ロックベーシスト 西本圭介 -203ページ目

ロックベーシスト 西本圭介

テクニカルベーシストとしてベース・マガジンでも紹介 / ディープ・パープルのグレン・ヒューズ達と共にヨーロッパ11カ国を周り、また巨匠ビリー・シーンと共にKoRnのドラマー[レイ・ルジアー]のリズム隊として登場。

久しぶりにライブハウスっぽいネタを書きますね。

 

 

もともと、ライブハウスが廃業した場所の防音壁をいかして改装したライブハウスオクトパスなのですが、楽屋は以前のライブハウスにはありませんでした。

 

 

僕は出演者としてライブハウスを使う機会が多かったので、楽屋というのがとても大切だと思っていました。

 

僕はライブ前にとても緊張するタイプでして、やってきた音楽がとても難しいベースラインとか構成の曲が多かったので、人一倍ナーバスになることも多かったですし、精神統一したり、ウォーミングアップしておかないと不安で仕方ない性格だったからです。

 

 

なので、楽屋は自分がリラックス出来る空間にしようと思っていました。

たまたま、ライブハウスの横の雀荘が開業と同時期に廃業して部屋を借りることが出来ました。

 

ただ、そこはとても営業していたとは思えない廃墟でした。

 

 

一旦スケルトン状態にしてから事務所を作ったり、トイレも洋式に改装。

喫煙所もつくり、畳エリアを作ったり結構お金かけました。

 

 

 

 

壁は自分が塗装し、毎晩遅くまで自分も改装を手伝っていました。

 

結果的にはライブハウスのキャパシティからみると広すぎる楽屋が完成しました。

 


強制換気機能付き喫煙所


 

 

たったこれだけの広さのライブハウスにウォッシュレット付きトイレが3つあったのですから、僕がいかに快適性を求めたかがわかると思います。

 

 

残念だったのは、ステージへの導線が無く、所謂プロレス入場ということでした。

欠点はあったものの、個人的には楽屋が快適だということは、自慢の一つでした。

ただ、この楽屋に掛けた制作費が営業にとってアドバンテージになっていたかというのは、今はわかりません。


もちろん、使ってくれた方達は快適だと思ってくれたのでしょうが、箱選びする場合に多くの人が立地やライブハウスのステージや客席のキャパシティは気にしますが、楽屋の快適度は気にされないような気がします。

僕の周りでも楽屋が良いからあそこのライブハウスを使おうとは言わないので、プライオリティはやはり低いのかなと思います。

僕の子供は他店のライブハウスに出ることがあったのですが、そんな時に「お父さんの店の楽屋が普通と思っていたら、あそこの店は出演直前まで外で時間潰さないかんかったし、超狭くて大変だった」と感想を言ってくれました。
そんなときは子供から褒められたので、個人的には大満足だったですがね。

今思うに、僕はライブハウスと楽屋の改装に少しお金を使いすぎたかもしれません。

もともとはステージ上はすべてアメリカの古い納屋を解体したビンテージ木材を使って、アメリカの小屋を再現しようと思っていました。



一見、ビンテージの木材で組まれたように見えますが、実際は普通の生木で多少バラバラに貼り付けて、その後でビンテージ風に着色した仕様です。



もしも、ここにビンテージ材をつかっていたらとんでもない金額になっていたでしょう。

個人的には大好きなステージだったのですが、この拘りがどこまで利益に結びついていたのかは今では少し考えさせられます。


吸音を考えるとバックは遮音カーテンのようなもので良かったかもしれないです。
ビンテージウッド風の壁紙を張っただけのほうが安価だったとも思います。



僕が考えたステージと楽屋が少しはお客様の心を掴んだと今は信じたいですが、日本においてライブハウスというのは、内装や楽屋よりも立地なのかなと考えることもあります。


これは今でも答えが出ていません........

