トルコ便り⑥~ボスポラス大橋を望むレストランでシーフード満喫
ひげ男爵の同僚に勧めてもらった景色のいいシーフードレストラン。
ボスポラス海峡を望む絶好のロケーションにあって、テラス席からはボスポラス大橋がよく見えます。
アクセスは意外と不便で、トラムT1の終着駅カバタシュ駅からローカルバスかタクシーのみ。海沿いを10分くらい走ると右手にあります。
Mavi Balik
Muallim Naci Cad. No.64/A Kurucesme , Istanbul
+90 212 265 5480
まずはボスポラス大橋を望んでビールで乾杯。
お料理は前菜をいくつかと、メインはお魚を選んで二人でシェアすることに。時価なので値段が書いていないのがちょっと不安でしたが、20種類くらいのお魚の中から選ぶことができます。調理方法はお魚ごとにグリルやフライ、ムニエルなどお勧めが書かれています。グリルが美味しいお魚の中で今日のお勧めを聞くと、スズキか鯛とのことなので、鯛をチョイス。
調理する前にお魚を見せてくれました。かなり大きな鯛です。
前菜はフィッシュスープとイカの香草ガーリックソテー、ムール貝のフライ。
そういえば、トルコ料理ではムール貝がよく使われています。屋台でもムール貝のフライ専門店まである程で、身が大きくてぷりぷり。ムール貝の貝に、ムール貝の身とおコメなどを炒めて詰めた前菜なんかも有名です。
フィッシュスープはあっさり薄味。イカもムール貝もとってもおいしいのですが、若干割高感が否めません。まあ、場所代ですね。ロンドンに比べたら全然お安いので気になりませんが。
メインのお魚は、二人分にシェアしてからグリル。
表面は多めの油でカリッと焼いているのでしょうか、とっても香ばしくて美味しいです。かなりのボリューム。
場所柄か、観光客と言うよりビジネスランチで使っている方が多いイメージ。行き交う船を眺めながら、景色を楽しみながらの美味しいランチとなりました。
トルコ便り⑤~アジアとヨーロッパの間を行く、ボスポラスクルーズ
イスタンブールをヨーロッパ側とアジア側に分けているボスポラス海峡。
お天気がいい日にはぜひお勧めなのが、このボスポラス海峡を北上するクルーズ。いろんな会社がいろんなクルーズツアーを催行していて、お昼を挟んで4時間くらいのクルーズ(一日一便、10時発15時帰り)もあれば、往復一時間半で毎時航行している定期観光船もあります。
今回はお手軽な一時間半のクルーズに参加。ガラタ橋の袂のエミノニュEminonuにはいくつかのクルーズ船の発着場があり、チケットを購入して時間になったら乗り込みます。11時から夜まで毎時催行、所要時間1時間半で、ルメリ・ヒサルまでの往復、一人10TL。
トゥルヨルTuryol社のBosphorus Cruise Tour
ガラタ橋の袂はトルコ名物サバサンドの屋台がいくつも軒を連ねています。
サバサンドというのは、焼いたサバをサラダと玉ねぎと一緒にバケットに挟んで、レモンと塩をかけて頂くサンドイッチ。昔から横付けされた海賊船のような船の上でお兄さんたちがサバを焼いています。一つ5TL。屋台フードがどうも苦手なひげ男爵もせっかくなのでトライしましたが、やっぱりちょっと苦手だったみたい。二人で一つ注文して、Myuがほとんど食べました。味は可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。まあ、イスタンブール名物ってことで、トライしてみる価値はあるかな、というレベル。
それにしてもひげ男爵、景色に同化しちゃってませんか。スカーフの女性との違和感ゼロ。
いよいよ出発。
クルーズ船は二階建てで、暖かい室内席をデッキがぐるっと囲んでいます。暖かいイスタンブールでも、やはり海上は風もあるので少し肌寒いです。
エミノニュを出発して、まず、左側にドルマプチェ宮殿の白亜の建物がみえてきます。海側からだと結構シンプルな佇まいです。そしてはるか遠くには、ヨーロッパとアジアの二つの大陸をつなぐボスポラス大橋。後ろにはアヤソフィアやブルーモスクのドームとミナレットが靄の中にうっすらと幻想的に浮かんでいます。写真で伝わらないのが残念ですが、かなり素敵です。
ボスボラス大橋が近付くと、その大きさに驚かされます。かなり高い場所にあるんですよね。
