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AOC コルトン・シャルルマーニュのワイン その1

      AOC コルトン・シャルルマーニュのワイン その1

         AOC Corton Charlemagne
                    Commune  Aloxe Corton
                    Commune  Ladoix Serrigny
                    Commune Pernand Vergelesses 

 

5

県    名    コート・ドール Cote d'Or

地 区 名    コート・ド・ボーヌ Cote de Beaune

Appellation      Appellation Communales/村名アペラシオン
格 付 け     Grand Cru

栽培面積     白  51.68ha

生 産 量    2,167hl
基本収量     40hl/ha

最低アルコール濃度 12%

葡萄品種    シャルドネ

飲み頃      12年~20年、良年は25年~30年

村名ワイン
 〇 AOCコルトン・シャルルマーニュ(基本収量 白40hl/ha) 
  格落ち
 〇 AOC アロース・コルトン(基本収量 白45hl/ha)
 〇 AOC ラドワ・セリニ(基本収量 白45hl/ha)
 〇 AOC ペルナン・ヴェルジュレス (基本収量 白45hl/ha)


Ladoix Serrigny~ラドワ・セリニ、Aloxe Corton~アロース・コルトン、
Pernand Vergelesses~ペルナン・ヴエルジュレスの3コミューンに跨っている。
 

        クリマ(Climat)  Grand Cru
Commune Pernand Vergelesses~ペルナン・ヴエルジュレス
○ En Charlemagne~アン・シャルルマーニュ 17.25ha
Commune Aloxe Corton~アロース・コルトン
○ Le Charlemagne~ル・シャルルマーニュ 16.94ha
○ Les Pougets~レ・プージェ            9.82ha
○ Les Languettes~レ・ランゲット        7.23ha
○ Le Corton~ル・コルトン            11.67ha
○ Les Renardes~レ・ルナルド          2.89ha
Commune Ladoix Serrigny ラドワ・セニエ
○ Basses Mourottes~バス・ムロット        0.95ha
○ Hautes Mourottes~オート・ムロット       1.92ha
○ Le Rognet et Corton~ル・ロニェ・エ・コルトン 3.17ha

2001
1-1

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3
3-2


◎ ワインの特徴
 若いうちは淡い金色、年とともにで緑を帯びている。熟成を経ると、琥珀色、黄色になる。この上なくデリケートで、ブーケはバター、リンゴのオーブン焼き、柑橘類、パイナップル、菩提樹、シダ、杜松(ねず)のみ、シナモン、火打石などを思わせる。蜂蜜もよく感じられる。古酒(25年から30年まで)は、なめし革やトリュフの香り。グラスも口のなかも力強さで満たされる。圧倒されるほどChardonnayが凝縮し、気品があり、バランスがとれている。品種の魅力が、これほどまでに terroir と密接であるのも珍しい。 ブルゴーニュ・ワインがわかる。マット・クレイマー著

 コルトン・シャルルマーニュはこの世で最も劇的なシャルドネである。コルトンの丘の神がかった立地のおかげでコルトン・シャルルマーニュには強い果実味がのる。がしかし、そのせいで劇的というのではない。テロワールの味わいもまことに強く、これと肩を並べ、しのぎうるのはシャブリのグラン・クリュ、シュヴァリエ・モンラッシュ、ル・モンラッシュだけだが、それはやはりテロワールのみのせいではない。果実味とテロワールが手を結び、グラスの中で見事なドラマを演じるからだ。ただ、公平にみてコルトン・シャルルマーニュには1点欠けるものがある。ル・モンラッシュ、ムルソー・ペリエール、シュヴァリエ・モンラッシュに比べると、細やかな味わいを持たないようだ。
 良いコルトン・シャルルマーニュが堂々たる姿を現すには8ないし10年の歳月がいる。但し、若くてもとろけるような味わいなので、飲むのが早くても責められる義理はない。
 マリアージュは濃厚さを重ね合わせてくれるものが良い。

