本中毒、映画中毒、仕事中毒、そして...恋愛中毒 -7ページ目

営巣地

 

駅から自宅までの道の横に池がある。

池の周りはある大手企業の私有地で、ちょっとした林の様になっていて高い木が生えている。

サギがその木の枝に集団で巣を作り、コロニーを形成している。

大都会のベッドタウンの住宅地のすぐそばに、そんな営巣地があるのは意外な感じだ。

 

夜に通ると、巣に居るサギたちがゲコゲコと声を上げていて、知らない人にとってはかなり怖い。

 

その営巣地…

今の季節は問題ないが、暑くなってくるとサギたちの糞の匂いが道路にまで漂って来る。

臭い。

 

池は、バス通りと国道が立体交差する角にあって、車や人の往来も多いので、住宅地の中のコンビニ・弁当屋とかの店には良い条件の筈なのだが、営巣地の匂いのせいで空き家や駐車場になっている。

少し前までは池の向かい側にコンビニがあったのだが、廃業して空き家になってしまい、その後次の事業者が決まらないままだ。

歩きスマホ

定年退職に伴い転職した。
 

路線バスの通勤手当支給基準が、前の会社では1.5kmで家から最寄り駅まで路線バスを利用できたのだが、新しい会社では2.0km。
路線バスを利用できなくなった。

 

さて、バスを使わずに駅まで歩くと、歩きスマホをする人に出会う。
朝の出勤時にはそうでもないのだが、夕方の帰宅時には薄暗くなって視界が悪くなっているのにも関わらず、かなりの数の歩きスマホを見かける。
スマホで何をしているのかとそっと覗く。

彼女(?)と通話をしているお兄ちゃん
SNSをしている女子中学生
電子書籍やマンガを読んでいる人
ゲームをする人…

50歳くらいのおっちゃんがパズドラをしながら歩いていた時には、いろいろな意味で感心した。
画面を捏ねくり回す様なゲームを、歩きながら遊ぶ器用さ
歩きながらでも遊びたいほど、彼のゲームは面白いのだろうか…etc

歩きスマホはどちらにしてもかなり危ない。
周りの人にも迷惑をかけている。
(歩きスマホをしている人には、おそらく周りに迷惑をかけている自覚がない)
止めた方が良い。

■マンガ ナガノ『ちいかわ』

 

 

 


『ちいかわ』というのは、かわいいキャラがほのぼのするだけの作品かと思っていたのだが、原作を読んでみるとその印象はかなり違う。

本当に初期の内だけ上記の様な印象だったのだが、ページが進むにつれ、世界は拡がるのと同時に深化していく。
その作品世界は、結構複雑な社会構造を持っており、それぞれのキャラは出自や精神に闇や課題を抱えていて、そして結構ハードなストーリーが展開する。
作者がどこからそれを思いついたんだろう…という非常にぶっとんだネタも満載で、そのネタを無理なく成立させることのできる世界をきちんと構成している。
 
原作は1回1ページ分くらいの読み切りの体裁をとりながら、Twitterで週に3~4ページ公開。
1ページ読み切りの体裁を取っているのだが、実は関連がはっきりしないまま、結構長いページに渡ってストーリーが続いている場合もある。
そうしたストーリーの行間から読者は上述の様な作品世界を読み取る。
 
説明を極力減らし、読者の読解や創造に任せるというのが、このマンガのミソ。
今までのマンガで記号化された来た演劇的・映画的な表現とは違う、より原始的なノンバーバルな表現形式で、ストーリーをどこまで表現/展開できるのか…作者はかなり意識的に実験的にそれに取り組んでいる。
メインキャラの3匹(ちいかわ(1巻表紙)、ハチワレ(2巻表紙)、ウサギ(3巻表紙))の中で、言語を操れる=セリフを話せるのはハチワレだけと言うのも、ノンバーバルな表現形式を取らないといけなかった要因かもしれない。
 
そして人は、行間を読めば読むほどその作品に惹かれてゆく…
YouTubeとかには既に作品を解説する動画がいっぱい上がっている。
ネット上にコミュニティが出来て、それがバズるのも作者の狙い通りなのかも知れない。
 
どちらにしても、その表現方法、新しいメディアを使った拡がり方etc…かなり要注目なマンガと思う。
 
 
 

その『ちいかわ』がアニメ化されて、フジテレビの『めざましテレビ』で毎週金曜日7:40頃に放送されている。

原作マンガ1ページ分の短い小ネタを30秒くらいのアニメにして、それを2本、合計1分くらいを放送する。

 
心配なのは、上記の様に長いページ渡り続くストーリーによる深い作品世界を、週に1分だけのアニメで表現できるのだろうか?というところ。
5分(=10ページ)くらいは欲しい感じ。
マンガの全てをアニメにする必要はないのだが、マンガの持つ魅力は全てアニメにするべきだ。とは思う。
めざましテレビは場合によっては放送枠を拡大するのだろうか…