ただ、世のライブハウスに言いたいことは女性客が来店しやすいように、トイレだけはキレイにしておいてほしいということです。


続く
 

前回は脱サラした後で思いもよらない出費について書きました。

 

 

ライブハウス オクトパスを起業して困ったことは確定申告です。

開店してから、色々なものを請求されるわけですが、確定申告というのをしないと払いすぎた税金が戻ってこないことを知りました。

今までいかにサラリーマンボケしていたかということです。

 

初年度の確定申告は白色申告で行いました。

青色申告と白色申告というのがあるのですが、青色申告は僕には難しすぎて意味がわからないので、売上から経費を引いて利益ですみたいな、簡単な方を選びました。

※あまりにも素人くさい説明ですみません。その程度しかよくわからないのです...(汗)

 

 

白色申告をした方法はネットでやよいの白色申告オンラインに登録しました。

初年度が無料だったような気がします。

 

それに売上と経費を入れたりしたら、比較的簡単に申請書類が出来たので、それを税務署に提出すると、なんのことなく還付金が戻ってきました。

 

赤字ではないにしても経費を引くと利益は少なかったので、税金を取られるのではなく戻って来たのです。

 

2年ほどは白色申告していたのですが、3年目から青色申告に変えました。

これは自らの意思ではなく、親友のススメで税理士に依頼するようにしたからです。

 

オンラインの青色申告サービスで申告する方法もあったのですが、税理士に依頼する金額を考えると、自分が例えば一週間ほど申告書類を整理したりすることや、もしも申告が間違っていたり、不正と見られれば、その為に税務署に何日か付き合わないといけない。

 

そういうリスクを考えたら、税理士に頼んで時間を買い、その時間で別の儲けることを考えたほうが良いと思ったからです。

 

依頼した理由の一つに、開業したときに高額なPAや楽器、改装を経費として落としたら、翌年に「これは減価償却なので...」とお金を請求されました。

これは突然に結構な額だったので超痛かったです。

 

減価償却をどうやって申請するかとかがよくわからなくなり、勉強すればいいという話ではあるのですが、前記したように、何かあってその為に市役所に呼び出されたりすることは、自分の日給という観点からみると、損をしていると感じるようになりました。

 

税理士に依頼したことによって、時間を買ったと思えば本当によかったと思います。

 

オンラインサービスもオススメですが、初年度にやることの多い脱サラの人は時間を買うことも大切です。

 

続く

 

ネットマーケティングのことはまた後々書くとして、開業してから色々とびっくりすることがありました。

 

 

脱サラするということはこういうことなのか.....と呆然となったことは。

 

まず健康保険料の請求が来ました。

当時は収入はほぼ無い状態なのに、家族含めた5名分の保険料の請求が40万近く来ました。

これには、痺れましたね〜。というか怒りに近い感情でした。

 

すぐに市役所にいって、「先日まで失業していて、起業したばかりで全く収入ないです。こんな請求払えません」と言いにいきましたが、「あなたの昨年の収入から計算して請求しているので、仕方ないです。」と言われました。

 

俺、この数年病院にもかかっていないわい!!!

という意味を丁重に言っても相手にしてもらえません。

僕はクレーマーではないので、ちゃんと支払いましたがこれは痛かった(涙)

運転資金を持っていなかったら、この時点で行政ともめることになり、早期に店は座礁していたということです。

 

 

それ以外にも厚生年金を払ってくださいと請求が......

これも泣けてきました。

これについては支払い能力がないからと支払いを一時凍結させてもらいました。

 

店舗のある広島市(自宅は廿日市市)から住民税が突然来たり........(涙)

 

ま〜無知ほど怖いことはないと痛感しました。

 

確かにサラリーマンのときは鬼のように税金や保険料を持っていかれたのですが、当時はそんなもんかと軽く思っていました。

自営業になると、売上から経費を引いた総てを収入だと思って計算しましたから、それが甘かったのです。

 

そして、ある日起きたことはもっとも怖かったです。

 

 

バー営業をしていて、新規のお客様が来たので、嬉しくて接客していたら「JASRACです」という挨拶。

「ここはライブハウスですよね!」

「著作権料を支払わないといけません」と突然言われました。

この時もブッキングもほぼ無く財布に数百円みたいな時代だったので、まじでこの時はヤ☆ザよりもたちが悪い人が来たとおもったものです。

 

このときは追い返して払わないでおこうとも思いましたが、言われたとおりにこれまでライブした人達のセットリストをもとに資料を作成して、席数とかを提出して申請しました。

 

結果論では年間の包括契約の費用はまあっ払っても泣けないレベルではありましたが、自営業はこんなに色々なところからショバ代みたいなのを請求されるのかと思いました。

 