      ブルゴーニュ・ワインがわかる。マット・クレイマー著

 コルトン・シャルルマーニュは、歳をとると黄金色に輝き、香りを嗅いだだけで陶酔に誘う蜂蜜のような官能美を持っている。香りと風味の両方にヘーゼルナツツをしのばせるような趣がある。ポケット・ブック「ブルゴーニュ」 
の著者セレナ・サトクリフ女史は「火山のような強烈なリッチさ」と称え、「ブルゴーニュ・ワインがわかる」のマット・クレイマーは「果実味とテロワールがグラスの中で見事なドラマを演じる」と称賛している。
 ブルゴーニュ・ワイン 山本博著


◎ テロワール
 急勾配の斜面(20~23%)でコルトン山の最も高い位置に地質の分断があり、Ladoix-Serrigny と Meursault の間はより若い1億4500年前のジュラ紀地層。泥灰土で色はさまざま(黄色、オーク、褐色)で、粘土を豊富に含む。浅いレンジヌの下に白い石灰岩と泥灰土が交互の層になっている。Corton (ほとんど赤ワイン) は中腹の斜面で、かなり異なる表土で造られている。  ブルゴーニュ・ワインがわかる。マット・クレイマー著


◎ コルトン・シャルルマーニュの畑にシャルドネが植えられたのは1800年代後半であり、ルイ・ラトゥールの祖祖父がシャルルマーニュの畑に植えたのが最初とされています。味は「はしばみ」の味に例えられることも。

       AOC シャルルマーニュのワイン
           AOC Charlemagne
                Commune  Aloxe Corton
                Commune Pernand Vergelesses                                            
 
○ En Charlemagne~アン・シャルルマーニュ 17.25ha
○ Le Charlemagne~ル・シャルルマーニュ 16.94ha
○ Les Pougets~レ・プージェ            9.82ha
○ Les Languettes~レ・ランゲット        7.23ha
○ Le Corton~ル・コルトン            11.67ha

◎ 葡萄品種もシャルドネ以外が認められているようですが、AOC Charlemagne名でリリースしている方はいないようです

 

AOC コルトン・シャルルマーニュのワイン その2 こちらへ

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AOC コルトン・シャルルマーニュのワイン その2

      AOC コルトン・シャルルマーニュのワイン その2

         AOC Corton Charlemagne
                    Commune  Aloxe Corton
                    Commune  Ladoix Serrigny
                    Commune Pernand Vergelesses 

 

◎ 注目生産者


〇 Domaine Bonneau du Martray~ドメーヌ・ボノー・デュ・マルトレ

 

 どこからみてもコルトン・シャルルマーニュを代表するドメーヌ。当主ジャン・ル・ボー・ド・ラ・モリエールによれば、ドメーヌの大区画にはシャルルマーニュ大帝が持っていた畑が含まれるという。アン・シャルルマーニュとル・シャルルマーニュの畑の真ん中という抜群の位置を考えると、いかにもそうだと思われる。コルトン・シャルルマーニュを数本並べてみると、ボノー・デュ・マルトレのものは必ず上位を占める。みずみずしく、独特の触感を持ち、あくまでも芳醇という、まさに期待通りの味わいで、また熟成ぶりも見事である。いつも素晴らしいコルトン・シャルルマーニュの一つだろう。

   ブルゴーニュ・ワインがわかる。マット・クレイマー著

 

 60 Louis Latour~ルイ・ラトゥール

 コルトン・シャルルマーニュの総本山ともいうべき存在で、10㏊もの区画を持つ大地主。当然のことながら、ラトゥールのそれは世界中で最もよく知られている。たいていの人はこれを飲んで初めてコルトン・シャルルマーニュを知り、時にこれ以外を知らない。それで良かったとも言えるし、良くないとも言える。赤白を問わず、全てのラトゥールのワインは作風が軽めになっている。だからといってワインが本来の特徴やメリハリを持たないということはなく、むしろ豊かなほどである。が、もっとあっても良いと思うのは、ワインに薄まった感じがするからで、このことはコルトン・シャルルマーニュにも当て嵌まる。つねに満足のゆく出来栄えではあるものの、ほかの模範的作品を並べて味わってみると、モノラルからステレオにかわるようである。これは残念なことだ。ルイ・ラトゥールにはコルトン・シャルルマーニュ最高の作り手と目されるチャンスも歴史的背景も申し分なく揃っているのだから。

