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トルコ便り③~イスタンブールの宮殿あるある

イスタンブールには有名な宮殿が3つあります。

トプカプ宮殿とドルマプチェ宮殿、そして地下宮殿。


トプカプ宮殿は、ブルーモスクと同時期、オスマントルコ時代に建てられ、1459年から370年間にわたってスルタン(支配者)の居城として文化と政治の中心となっていた宮殿です。アヤソフィアの裏手にありますが、チケット購入および、セキュリティチェックのためにかなりの列ができており、並ぶ時間と内部の見ごたえを相対的に評価して(笑)、内部見学は断念。


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内部は見学しませんでしたが、要はオスマントルコ朝の最盛期を物語る豪華絢爛な装飾品やお部屋をみるわけで、さほど興味がある場所でもなかったので、いいかなと。

70万㎡という広大な敷地に、最盛期には4000人もの人が住んでいたとされ、見どころは重さ3キロもある世界最大のエメラルドや86カラットのダイヤモンドなどのが展示されている宝物殿とスルタンと後宮が住んでいたハラムだそうです。


続いては、ドルマプチェ宮殿。

こちらはオスマントルコ朝末期の1859年に完成されたのですが、トプカプ宮殿に比べてヨーロッパの影響をかなり受けている建築様式でオスマン風ロココとバロックスタイルが特徴的な白亜の宮殿。まるでベルサイユ宮殿のような佇まいで、ボスボラス海峡に面した新市街にあります。


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こちらの内部も、いわゆる豪華絢爛な装飾などをみるのが目的ですが、見学は10分おきに出発するガイド付きのツアーのみ。しかも所要時間は内部での待ち時間も含めて1時間半から3時間半という大がかりなものであるだけでなく、チケットオフィスの効率がとてつもなく悪くて、チケット購入までに2時間近く並ぶこともざら。初代大統領アタチュルクが亡くなったという執務室やその時間(9時5分)で止まったままの時計などを見ることができるので、多少は興味があったのですが、あまりに時間がかかりすぎるのでこちらも断念。


そのあとに予約していたボスボラス海峡を望むレストランでのランチの方に軍配があがりました。まあ、我々にとっては当然の決断ですね、おほほ。


外観を見るだけでも十分満足できるゴージャスな宮殿です。



最後の宮殿は、アヤソフィアのすぐ近くにある地下宮殿。

こちらは宮殿といわれていますが、前述の二つの宮殿とは違って、実は巨大な貯水槽。


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532年に造られたと言われ、336本ものビザンチン様式の柱で支えられた様子がまるで宮殿のようだということから地下宮殿と名づけられました。現在は観光施設として、林のように連なった柱が美しく幻想的にライトアップされています。逆向きの涙のしずく模様で、常にしっとりとぬれていることから「涙の柱」と呼ばれている柱や、石柱の土台にされている横向きと逆さ向きのメデューサの顔などが発見されていて興味深いです。今から1500年近く前に造られたとは信じられません。


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この地下宮殿は、007シリーズの「ロシアより愛をこめて」の撮影に使われたことでも有名ですね。



トルコ便り②~イスラムの世界に浸りましょう

旧市街の観光名所の中で押さえておきたいのは、

コンスタンティノープルの総主教会だったアヤソフィア、内部のタイル装飾が美しいブルーモスク、オスマントルコ帝国の最盛期を支えてきたトプカプ宮殿、そして神秘的な地下宮殿の4つ。

4つとも徒歩圏内に集まっており、正直、これだけみればイスタンブールは十分です。

トプカプ宮殿とアヤソフィアはチケットを購入するのに早朝以外はかなり並びますのでご注意を。



ガラタ橋を渡ると、まず目の前にあるのが、

16世紀のオスマントルコ時代に建てられたYeni Cami(イエニィ・ジャーミー)。

そしてそのすぐ後ろにスパイスバザールで有名なエジプシャンバザールがあります。


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イスタンブールの町中にたくさんあるモスク。朝から日暮れまで一定の時間になると町中にイスラムのお祈りの放送が流れて、なんとも異国情緒たっぷり。ほとんどのモスクが一般公開しているので中に入ることができますが、イエニィ・ジャーミーの中には入らずに目的地のアヤソフィアに直行。


