本中毒、映画中毒、仕事中毒、そして...恋愛中毒 -5ページ目

またVAIOが壊れた話

使っているノートPC VAIOが壊れた。

2回目。

前回と同じ症状。

 

ハードの故障。冷却ファンが回らなくなる。

暫く動作した後にCPU(?)が過熱し、安全装置が働き、突然電源が落ちる。

シャットダウンするのではなく、いきなり落ちる。

性能、サイズ、重さには満足しているのだけど、信頼性が低いのは困る。

とても困る。

作業中のデータは失われるし、そもそも作業が出来ない。

 

2回目なので、前回 (21/11) にきちんと修理してくれたのかしら? 

とか、

もしかしたら冷却ファンに設計的な欠陥があって、壊れるべくして壊れているのではないか?

などと不安になる。

前者ならまだしも、後者の場合には、また1年以内に壊れるという事になる。


長期保証プログラムの保証期間内なので修理は無料だが、機会損失はどうにもならぬ。

修理に出すと10日~2週間ほどかかる。

家に居ればデスクトップを使えば済む話だけど、出先ならどうにもならない。

もう少しお金をだして、Panasonic Let’s NOTEにしておくべきだったか…などと後悔する。

 

家人が自分専用のノートPCを欲しがっているし、

デスクトップPCもそろそろアップデートが必要になっているし…

バックアップ用ノートPCの購入をすべきか、否か…

転職して収入減ったのに大丈夫かなぁ…と悩ましい。

ハンサムスーツ

この3週間ほど在宅勤務が続いているので、仕事が始まるまでの時間に民放の朝のニュースショーを観る機会があった。

 

テレビ朝日の「羽鳥慎一モーニングショー」というのが、なかなかに最低だ。

コメンテーターの玉川徹と長嶋一茂が、お題に関して妙な自慢を延々と話す。

二人とも変に偉そう…

彼らは専門家でもないので体系的な知識を得られるわけでもなく、如何にも外野から勝手な事を言っている感じがして、こちらの情報収集と言う意味では邪魔だ。

少し黙っていれば良いのにと思うのだが…常にマウントを取って注目されていないと満足できない、そういう精神疾患なのかも知れない。

非常に不快。

しかしながら、ずっと起用されている事を鑑みると、そういう風なのも一定の需要があるのか?

それとも番組スタッフ内の狭く閉じた中で、変な形で権威・権力を持っていて、変えられないのか?

 

まぁ、他人を変えることは出来ないが、自分を変える事は出来る。

さっさとチャンネルを回して、フジテレビ系の「めざまし8」のハンサムスーツを観るだけ。

ハンサムスーツは出しゃばり過ぎないという所でもハンサムなのだった。

 

 

時々、意図せずして、とんでもない暴言を吐くらしいけれど…

■映画『シン・ウルトラマン』 2022日本

『ウルトラマン』のリメイク映画『シン・ウルトラマン』を観た。

 

実は観たのは、封切り間もない5/17だったのだが、ネガティブな印象を持ったので、あまりブログを書くモチベーションが湧かないままひと月以上が経ってしまった。

 

総指揮・脚本が庵野秀明、監督が樋口真嗣

 

この二人に対する僕の印象

庵野秀明はカットの構図・テンポが物凄く上手くて観ていて気持ちいい。脚本もそれなりに練ってくる。

一方、樋口真嗣は特殊効果だけは凄いのだけど、カットは冗長。監督としては無能。

脚本が庵野だし、特撮映画だから樋口も悪い部分をあまり出さずに、まぁそれなりの映画になるんやないかなぁ…などと、予想していた。

 

 

先に書いたようrに、作品の印象はかなりネガティブなものになった。

ストーリーの大筋がかなり良かっただけに、細かい脚本と演出の粗がとても目についてしまった。

 

 

まず、悪い点1

どうしようもなく、カットの構図が凡庸で、テンポが重かった。

予告編で見られるような、如何にものシーンはそれなりのテンポや構図で展開するのだが、その他のシーンではカットが長すぎる印象を受けた。これは特撮シーンも含めての印象だ。

樋口真嗣の悪い傾向がモロに出たと思っている。

 

