児童文学『くまのプーさん』の著作権が消滅したことにより製作された、凶暴化したプーが人間を襲うスラッシャーホラー「プー あくまのくまさん」の続編。
前作の惨劇を辛くも生き延びたクリストファー・ロビンに、プーとなかまたちが再び襲いかかる。
殺人の惨劇を潜り抜けて生き延びたクリストファー・ロビン(スコット・チェンバース)は、深いトラウマに苦しみ、少年時代を過ごした町アッシュダウンの病院で働きながら催眠療法による治療を受けていた。
町の住人の多くは、野生化したぬいぐるみが人間を襲うというクリストファー・ロビンの警告を信じず、彼こそが事件の犯人ではないかと疑っていた。
しかも事件はB級ホラー映画化して、世間ではすっかりネタ扱いされている。
そんななか、優しく気づかってくれる家族と、幼なじみのレクシー(タルラー・エヴァンス)の存在だけがわずかな救いだった。
ある日、無残な姿で病院に担ぎ込まれた男を見たクリストファー・ロビンは、プーたちが再び人間を襲い始めたことに気づく。
さらに蘇った記憶の断片をたどり、病院で雑用係を務める不信な男キャベンディッシュ(サイモン・キャロウ)に近づき、あのぬいぐるみたちが誕生した秘密が、少年時代に起きたある事件に隠されていることを知る。
そのころ、アッシュダウンでイケイケのレイブパーティーが開催され、普段は静かな町にパリピの若者たちが押し寄せる。
続々と死体の山を築いていくプーたちの蛮行を、クリストファー・ロビンは止められるのか?
そして、プーとクリストファー・ロビンの因縁とは?
監督・脚本・製作・編集は、前作に引き続き、リース・フレイク=ウォーターフィールド。
脚本は他に、「サマー・オブ・84」などのマット・レスリー。
出演は、製作も兼ねるスコット・チェンバース、「恋におちたシェイクスピア」のサイモン・キャロウ、「リトル・ランボーズ」のタルラー・エバンス、「キング・オブ・ギャングスター」のライアン・オリヴァなど。
音楽は、前作に続いてアンドリュー・スコット・ベル。
原題「Winnie-the-Pooh: Blood and Honey2」
映倫区分R15+
2023年作品
アメリカ映画
配給はアルバトロス・フィルム
製作会社はPremiere Entertainment Group=ITN Distribution=Jagged Edge Productions
上映時間93分
前作は映画評論サイトのRotten Tomatoesでは記録的な低評価でした。
第44回ゴールデンラズベリー賞では見事、最低作品賞、最低監督賞、最低脚本賞、最低前日譚・リメイク・盗作・続編賞、最低スクリーンコンボ賞の5部門を受賞。
でも、製作費の割にはヒットして、続編製作。
そしてすでに第3弾も決まっております。
正直、前作はノリだけの映画で、とんでもないひどい出来でした。
一周回ってそれを引き継いでほしいという思いにすらなる。
中途半端に面白くなってしまっては、この作品はあかん。
面白くない事を期待してまうという、ごまめ的な作品です。
そんな期待感で挑みます。
さあ、今作はどうか。。。
おお。。。これは前作より増してひどい。
またやってくれました。
ナイスです。
ホラー演出的には前作よりは徹底してやっている。
ただ、あくまで前作基準なので、見事に出来が悪い。
ナイスです。
しかし、2年連続のラズベリー賞独占を狙うにはちょっと弱いか。
予算が前作より10倍になった割には、グロさもちょっと弱い。
もっと、ただひたすらどっばーーー!ってやってほしい。
でも、人体破壊ゴアは質も量もアップしてるかな。
これくらいじゃまだまだ物足りないです。
なんか、面白くない事を楽しんでしまうんですよね。
というわけで、結構観ている間はワクワクしてしまいます。
今作では、プー達の生い立ちが明らかになりますが、正直そんなのどうでもいい。
なくていい。
ブレるからやめてほしい。
でも、プーの顔が前作と違う。
これは、観れば意味がわかるようになっています。
てか、こんなんも別になくていい。
。。。って、これくらいの仕掛けはあってもいいか。
とにかく、前作にも増してのクソ映画であってほしい。
なんかちょっと良くしようとしてるんじゃないか。
それはあかんで。
面白くないのがいいんやんか。
と、まだ2なのに思ってしまう魅力はある。
■興行収入予想
現段階では上映館数101館と少ない。
8月9日(金)からの公開。
同日の公開作品は、「映画クレヨンしんちゃん オラたちの恐竜日記」、「ブルーピリオド」、「劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:」、「ボレロ 永遠の旋律」、「#スージー・サーチ」、「新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!」、「夏の終わりに願うこと」など。
イギリスでは2024年3月26日公開。
製作費100万ドル。
興行収入は全世界で約73万ドル。
2023年の「プー あくまのくまさん」は、製作費10万ドルで、イギリスで約25,000ドル、全世界で約4,188万ドル、日本で約1億円の興行収入。
さて今作はどうか。
初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は6,000万円と予想。
星2つ(5点満点)
★★
「プー2 あくまのくまさんとじゃあくななかまたち」公式サイト
「プー あくまのくまさん」のBlu-rayです!
「プー あくまのくまさん」のDVDです!
「プー あくまのくまさん」のパンフレットです!
プーさんのぬいぐるみです。
こちらは怖くない方のやつ。
くまの プーさんのおくるみです!
こちらは怖くない方のやつ。
プーさんの抱き枕です。
こちらは怖くない方のやつ。
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