだと1週間でノイローゼになると思います。

 

また後々書くと思いますが、ライブハウスというのは、その日にない仕事をその日にはリカバーできない業種です。

 

考えてください。

皆さんがライブハウスを予約したり、ブッキングされるのは何ヶ月前でしょうか。

 

そうです。

開業しますといっても、その日にブッキングがなければ誰も来ません。

外で旗を振って営業しようが、チラシを通行人にまこうがその日の収入はありません。

 

僕は開業した時から地獄のような孤独を味わうのですが、もしも酒好きだったらやばかったと思います。

 

続く

前回は飲食店の営業許可をとりにいくという話までしました。


 

 

撤去予定だったバーカウンター内はこんな感じでした。

 

 

ガスの元栓と蛇口、換気フードは残っていましたが、それ以外はただの仕切られた箱状態です。

この状態でどうやって飲食店の営業許可をとるのか?

 

ここでも素人の僕が分からない事だらけです。

まず保健所のホームページで調べます。

恐らく、各県、または市で若干の申請基準の違いとかあると思うので、あくまでも広島市ということで。

 

 

調べると、共通基準として上記が出てきました。

そこで買い出しです。

 

 

新品を買う予算はないので中古厨房機器屋さんに買いに行くことにしました。

注 :写真は実際に買ったものではありません。

 

 

新品だと結構な値段がするのですが、中古でも状態が良いものは意外と簡単に探せます。

個人的には棚とかシンクは中古でいいと思います。

商品選び放題ですしね。

 

 

逆にいうと多くの中古厨房機器屋さんに山のように商品があるということは、それだけ店舗が廃業しているという意味でもあるのですよね....。怖い

 

中古といっても製氷機や冷蔵冷凍庫の業務用はマジ高いのですよ。

これは事業計画になかった誤算です。

 

僕は電気をつかうタイプの厨房機器(製氷機や業務用冷蔵庫)等は信頼のおける中古ブローカーの方に手配を依頼しました。

大手の中古厨房機器屋さんは見に行ってすぐに買えるのが手軽な分、中古なので全く無保証(の場合多い)です。

特に冷蔵庫関連は買って、数日で壊れるとかなり痛いです。

 

恐らく店舗の改装関係に精通した業者さんは中古厨房機器の情報を持たれているはずなので、内装工事とか依頼したときに聞いてみるといいと思います。

 

 

厨房機器がある程度揃ってきたので、申請をする段取りをします。

 

そうそう意外と盲点なのは営業車の手配です。

起業される方はもっとも最初に手配しておくべきかもしれません。

 

 

僕はこいつをもともと持っていたので、開業準備期間はとても助かりました。

毎日のようにホームセンターにも通いましたし、鬼のように出てくるダンボールを捨てに行くことも大きな問題でした。

 

ちなみにダンボールは捨てると行っても広島の木材港にある安田金属株式会社というところに持っていくと色々な資源は買い取ってもらえます。毎回車に満載したダンボールが200円位になっていました。

物を捨てるのにお金を取られる時代ですが、色々と調べるとお金になる場合もあるので、要チェックです。

 

そんな感じで毎日のように機材や什器、厨房機器を運んでいたので、もしも軽バンでなかったら、搬送費のコストも半端なくかかっていたでしょう。

 

ライブハウスなんで、カッコつけてスポーツカーの営業車買おうかなと魔が差した時期がありましたが、軽バンのコスパに勝るものは無いですね。

 

続く

実は僕はバー営業をしたくありませんでした。


 

起業するときのコンセプトを考えていた時に既存のライブハウスを参考にせず自由な発想で作ってみたいと思っていました。

 

また僕自身は高校生時代〜20代の初めにライブハウスには所謂ノルマを払って出演することを広島のライブハウスでやっていましたが、その後は大阪の音楽専門学校へ行き、ハリウッドへ留学して、帰国後は大阪の外国人バーでブルースやロックを演奏する仕事をしていたので、ノルマを払ってライブするという経験値はとても少なく知識もなかったこともあります。

 

24才で帰国して上記のような所謂ハコバンで演奏の仕事を初め、並行してクリスタルクリアーという現在コンチェルトムーンというバンドギタリストと共にメタルバンドでツアー活動などを開始、同時にESPのモニターアーティストになるというような活動だったので、クリスタルクリアー時代もノルマ的なことはあったのかもしれないけど、どちらかというとプロ寄りの活動だったように記憶しています。

 

 

その程度の経験値だったので、ライブハウスというのをお客側であまり体験したことがなく、ライブハウスには詳しくなかったのです。

 

僕の中でざっくりとライブハウスとライブバー(ジャズバー)というイメージで分かれており、前記した僕がブルースのスタンダードナンバーやロックのスタンダード・ナンバーを演奏してギャラを貰っていたような場所はライブバーであり、ライブハウスとは違う種類という認識です。

