本中毒、映画中毒、仕事中毒、そして...恋愛中毒 -6ページ目

■マンガ 松本零士『セクサロイド 完全版』

 

 

ゴールデンウイークの合間、仕事で出かけたついでに本屋に寄った。

文芸・SFを漁った後に、マンガ売り場に寄って驚いた。

 

松本零士『セクサロイド』の完全版大型本が出版されて、平積みになっている。

 

えっ!?

 

思わず声が出た。

お値段は上下セットでイラスト集が付いたスペシャルセットで8800円。

誰が買うんだ、こんな本。

売れるのか…

よほどのマニアじゃないと買わないだろ、こんな本。

そう思いながら、そのセットを手に取ってレジに向かうオヤジ。

 

セクサロイドは1968年から 漫画ゴラク dokuhon に連載されたマンガ。(ずっと漫画アクションかと思っていた)

青年誌連載なので、当然セックスシーンが毎回出て来る。

当時はまだお子様だった僕はリアルタイムでは読んでいない。

 

実際に本作を読んだのは、1976年夏。

1学期の期末試験を終え、半ドンになった頃に、当時僕が通っていた中学校のある田舎町の駅前通りに、新しい本屋が開店した。
開店時に様々な本の在庫をかき集めたのだろうと思うけれど、その時のマンガ売り場にあったのが、1974年発行 朝日ソノラマ・サンコミックスの本作の単行本。
カバーのデザインが凄くお洒落な単行本だった。
 
まだアニメブームは来てなくて、松本零士は非常にマイナーなマンガ家で、講談社コミックスの『男おいどん』、『ワダチ』、小学館コミックスの『戦場漫画シリーズ』(まだ3巻までしか出てなかった)、そして秋田書店サンデーコミックスで松本あきらの名前で『潜水艦スーパー99』、いろいろなマンガ家がリレー競作方式で忍者マンガを描いた『忍法十番勝負』、そして、松本零士がカバー・口絵・イラストを描いたハヤカワSF文庫とかくらいしか情報がなかった。
僕は松本零士に飢えていた。
 
すぐさま立ち読みをして、お小遣いが溜まったら購入した。
購入するまでは、誰かに買われてしまうのではないかとドキドキした。
 
内容自体は、たわいもない。
マンネリパターン化した各話読み切りエピソードが続くSFスラップスティック漫画。

ただ、出て来る様々な女性キャラ(アンドロイド・ユキ含む)がとても魅力的。

そのためだけに描かれ、読まれたマンガと思えば良い。
根暗な中学生だった僕には、宝物の様なマンガになった。
 
で、どうして小学館からこのマンガが大判カラーで発刊されたのかがよくわからない。
もしかしたら、もう松本零士先生が死にかかっていたりする?なぞと不穏な事を想像してしまう。
 
あ、小学館さん、『カムイ伝』の増刷もお願いしますね。
電子書籍は嫌なので…
オンデマンドでも良いですよ。

iPhoneのLightning-USBケーブルの外装皮膜が破れた

タイトルの通り。

iPhoneのLightningケーブルの外装皮膜が破れた。

寝る時に充電しながらネットしてそのまま寝落ちし、寝返りの時に引っかけて無理に引っ張ったりしたのがいけないのだろう。

 

外装皮膜が破れたくらいで使えなくなるわけではないのだが、こういう状態で放置しているのは、服を脱いで下着のままの状態みたいなものだ。

リスクを放置している状態で、だらしなくて恥ずかしいし、内側の各線の皮膜が破れた場合には短絡から実際に機器を壊す可能性がある。

 

手軽に熱収縮チューブを使う事にする。

近所のホームセンターで熱収縮チューブを買ってくる。

199円

100均でも売っているらしいのだが、残念な事に近所に手軽な100均がない。

ケーブルの太さとLightningコネクタの太さを勘案して、外形φ6.8mm収縮時3mmのサイズを選ぶ。

 

それなりの長さに切って、被せてみる。

本当にφ3mmに収縮するのかなと思いながら、ドライヤーで風を当ててみる。

ドライヤーの温度が低いのかなかなか収縮しない。

収縮温度は90℃になっているから、キューティクルを傷つけない様になっている最近のドライヤーでは温度不足なのかも知れない。

10分くらい奮闘して、こうなった。

 

どうも収縮不足の様な気がする。

火で炙るとか、お湯をかけるとかの方法を考えた方が良いのかも知れない。

しかし、失敗したらケーブルをやってしまいそうなそういう方法は怖くてできないヘタレなオヤジなのだった。

 

<追記>

この記事を書いている時に、

USB 休園

というニュースを目にした。

あ、USJを間違えたな。

と思ったが、日本の話ではなくてユニバーサルスタジオ北京の話だった。

 

中国の人はインターフェース規格のUSBと、ユニバーサルスタジオ北京のUSBをどう区別しているのだろう??

■書評 濱口桂一郎『ジョブ型雇用社会とは何か 正社員体制の矛盾と転機』岩波新書2021/9/17

 

 

定年退職し再雇用に挑むに当たって、いろいろと本を読んだ。

 

この本はその中の一冊。

会社に雇われて働くとはどういうことなのか?

という事を改めて考えながら読んだ。

 

近年、国会やマスコミで話題が出る、ジョブ型雇用というのが本当はどういうモノなのかを解説した本。

 

ジョブ型雇用に対する反対概念が、メンバシップ型雇用。

従来の日本の一般企業における雇用は、基本的にはほぼ全てがメンバシップ型に基づく終身雇用制だと考えて良い。

業務内容や勤務地を固定せずに採用され、採用された中で様々なジョブに割り振られ、複数のジョブを渡り歩いて管理職・経営層に昇進していく。

 

一方、欧米の雇用制度はジョブ型。

先にジョブ(業務)があって、それに合わせて内外から人選を行う。

昇進は雇用のしなおしになる。

いつまでも同じ会社に居ても昇進するとは限らない。

 

不思議な事に、日本の労働関係の法律はジョブ型雇用を前提として欧米の法律を修正して作られ修正されて来た。

そうした法律をメンバシップ型雇用に適用して運用しているものだから、いろいろと無理や矛盾が発生する。

それらの無理・矛盾が顕著に顕れたのが、男女雇用機会均等法とか、障碍者の雇用とか、外国人労働者の受け入れとか。

 

あぁ、なるほどなぁ…

産業の興隆に合わせて労働力が再配置できない一因も、こうした労働法制の矛盾にあるんだろうなぁ。

そうしたメンバシップ型雇用が生み出す人事評価の歪みや事業の硬直性に関しては、前職で見てきたので本書の内容についてはかなり納得性がある。

そうした歪みがイヤで、雇用延長の申し入れを蹴り新しい会社に再就職した次第…

 

しかし多くの企業は未だにメンバシップ型の組織風土なので、そういう60歳前後の就職事情は厳しかったというのも現実だ。