これは僕の考えなのだが、色々なシーン・カットには視聴者がちょうど満足する時間/コマ数というものがある。

その時間/コマ数は、視聴者が内容を理解するのに必要なそれより少しだけ長い。

で、映画のそれぞれのシーン・カットは、そのちょうど満足する時間/コマ数を、絶対に超えてはいけない。

越えてしまった場合、視聴者はその作品を冗長に感じ、作品への集中は途切れ他の事を考える。

作品に対する心理的評価は大きく損なわれる。

できれば、満足するよりも短く、理解するのに必要なより少し長く設定するのが良い。

 

庵野秀明は、それをギリギリまで、場合によっては視聴者が理解できなくなるまで、短く削り、多くの情報を入れる。

 

逆に、樋口真嗣は、、映像を視聴者が満足するよりも長く見せようとする。
ほらこんなカットも見たいでしょ。ほろもう少し長く見たいでしょ。

と、サービスしすぎる。

ずっと特撮畑を歩んできたせいで、せっかく作ったカットを1コマでも長く見せたいのかも知れない。

 

思い出してみれば、アマチュア時代、庵野秀明の『帰ってきたウルトラマン』と、樋口真嗣の『八岐大蛇の逆襲』の時から、そうした二人の差異は明確に見て取れる。

(庵野秀明は『帰ってきたウルトラマン』の監督を途中でクビになるのだが…)

 

 

次に悪い点2

長澤まさみが演じる仕事をバリバリするキャリアウーマンのイメージが気になった。

ヱヴァンゲリヲンの葛城ミサトの焼き直しの様な、女のカッコをしたオッサンみたいな脚本。

ステレオタイプなすこし笑いを取れる設定なのだが、これが作品全体の持つ結構シリアスな部分を大きく痛めてしまった様な気がする…

 

 

さて、良かった点、というより興味深かった点。

まずなんと言っても山本耕史のメフィラス。

僕の中では、山本耕史は堀北真希の旦那だったのだが、そのイメージをすっ飛ばして、

山本耕史 = メフィラス

になった。

あの人を誑し込んでいそうで慇懃無礼な笑顔。

はまり役だと思う。

NHKの大河ドラマ『鎌倉殿の13人』で山本耕史が出てくる度に、

「あ、メフィラス!」

と声をあげてしまっているのは、僕だけではあるまい。

 

 

この作品は一部で指摘されているように、『安全保障』をテーマとした映画だ。

メフィラスはおそらくサイレントインベージョンを企む中華人民共和国、そしてウルトラマンやゾーフィは米国のメタファー。

メフィラスがネット上に拡散されてしまった長澤まさみの画像データを削除する様は、中国の徹底した情報統制を想い起させるし、ウルトラマン達の方がβカプセルを小型で作る事ができるのは、米国と中国の現状の技術力の差である。

そう考えながら観ると、これかなり切ないヒロイックな映画になる。

 

 

 

<追記> 2022/6/30

 

 

 

ネタバレになると思って、詳しく書かなかったのだが…

東宝の公式で既にネタばらししてしまっている様なので、書く。

今回の作品、ウルトラマンが最後に戦う相手はやはりゼットン。

上記動画にもある様に、ゼットンはゾーフィがM78星雲から持ってきた天体制圧用最終兵器。

ウルトラマン達の母星は、βカプセルを用いて巨大化し戦闘可能になる地球人を危険と判断、そうした科学力を手に入れる前に消去するためにゾーフィにゼットンを持たせて地球に送った。

という展開になっている。

ここら辺の理論は、劉慈欣『三体Ⅱ』の黒暗森林理論と通じる。

ただ、この理論を視聴者に理解させるほど脚本がこなれている様な気がしない。

どれほどの視聴者が理解できるのだろう…

 
翻って、ゾーフィやウルトラマン達が米国のメタファーだと考えたとき、安全保障を米軍に頼っている我々の現状は、かなり危うい綱渡りなのだと気が付く。
現在は日米はある程度の利害を共有しているが…
異なった利害を持ったアフガニスタンやイラクがどういう事になったかは忘れてはいけない。