 

そんな僕の知識でライブハウスを作ろうと思うことになったのですが、なぜライブバーというカテゴリで参画しなかったのかというのは、また今度ネットマーケティングという視点でも書くと思いますが、単純にネットでの検索率が高いからだけでした。

 

僕がターゲッティングした若年層がライブバーでネット検索はしないでしょうし、ネット検索で引っかかるためのコンセプトとして名称はライブハウスにすることは当初から決めていました。

 

世の中でいうところのライブハウスがやりたかったのではなくて、営業形態は固定概念に囚われたくありませんでした。

 

固定概念に囚われたくないことの一つにバー営業をなくそうという構想がありました。

 

もともと防音状態で借りた店ですが、奇しくもこの店にはバーカウンターと厨房が残っていました。

 

 

もともと、僕はお酒は得意ではなくて、若年層向けというイメージもあったので、バーカウンターは必要ないと思っていたのです。

 

 

この見取り図を見るとバーの位置がわかると思いますが、実はお客様の観覧スペースとしては少し邪魔な場所にあります。

もともとはこのバーの場所を総て撤去してしまいたかったのです。

 

僕はかねてからライブハウスで入場料+ワンドリンク別途というシステムがいまいちよくわかりませんでした。

 

そしてお酒もあまり好きでないのですから、自分ひとりで営業するのに、カクテルを作るとかビールサーバーでビールを入れることが当時は非常に気が重かったのです。

今となってはカクテルを作ることもサーバーからビールを入れることもなんてことはありません。

ただ、当時はカクテルの種類を覚えることは大学受験なみの不安でしたし、バーテンをすることがもっとも怖かったくらいです(笑)

 

そんな僕はバーカウンターを撤去してドリンクは店内の自販機で自由に買ってもらおうと考えました。

 

自販機なら人件費はいらないですし、缶ビールを500円で売れば多少は利益も多いかな!?くらいに思っていました。

 

もともと僕一人とPAエンジニアの2人で営業すれば利益率が高いと思っていたので、当初はバーカウンターやチケットモギリのバイトを雇うという事業計画ではなかったのです。

 

僕はバーカウンターを撤去しライブ機能のみで稼働しようと動き始めました。

 

今でも認可とか申請という詳しいことは分からないことが多いのですが、ライブ機能のみに特化した箱というのは営業許可として何のジャンルで申請に行くのかがわからなくなりました。

 

今思えば、練習スタジオとして運営して、その場所でライブも出来ますよ!というお店はあるので、練習スタジオという名目で開業しておけばよかったのかもしれないのですが、当時は練習スタジオの一室にライブハウスのような場所を作って、簡易的にライブが出来ますよ!という練習スタジオが世の中にあることを知らなかったのです。

 

そして、ライブハウスという名称での営業をすることに拘っていたので、一応ジュース、ビールとかアルコールは欲する人がいるかもしれないという固定概念も捨てきれなかったこともあったと思います。

 

まず自販機で酒を売るというシステムで進めていましたが壁がありました。

それを調べるうちに、酒を販売するには税務署で酒類販売業の資格をとらないといけないと知りました。

なるほど、缶ビールをプルトップを開けずに売ると酒販売でグラスに注いで出すのは飲食店なのか!

とざっくり理解しました。

ただ、僕は色々なライブハウスに行くことがありますが、缶ビールをそのままプルトップを空けずに渡す店もあるので、それは税務署的にOKなのか?と疑問に思うことがあります。

※ここでは細かい申請のことやルールは正確に調べていませんので、本気で起業したい人はちゃんと税務署とかに聞きに行ってください。

 

結果的に酒類販売業の資格については僕的に難しい気がしたので、自販機で酒を売ることは止めておこうとなりました。

 

こういうことを思い悩んでいる時にライブハウスってそもそも、何の営業許可で仕事をしているのだ???

と悩むことになりました。

 

色々調べていると劇場の許可とか色々と出てきて、消防法とか色々と難しいことにぶつかりました。

所謂、映画館とか大きな会館とかそういう場所を作る場合はそれはそれで色々な認可をクリアーする必要があるのです。

この事も僕は専門家ではないので話半分で聞いてください。

 

今思うに、レンタルスタジオとして開業しておけば別によかったんじゃね〜........という気がしますが、

それは次回に起業するときがあれば勉強したいと思います。

 

今となればこうやって客観的に物事が判断出来るのですが、当時は開業まで2ヶ月とかそんな焦っていた時期でもあったし、知人達から「バー営業って意外と儲かるんだぜ!」とアドバイスを受けたこともあってバーカウンターの撤去はしないことにしました。

 

そうなると、保健所で飲食店としての営業許可をとることになるわけです。

 

そのあたりで、僕はなるほど。

ライブハウスって飲食店の付録として演奏が付いてきますって具合なのかと仕組みが理解出来てきました。

 

続く