生活保護を全否定するわけではないですが、こちらは死ぬ思いで起業しているのに、行政からサポートしてもらえる人と請求ばかりされて税金持って行かれる人。

本当に世の中は不公平だと思いました。

 

ただ、僕はこういう税金やJASRACなんかを否定するつもりもないですし、それに反旗を翻して戦いたいと思いません。

 

払うものはちゃんと払っていけるような経済力になればいい。

 

そして、次の起業ではこれを予測した事業計画を立てないといけないと思うのです。

 

続く

 

ホームページを作り、SNSと連動してマーケティングしたと前回書きました。

SNSというのはソーシャル・ネットワーキング・サービスのことで、Twitter、Facebook、LINE、Instagram、ミクシィとかそういうのやつです。

 

 

今更ですが、なぜ僕がこの「ライブハウスから撤退した理由」を書いているのでしょう?

それは、自分の持っているBLOGやSNSを錆びつかせたくないからです。

 

ライブハウスオクトパスをやる以前のバルコム時代、その前のミュージシャン時代からSNSは早期に取り組んでいました。

それのお陰でオクトパスを始める時に一定数のネットでの繋がりで拡散するためのSNSでの繋がりの土台がありました。

 

もしも、起業を考えられているかたは、今日からSNSをやったりBLOGを書く側に回るべきです。

 

 

僕の奥さんは3丁目のたこボールという移動販売車のたこ焼き屋さんを営んでいます。

http://rootwest.com/tacoball/

 

彼女が開業したのは、僕がライブハウスを開業する4年前です。

ここで開業のことをチェック出来ます。クリック

 

このたこ焼き屋さんを作ったときは立地的に本当に誰もお客様が来ない店でした。

普通のベットタウンの住宅地の自宅の駐車場にワーゲンバスを泊めて営業し始めたのですが、集客には本当に困りました。

 

その時に僕はバルコムモータースでネットマーケティング部で仕事をしていた強みをいかして、ブログとFacebookを中心に起業ブログを書くことをアドバイスしました。

https://ameblo.jp/poppy2010/

 

https://www.facebook.com/3tacoball/

 

 

https://www.facebook.com/kiyoko.nishimoto

 

現在の彼女のページを見てもらえばわかると思いますが、お客様で常に賑わっています。

しかし、8年前は本当に閑古鳥が鳴くというのはこういうことかという位にお客様は来ませんでした。

 

このときに彼女に大変でもブログを書き続けることやFacebookを駆使することを言い続けました。

 

今では彼女はブログとSNSはライフワークで僕が見ていてもやり過ぎだというくらいに、Facebookは更新しています。

とくに彼女の個人Facebookはとても活気があります。

https://www.facebook.com/kiyoko.nishimoto

 

彼女の成功がネットの力だけとは言いません。

もちろんたこ焼の味や接客というのがもっとも大切だということは当然なのですが、情報を発信することは本当に大切だと彼女を見ていて僕も尻を叩かれる思いなのです。

彼女はどんなに眠くても夜中までFacebookを投稿しています。

それはお客様同士を結びつける力がSNSにあるからです。

 

僕の最も尊敬する経営者(この言い方は彼女は好きではないでしょう)は奥さんです。

 

 

話を戻し、もしホームページ制作業者に何十万円も払ってホームーページを作ったところで、次の営業トークはネット検索で上位にいくように対策しませんか?と言われることです。

 

たしかにネット検索で上位に行くことはお金の力で簡単に出来ます。

グーグル検索したときに広告料の力で上位に表示もさせられますが、僕はあの方法は嫌いです。

あれは使い方を誤るとドーピングみたいなもので、一回やると止められなくなるから。

自然検索で上位に表示させられるように工夫をするほうが健全です。

 

ホームページで検索で上位にくる方法はまた書きますが、ホームページの認知度が低いうちはSNSと連動させるくらいしか認知度をあげる方法はありません。

 

しかし、SNSを開業と同時にはじめても1番つらい時期に効果はありません。

なので、脱サラしたいと思って、これを読んでいる貴方は今からSNSとBLOGを書きましょう。

 

それは「脱サラしたい日記」でも「開業計画日記」でもなんでもいいので、書き始めることをオススメします。

次にそれをTwitter連動とFacebook連動にします。

 

TwitterとFacebookもBLOGとは別にネタを書いてください。

Instagramも今はやったほうがいいかもです。

 

よく何をやればネットマーケティングでいいですか?