   ブルゴーニュ・ワインがわかる。マット・クレイマー著

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〇 Bouchard Pereet Fils~ブシャール・ペール・エ・フィス
 ブシャールはコルトン・シャルルマーニュに3㏊余りの区画を持つ大地主で、良いワインを造るが、見事とは言えない。本来の特徴と深みを持たないことが多いからだ。コルトン・シャルルマーニュは生まれつき豊かな味わいを持つので、これだけ飲む分には満足は行くのだが、収穫年をそろえてボノー・デュ・マルトル、トロボー、コシュ・デュリらのものと競い合うと、どうしても遠く及ばない。

   ブルゴーニュ・ワインがわかる。マット・クレイマー著
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〇 Domaine Jean Francois Coche Dury~ドメーヌ・ジャン・フランソワ・コシュ・デュリ
 ムルソーの作り手だが、1986年に0.33㏊の畑を買った。ごく狭い区画から生まれるコルトン・シャルルマーニュは、底知れない深みを持つ。コシュ・デュリのいかめしい作風をうつして、育つのにかなりの熟成を要することが明らかだが、早くも濃密な味わいと、鮮やかな輪郭までが感じられる。但し残念なことに異様に高値がついている。コシュ・デュリの評判のせいだが、正直なところ取引業者ががめつく儲けすぎだろう。
ブルゴーニュ・ワインがわかる。マット・クレイマー著

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〇 Joseph Drouhin~ジヨゼフ・ドルーアン
 コルトン・シャルルマーニュはドルーアンが誇る白ワインの一つで、柔らかいが張りのある作風は、見事にこのワインと調和する。驚かれるかもしれないが、同じ年の、ボーヌ「クロ・デ・ムーシュ」と比較試飲するのも為になる。両者は別物だけれど、不思議な近親相似がみられる。

  ブルゴーニュ・ワインがわかる。マット・クレイマー著
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〇 Joseph Faiveley~ジョゼフ・フェヴレ
 ニュイ・サン・ジョルジュのネゴシアンだが、目の覚めるようなコルトン・シャルルマーニュを作る。絢爛たる味わいは濃厚で、しかもはりがある。ただ惜しいことに極めて量が少ない。フェヴレには0.30㏊の区画があり、知る限りワインはこの自社畑だけから生まれる。
ブルゴーニュ・ワインがわかる。マット・クレイマー著

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〇 Hospices de Beaune~オスピス・ド・ボーヌ

 オスピスではコルトン・シャルルマーニュの寄進畑を一つだけ仕込んでいるが、このため競売会ではどうしても最高値が付く。地積台帳によれば、アン・シヤルルマーニュの畑にある0.47haの区画である。ワインはたいていとても優れている。キュヴェ・フランソワ・ド・サラン

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〇 Louis Jadot~ルイ・ジャド
 ジャドは素晴らしいコルトン・シャルルマーニュの作り手だが、ワインにはやはりその作風が如実に表れる。若いうちは固く閉ざされているようで寄り付きにくく、長い熟成がいる。ボノー・デュ・マルトレやトロ・ボーのそれのように煌びやかな感じはないものの、このワインらしいクリームのように滑らかな舌触りがあり、なによりも繊細な味わいと、テロワール特有の風味を持っている。ブルゴーニュ・ワインがわかる。マット・クレイマー著

 61
〇 Domaine Georges Roumier~ドメーヌ・ジョルジュ・ルミエ
 シャンボール・ミュジニのドメーヌだが、ベルナン・ヴェルジュレスに入る西向きのアン・シャルルマーニュに、わずか0.2㏊の狭い畑を持つ。クリストフ・ルミエが残念そうに認める通り、この立地からは真に絢爛たるコルトン・シャルルマーニュを作ることはできない。それでもルミエは並みのはずれた腕を振るって、優れた個性あふれる張りの強いワインを作っている。だが、量の少なさも並ではない。
ブルゴーニュ・ワインがわかる。マット・クレイマー著

