『シャトー・カントナック詳解』

　シャトー・カントナック　

　　　　　　　　　Chateau Cantenac

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Saint Emilion Grand Cru

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　AOC　Saint Emilion Grand Cru

～｢喜ばしき場所｣｢魔法の地｣を意味し、ラテン語に起源。

セカンド　　　　　　　シャトー・カントナツク・セレクション・マダム

　　　　　　　　　　　　　　　Chateau Cantenac Selection Madame

畑　面　積　　　　１９．０ha
年間生産量　　　５．５万本

オーナー　　　　　　ニコル・ロスカン・ブリュノ

　　　　　　　　　　　　　　Nicole Roskam Brunot

作付割合　　　　　　メルロー７５％　カベフラ２０％　カベソー　５％　

平均樹齢　　　　　　３８年

植栽密度　　　　６，６００本/ha

収　　　量　　　　４５hl/ha

醗酵・マセレーション　醗酵１０日間、マセレーション２０日間

新　樽　率　　　　　４０％

樽　熟　成　　　　　１２ケ月、７０％は樽、３０％は槽。

コラージュ　　　　不　定。

濾　　　過　　　　不　定。

飲み頃の続く期間/　収穫後５年から８年

　評　価　ボルドー第４版より　重要なヴィンテージ　補記

○　２００１年　PP８６～ＰＰ８８　Wine Advocate

　果実味が主導権を握っているサン・テミリオンは、メルロー８０％、カベルネ・フラン１５％、カベルネ・ソーヴィニョン５％で造られており、この２００１年は熟したチェリーの果実、スパイシーなオーク、ハーブ、西洋杉、土を見せる。ミディアムボディでまろやか。最終試飲２００３年１月　　予想される飲み頃　２０１０年まで　

○　２００３年　PP８５～ＰＰ８７　Wine Advocate

　カントナックはクリマと呼ばれる特別なキュヴェも造っている。私が試飲した時はやすりのようにタニックで出ししぶりをするワインになっていたので判定は不可能だったが、レギュラー・キュヴェの方は確実にエレガントで、魅惑的で、ミディアムボディで、たっぷりのブラックチェリーの果実と織り混ぜられた乾燥ハーブ、土、スパイシーな樽香がある。　予想される飲み頃　２０１０年まで　

○　２００５年　PP８５～８８

○　２０１０年　PP８６～８８　Wine Advocate　May 2011

　ブラックカラントとブラックチェリーの特徴は、この光からミディアムボディのよく造られた努力に現れます。愛らしい質感だけでなく、魅惑的な仕上げ。

　予想される飲みごろ　２０１９年まで　