歩ける距離ですが、トラムT1に乗ってSultanahmet駅まで。

細い通りを両側すれすれの距離で走るトラムは、ジェトンというコインを購入して乗車します。ジェトン一個:2TLです。地下鉄を含めてほとんどの公共交通機関に利用できます。


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アヤソフィアを見る前に、トルコの歴史をほんのちょっとだけおさらいしておいた方がいいかもしれません。

現在のトルコは国民の9割以上がイスラム教ですが、歴史的には395年にビザンティン帝国の首都、コンスタンティノープルがあった場所であり、ギリシャ正教の総本山があった場所です。つまりキリスト教の国だったんです。その後、今のトルコ民族の源流と言われるモンゴルの遊牧民族(10世紀にイスラム教に改宗)が徐々に勢力を広げて西進し、ビザンツ帝国は弱体化し、並立してトルコ王国が成立(11世紀)。そして15世紀になるとオスマン・ベイ率いるオスマントルコがイスタンブール(コンスタンティノープル)を占領したことで、ビザンティン帝国は滅亡し、その後イスラム教のオスマン・トルコ朝の支配が20世紀まで続くわけです。


アヤソフィアはそんなトルコの歴史の生き証人ともいえる建物。


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325年にギリシャ正教(キリスト教)の教会として建造されましたが、1453年にコンスタンティノープルが陥落すると次の支配者であるオスマン・トルコ朝によって、イスラム教の宗教施設であるモスクに改造されることになります。イスラム教は偶像崇拝を禁止しているので、教会内部に書かれていたキリストのモザイク画はすべて漆喰で塗りつぶされ、その上にイスラムの装飾がなされたそうです。そしてその隠されたモザイク画は20世紀に入って発掘されるまで日の目を見ることはありませんでした。


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モスク外側には礼拝の時間を呼び掛けるミナレット(塔)が4本、内部にはアラビア文字でアッラーや預言者の名前が書かれた巨大な円盤、メッカの方向を示すミフラープがあり、二階に上がると、漆喰で塗りつぶされた11世紀のモザイク画をみることができます。


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続いて、すぐ近くにあるブルーモスク(スルタン・アフメット・ジャーミー)へ。


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こちらは1616年にオスマン・トルコ朝のモスクとして建造され、世界でここだけという6本のミナレットと大小あわせて35のドームが特徴のトルコ最大のイスラム寺院。ドームには260もの小窓があり、内部のステンドグラスに差し込む光が館内を淡く照らしています。現在も神聖な祈りの場所として利用されていて、建物の外壁に沿って、祈りのために頭や手足を洗う場所があり、お祈りの人と観光客が入れる場所には仕切りがあります。


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ブルーモスクと言う名前の由来は内部にある二万枚以上の青い花柄のタイル。タイルの模様はユリやチューリップ、バラなどが組み合わせられています。


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ひげ男爵は、もちろん祈りのスペースで瞑想にふけっていらっしゃいました。


ちなみに今回の旅行中、髭男爵は完全にトルコ人だと勘違いされていて、いろんな人に「どこから来たの?」と聞かれるたびに「日本人だよ」とMYUが答えると、続いてひげ男爵の方をみて「君はトルコ人でしょ」と言われていました(笑)。確かに、自慢のおひげも伸びてきて、そこらへんのトルコ人よりもトルコ人っぽかったかも。。