と質問されますが、無料で出来ることは全部だと思います。

だめと思ってもとりあえず全部登録してやってみるのがいいと思います。

 

ただSNSの内容はあまり営業しまくりだと誰もフレンド申請もフォローもしなくなるので、そこは私生活のことや趣味のことを書くほうがいいと思います。

 

話を戻して、僕がBLOGをまた書き始めた理由は次に起業するときにネットによる繋がりは財産だからと考えているからです。

 

今は音楽学校で教務部長をしているので、学生の講座でよく話すことがあります。

 

「ホームーページとSNSは充実させろ!」

 

「もし、今ネット検索して自分が出てこなかったら、この世に存在していないということだ」

 

続く

途中から読み初めて読み返す人もいると思いますが、結論から言いますと僕は借金で店を潰したのではありません。

経営難で店を潰したのではないので、色々と怖い話とか辛そうな話を書いていますが、僕は開業してから撤退までで、ちゃんと利益を出していましたし、撤退時も負債はゼロで利益も残せました。

なので、辛そうなことを書いたりしますが、僕としてはハッピーエンドだったことは先に書いておきます。

 

 

さて、前回書いたようにライブハウス オクトパスが早期に起動に乗れた要因はネットマーケティングだったと思います。

 

ホームページはWordPressで製作してましたが、作り始めた時はライブハウスの料金システムなども全く決めていませんでした。

僕は基本的に何か物事を始める時はホームページ製作と同時進行で行います。

 

ノートに下書きする時間は無駄なのでホームページ上で下書きして作り直してを繰り返します。

 

 ※もちろん非公開状態でですよ。

 

もし料金システムが考えられていなくても、大手のライブハウスのホームページを参考にして、ページとデザインだけを先に作成し、料金や詳細は後から追記して進めています。

 

もちろん他のライブハウスからコピペしてモロにパクることはしませんが、全国の大手ライブハウスのホームページを見まくって、共通するページと情報を真似して作るだけなので、製作もすぐに出来ます。

 

当然デザインやページ構成などは全国的に有名なライブハウスを参考にします。

独自性を追求するといっても、ライブハウスのホームページが突然、GACKTさんのSPINDLEみたいなサイバーデザイン(知らない人は調べてみてください。)だと、格好良いけど、ライブハウスっぽくないじゃないですか。

ライブハウスなので正直イナタい感じでいいと思います。そのほうが安心感あると思いますし。

 

多くの人がホームページ製作で時間が掛かりそう、難しそうと思うのは写真加工だと思います。

 

僕は最近のホームページではフォトショップすら使っていません。

簡単な写真加工はiPhoneのアプリで済ませてしまいます。

またはMacのフリーソフトのキーノートを使って文字入りの写真は作っています。

 

このページのバナーや文字入り写真はキーノートを使って作り、それを画像でエクスポートしただけです。

http://rootwest.com/tacoball/

 

 

もちろん写真加工に時間を使ったり出来ればいいに越したことはないのですが、外注する費用もなかなか取れない自営業の場合は自分で作ることになります。

しかしその時間を膨大に使ったら本業に影響して本末転倒です。

 

ホームページなんて極論では情報が伝わればいいだけです。

 

デザイン性に重きを置く人が多いならば、TwitterもFacebookもデザインで個性を出すことは難しいですし、でも皆それを使っているわけですから、現代においてはホームページはデザインよりも、情報アップのスピード感のほうが重要度は高いと思います。

※業種にもよりますがね。

 

そんな考えで、僕はオープン前から同時進行でホームページを作って立ち上げて宣伝は開始したので、予約が入りはじめるのも予定よりも早かったと思います。

 

ただ、ホームページを立ち上げればいいだけではありません。

なぜなら、立ち上げても、そこに見に来る人がいなければ意味がありません。

 

なので、僕はもともと立ち上げていたプライベートのFacebookとTwitterやアメブロにホームページと連動する形で出演者募集やブッキング予約をとることをスタートしました。

 

続く