トルコ便り⑤~アジアとヨーロッパの間を行く、ボスポラスクルーズ
イスタンブールをヨーロッパ側とアジア側に分けているボスポラス海峡。
お天気がいい日にはぜひお勧めなのが、このボスポラス海峡を北上するクルーズ。いろんな会社がいろんなクルーズツアーを催行していて、お昼を挟んで4時間くらいのクルーズ(一日一便、10時発15時帰り)もあれば、往復一時間半で毎時航行している定期観光船もあります。
今回はお手軽な一時間半のクルーズに参加。ガラタ橋の袂のエミノニュEminonuにはいくつかのクルーズ船の発着場があり、チケットを購入して時間になったら乗り込みます。11時から夜まで毎時催行、所要時間1時間半で、ルメリ・ヒサルまでの往復、一人10TL。
トゥルヨルTuryol社のBosphorus Cruise Tour
ガラタ橋の袂はトルコ名物サバサンドの屋台がいくつも軒を連ねています。
サバサンドというのは、焼いたサバをサラダと玉ねぎと一緒にバケットに挟んで、レモンと塩をかけて頂くサンドイッチ。昔から横付けされた海賊船のような船の上でお兄さんたちがサバを焼いています。一つ5TL。屋台フードがどうも苦手なひげ男爵もせっかくなのでトライしましたが、やっぱりちょっと苦手だったみたい。二人で一つ注文して、Myuがほとんど食べました。味は可もなく不可もなくと言ったところでしょうか。まあ、イスタンブール名物ってことで、トライしてみる価値はあるかな、というレベル。
それにしてもひげ男爵、景色に同化しちゃってませんか。スカーフの女性との違和感ゼロ。
いよいよ出発。
クルーズ船は二階建てで、暖かい室内席をデッキがぐるっと囲んでいます。暖かいイスタンブールでも、やはり海上は風もあるので少し肌寒いです。
エミノニュを出発して、まず、左側にドルマプチェ宮殿の白亜の建物がみえてきます。海側からだと結構シンプルな佇まいです。そしてはるか遠くには、ヨーロッパとアジアの二つの大陸をつなぐボスポラス大橋。後ろにはアヤソフィアやブルーモスクのドームとミナレットが靄の中にうっすらと幻想的に浮かんでいます。写真で伝わらないのが残念ですが、かなり素敵です。
ボスボラス大橋が近付くと、その大きさに驚かされます。かなり高い場所にあるんですよね。
ボスポラス大橋を過ぎると、海峡の幅がどんどん狭くなります。
ルメリ・ヒサルという要塞が見えるころには、海峡の幅は700mになり、この砦の軍事的重要性の高さがよくわかります。ルメリ・ヒサルは1452年に建てられた要塞で、建設期間はわずか4か月。全長250m。対岸のアジア側にもアナドル・ヒサルという要塞(下)がありますが、こちらは現在塔が一つと城壁が少し残っているのみ。
この辺で船は折り返してエミノニュに戻ります。黒海近くの町、アナドル・カヴァウまでいくクルーズもありますが、一時間半のこのツアーで十分満足できますよ。


