「郷に入れば郷に従え」っていうのを顔で実現している髭男爵って、さすがです。

トルコ便り①~飛んでイスタンブール♪

肌寒いロンドンを深夜に出発し、

3時間半のフライト(+2時間の時差)でイスタンブールに降り立ったのは早朝5時。

トルコ満喫4泊6日の旅のはじまり、はじまり~~。


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三方を海に囲まれて、東西文明の接点にあるトルコ。面積は日本の約二倍ですが、東南部を政治的に難しいイラクやシリアと接し、西南部は地中海とエーゲ海を挟んでギリシャと接し、そしてマルマラ湾沿岸地方はブルガリアと接していることから、その地理的重要性から考えて、もっともっと大きく感じます。


中でもイスタンブールはまさにヨーロッパとアジアの二つの大陸にまたがる都市。

その中心を貫くボスボラス海峡によって黒海、マルマラ湾そして金角湾が融合しています。まさに水の都と言う感じ。イスタンブール市は東京都の2.5倍の大きさでボスボラス海峡をはさんでアジア側とヨーロッパ側に分かれており、さらにヨーロッパ側は金角湾を挟んで旧市街と新市街にわかれています。観光名所のほとんどはヨーロッパ側の旧市街に集中しており、新市街はオフィスやホテル、レストランなどが多くイスタンブールの現代っ子が遊ぶ場所というイメージ。アジア側はとくに名所もなく、観光客があまり足を踏み入れないので地元トルコ人の生活を覗くことができる地域だとか。


今回のイスタンブール観光はヨーロッパ側のみ。

新市街側のホテルを起点に、日中は旧市街を観光し、食事は新市街側でというプラン。今回のホテルは新市街側のガラタ塔近くのTunnel Residence。


ホテルTunel Residence

Sishane Evliya Celebi, Mah, Istanbul 34550

http://www.tunelresidence.com/Pages/default.aspx


タクシム広場から賑やかな目抜き通りIstikral Cad.を進んで20分ほど。地下鉄に乗れば一駅のSishane駅の目の前にある新しいホテルです。新市街側のシンボルであるガラタ塔の足元にあり、旧市街側の観光名所へのアクセスも良好。



今回ロンドンからのフライトが到着した空港はアジア側に新しくできたサビハ・ギョクチョン(SAW)空港。空港からのアクセスはシャトルバスHavasが楽ちん。30分毎(時間帯によっては1時間毎)に出ていて、一人12TL。通常45分程度で新市街のタクシム広場まで連れて行ってくれます。タクシーだと40~50TLで混んでいる時間帯だと平気で二倍以上になってしまうらしいので、シャトルバスの利用が堅実かと。


早朝到着なので、チェックインはできないだろうなと思っていたのですが、ありがたいことにスイートルームにアップグレード&すぐにチェックインOKということで、無駄に広くてゴージャスな(笑)お部屋で貴重な仮眠を二時間ほどとったろみゆ。エナジーチャージ完了です。


早速、ホテル近くのガラタ塔へ。

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付近に高い建物がなく、かつ塔自体も小高い丘の上にあるので、町のどこからでも目印になる塔。高さ67mでビザンティン時代の528年に灯台として建てられましたが、二階の火災や嵐などで一部損壊して、現在の形になったのは1967年以降。17世紀には世界初の「人間鳥コンテスト」が行われた場所で、このガラタ塔のてっぺんから人工の羽を使って3000mの飛行に成功したんですって。


エレベータに上って展望台に上がると、

イスタンブールの町を360度見渡すことのできるパノラマが広がります。


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美しいミナレットとドームが特徴のブルーモスクやアヤソフィアがある旧市街(左)とボスボラス海峡をはさんだ対岸にあるアジア側(右)。


旧市街へはトラム(路面電車T1)を使って簡単にいくことができますが、まずはガラタ橋を歩いて旧市街側へ。この橋のたもとには、魚市場がありますが、異常な数のカモメがいて、ちょっと怖い・・・。


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そしてガラタ橋の上には釣り人がたくさん。

何を釣っているのか不明&釣れているとは思えない風景ですが、自由気ままに釣り糸を垂らして、チャイを飲みながら歓談している人が多かったです。


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平日の午前中ですが、みなさん、お仕事は???