ボスポラス大橋を過ぎると、海峡の幅がどんどん狭くなります。
ルメリ・ヒサルという要塞が見えるころには、海峡の幅は700mになり、この砦の軍事的重要性の高さがよくわかります。ルメリ・ヒサルは1452年に建てられた要塞で、建設期間はわずか4か月。全長250m。対岸のアジア側にもアナドル・ヒサルという要塞(下)がありますが、こちらは現在塔が一つと城壁が少し残っているのみ。
この辺で船は折り返してエミノニュに戻ります。黒海近くの町、アナドル・カヴァウまでいくクルーズもありますが、一時間半のこのツアーで十分満足できますよ。
トルコ便り④~美味しいトルコ(イスタンブール)♪
今回のトルコ旅行6日間。
ロミユトラベルでまずもって欠かせないのがレストランリサーチ。ご飯がおいしくない国には正直行きません。
世界三大料理の一つであるトルコ料理は、ロンドンでもなじみが深く、肉料理を中心にたっぷりのお野菜を使って、焼いたり煮込んだりピューレにしたり・・・と種類が豊富なのはわかってはいるものの、毎日食べ続けたらきっと飽きるんだろうなあと正直思っていました。
結果的には、いい意味で大きな期待外れ。
全く飽きがくることもなく、お肉たっぷり食べても一緒にお野菜もいろんな形でたっぷりと採れたので胃がもたれることもなく、大満足のトルコ食ライフを過ごすことができました。そして、とっても安いです。。
元々、トルコ人はモンゴル高原北部に住んでいた遊牧民族。そこからイラン・アラビア半島を通って今の場所まで移動して王国を築きあげる過程で様々な食文化を取り入れてきたそうです。オスマン・トルコ帝国が今のイスタンブールに都をおいてからは、地中海やバルカン半島の食文化の影響もうけるようになりました。こうして、トルコの食文化はトルコ民族の伝統、アラブ・イスラム文化、ヘレニズムと地中海の特徴が混ざり合って、世界三大料理の一つに数えられるほどになったと言われています。
トルコ料理の中心は、なんといっても肉料理!
特に羊の肉が新鮮で柔らか。ローストした肉料理をさす「ケバブ」料理の中心的役割で、他に鶏肉や牛肉もとってもおいしいです。イスラム教徒が9割を占めるので豚肉は食しません。煮込み料理に多いのは、中をくりぬいた野菜(なすやピーマン、トマト、マッシュルームなど)に肉やお米を詰めたり、ブドウの葉っぱで巻いて煮込む料理。ひよこ豆やレンズ豆などを煮込んだ豆料理も豊富です。煮込み料理の多くはトマトベースですが、ワインを使ったグレービーソースもとっても美味。ヨーグルトソースやヤギのチーズソースが添えられていることも多いです。ピラウというバターライスが添えられることが多いのも日本人には嬉しいですね。
イスタンブールではお魚料理もとってもおいしいです。新鮮なお魚を時価で、好みの調理方法で頂くことができます。カッパドキアなどの内陸に行くと、魚料理はあまりなくてあったとしてもどうしても川魚メインになってしまうので、イスタンブールにいるうちにぜひ食べておきたいところです。
またトルコ料理を象徴するものに、メゼ(meze)と呼ばれる前菜があります。
ヨーグルトやチーズを使ったものから、お野菜の素材のおいしさを生かした冷菜のメゼなど、見た目にも色鮮やかで美しく、おつまみにはぴったりです。トルコ料理を食べて改めて感じましたが、トルコのお野菜は本当においしい!トマトはとっても甘くて、キュウリもみずみずしく、たまねぎも生で食べてこんなにおいしいと感じた事ありませんでした。そして外せないツワモノが、ナス様。炭火でグリルして、ニンニクとあえたパトルジャン・エズメなんて、これだけでワイン一本空いちゃうくらい美味。
アルコールは、日中はビールを飲むことが多かったのですが、夜はトルコでもよく作られているワインをオーダー。内部のカッパドキアやエーゲ海沿岸地方、東部の黒海地方などで広くブドウが栽培されていて、ブドウの栽培面積だけで見ると、なんとトルコは世界5位だそうです。しかし、大半が食用で、あとはトルコと言えばで有名なラクRakiの原料にもなっているので、ワインの生産量はそれほど多くありません。ワインはまだメジャーな飲み物ではないためか、正直品質には見合わないお値段で売られていました。でも、新しそうなワインバーなども結構あって、まあ、旅行の大きな楽しみの一つがワインである我々ですから、色々今回も飲んできましたよ。
