ライブハウスから撤退した理由 その13 | バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

バイク馬鹿 ロックベーシスト 西本圭介

テクニカルベーシストとしてベース・マガジンでも紹介 / ディープ・パープルのグレン・ヒューズ達と共にヨーロッパ11カ国を周り、また巨匠ビリー・シーンと共にKoRnのドラマー[レイ・ルジアー]のリズム隊として登場。

ネットマーケティングのことはまた後々書くとして、開業してから色々とびっくりすることがありました。

 

 

脱サラするということはこういうことなのか.....と呆然となったことは。

 

まず健康保険料の請求が来ました。

当時は収入はほぼ無い状態なのに、家族含めた5名分の保険料の請求が40万近く来ました。

これには、痺れましたね〜。というか怒りに近い感情でした。

 

すぐに市役所にいって、「先日まで失業していて、起業したばかりで全く収入ないです。こんな請求払えません」と言いにいきましたが、「あなたの昨年の収入から計算して請求しているので、仕方ないです。」と言われました。

 

俺、この数年病院にもかかっていないわい!!!

という意味を丁重に言っても相手にしてもらえません。

僕はクレーマーではないので、ちゃんと支払いましたがこれは痛かった(涙)

運転資金を持っていなかったら、この時点で行政ともめることになり、早期に店は座礁していたということです。

 

 

それ以外にも厚生年金を払ってくださいと請求が......

これも泣けてきました。

これについては支払い能力がないからと支払いを一時凍結させてもらいました。

 

店舗のある広島市(自宅は廿日市市)から住民税が突然来たり........(涙)

 

ま〜無知ほど怖いことはないと痛感しました。

 

確かにサラリーマンのときは鬼のように税金や保険料を持っていかれたのですが、当時はそんなもんかと軽く思っていました。

自営業になると、売上から経費を引いた総てを収入だと思って計算しましたから、それが甘かったのです。

 

そして、ある日起きたことはもっとも怖かったです。

 

 

バー営業をしていて、新規のお客様が来たので、嬉しくて接客していたら「JASRACです」という挨拶。

「ここはライブハウスですよね!」

「著作権料を支払わないといけません」と突然言われました。

この時もブッキングもほぼ無く財布に数百円みたいな時代だったので、まじでこの時はヤ☆ザよりもたちが悪い人が来たとおもったものです。

 

このときは追い返して払わないでおこうとも思いましたが、言われたとおりにこれまでライブした人達のセットリストをもとに資料を作成して、席数とかを提出して申請しました。

 

結果論では年間の包括契約の費用はまあっ払っても泣けないレベルではありましたが、自営業はこんなに色々なところからショバ代みたいなのを請求されるのかと思いました。

 

生活保護を全否定するわけではないですが、こちらは死ぬ思いで起業しているのに、行政からサポートしてもらえる人と請求ばかりされて税金持って行かれる人。

本当に世の中は不公平だと思いました。

 

ただ、僕はこういう税金やJASRACなんかを否定するつもりもないですし、それに反旗を翻して戦いたいと思いません。

 

払うものはちゃんと払っていけるような経済力になればいい。

 

そして、次の起業ではこれを予測した事業計画を立てないといけないと思うのです。

 

続く