そんなわけで、最初のランチはこちら。
アヤソフィアから海に向かってトラムの線路沿いにあるホテルの7階。エリアはSirkesi。オープンテラスのレストランです。
Imbat Restaurant
Hudavendigar Street No.34, 34210 Sirkesi-Istanbul
+90 212 520 7161
http://www.imbatrestaurant.com/
まずはトルコビールEFESのドラフトで乾杯して、前菜はメゼの盛り合わせKarsik Mezeと本日のお勧めのフィッシュスープをオーダー。
メゼの盛り合わせは5種類(白い豆を甘辛いソースで煮込んだもの、ひよこ豆のフムス、唐辛子とみじん切りの野菜が入ったアシュル・エズメ、マッシュルームのトマト煮込み、イワシの南蛮漬けのようなもの)。二人分は十分あって、20TL。とっても安い。オリーブオイルと一緒に出てきたハーブ入りのチーズバターがめちゃくちゃ美味。これもメゼの一つらしいので全部で6種類楽しむことができます。
フィッシュスープはお魚のだしが濃厚で、具だくさんでもあってとってもおいしいです。とき卵が入っていてとってもマイルドなお味。
メインはラムの足の煮込み。チーズソースとナスの煮込みが添えられています。
まさにテンダーでとっても美味。
夜はライトアップされたブルーモスクがすぐ近くに見えて、とってもロマン地区な雰囲気にになるみたいですよ。
トルコで最近はやっているのがおしゃれな居酒屋。メイハーネMeihaneと言われるお店で新市街のベイオウルエリアにはメイハーネが軒を連ねているエリアがあり、深夜(4時ごろ)までメゼをつまみながらお酒を楽しむことができます。そんなメイハーネのなかでも予約を取るのがとっても困難と言われているのがこちら。
このお店は旅行が決まった直後にいち早く予約をしてありました。
Munferit
Firuzaga Mahallesi, Yeni Carsi Cad. No.19, Beyoglu
+90 212 252 5067
アンチョビバターでトルコパンをつまみながら、前菜はタコの煮込みとサラダ。メインはぷりぷりのイカグリルが添えらえれたイカスミクスクスとラムチョップのグリル。イカスミクスクスは、クスクスがタピオカのような触感で不思議。欲を言えばライスの方が我々好みでしたが。
ワインは二種類の地場品種のワインで迷っていたら、グラスでテイスティングさせてくれました。チョイスしたのは、エーゲ海沿岸地方で栽培されているSultaniyeとカッパドキア地方のEmirというブドウのアッサンブラージュのDLCというワイン。ソーヴィニオン・ブランのようなエキゾチックフルーツや青リンゴのような香り。フレッシュ。
このお店、ブルゴーニュで我々が何度も訪問している大好きな造り手Robert DenogentのPuilly-Fuisseもおいていました。
お店の雰囲気はとってもモダンで素敵。予約席は地下階でグラウンドフロアーはバースペース。キャンドルライトの中で美味しいモダントルコ料理を楽しむことができます。予約した8時過ぎにお店に行くと、すでに満席。後で知りましたが、このお店のオーナーは自身でラクを作っていて、オリジナルのラクが有名だそうです。
ディナーの後のもういっぱいには、こちらのワインバーがお勧め。
二軒目にどこか入ろうとふらふら歩いている途中で見つけたお店ですが、とっても混んでいて、タイミング良くテーブルがあいたので、入ってみることにしました。
Solera
Yeni Carsi Cad. No.44, Galatasaray, Istanbul
+90 212 252 2719
ここでは東アナトリア地方のBogazkereとカベルネ・ソーヴィニオンのアッサンブラージュのLikyaをチョイス。はじめはタンニンががちがちなのですが、しばらく時間をおくとだんだんひらいてきて香りも豊かになってきます。サワーチェリーやペッパーなど、イタリア・トスカーナの若いサンジョベーゼという感じでしょうか。
結局赤白一本ずつ飲んでしまって、ふらりふらりと歩いてホテルへ。ディナーのレストランとホテルの距離、結構重要です。







