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〇 Domaine Tollot Beau~ドメーヌ・トロ・ボー
 見事な赤のコルトンの方がはるかに有名だが、コルトン・シャルルマーニュは誠に忘れがたいものの一つ。あくまで緑がかった黄金色をたたえ、甘美この上なく、深遠な味わいで、石を感じさせる後味はいつ果てるとも知れず、望むだけ続きそうだった。トロ・ボーの所有畑は0.24㏊。
ブルゴーニュ・ワインがわかる。マット・クレイマー著

 69
 

AOC コルトン・シャルルマーニュのワイン その1

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AOC コルトン・シャルルマーニュのワイン その3

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         AOC Corton Charlemagne
                    Commune  Aloxe Corton
                    Commune  Ladoix Serrigny
                    Commune Pernand Vergelesses 

 

◎ Corton Charlemagne エチケット
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AOC コルトン・シャルルマーニュのワイン その4

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         AOC Corton Charlemagne
                    Commune  Aloxe Corton
                    Commune  Ladoix Serrigny
                    Commune Pernand Vergelesses 

 

 Corton Charlemagne エチケット
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AOC コルトン・シャルルマーニュのワイン その5

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         AOC Corton Charlemagne
                    Commune  Aloxe Corton
                    Commune  Ladoix Serrigny
                    Commune Pernand Vergelesses 

 

◎ Corton Charlemagne エチケット

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AOC サヴィニ・レ・ボーヌのワイン索引

        AOC サヴィニ・レ・ボーヌのワイン索引

 

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AOC サヴィニ・レ・ボーヌのワイン その3 こちらへ Premier Cru

AOC サヴィニ・レ・ボーヌのワイン その4 こちらへ 葡萄畑 クリマ

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AOC サヴィニ・レ・ボーヌのワイン その6 こちらへ 葡萄畑 クリマ

AOC サヴィニ・レ・ボーヌのワイン その7 こちらへ  葡萄畑 クリマ

AOC サヴィニ・レ・ボーヌのワイン その8 こちらへ  村名ワイン(格付けなし)

AOC サヴィニ・レ・ボーヌのワイン その9 こちらへ 村名ワイン(格付けなし)

AOC サヴィニ・レ・ボーヌのワイン その10 こちらへ 村名ワイン(格付けなし)

 

 

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AOC サヴィニ・レ・ボーヌのワイン その1 

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                         AOC Savigny Les Beaune                                                                 

                    CommuneSavigny les Beaune

 

5
 

県    名    コート・ドール Cote d'Or

地 区 名    コート・ド・ボーヌ Cote de Beaune

Appellation      Appellation Communales/村名アペラシオン
格 付 け    Premier Cru
栽培面積     赤 249.96ha 内1er Cru 132.23ha

         白   38.89ha 内1er Cru  11.03ha

生 産 量    赤 12,435hl  内1er Cru  5,006hl
          白 1,881hl  内1er Cru  477hl

基本収量     赤 40hl/ha

         白 45hl/ha

最低アルコール濃度

      赤 10.5% 1er Cru又は区画名付き11% 

      白 11%   1er Cru又は区画名付き11.5%

葡萄品種 
        
赤 ピノ・ノワール、

          補助品種~Cepages Accessoires シャルドネ、
          
ピノ・ブラン、ピノ・グリ以上3種で15%以内

      白 シャルドネ、ピノ・ブラン

飲 み 頃      赤 3年~10年
          
白  3年~8年

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村名ワイン(Appellation Communales) 
 〇 AOC サヴィニ・レ・ボーヌ(基本収量 赤40hl/ha・白45hl/ha) 

 〇 補助的表記 サヴィニ・レ・ボーヌ・コート・ド・ボーヌ

     歴史的経緯により、赤ワインに限りコート・ド・ボーヌの内16
     コミューンは原産地名+コート・ド・ボーヌを名乗れる。

 〇 AOC コート・ド・ボーヌ・ヴイラージュ

     コート・ド・ボーヌの内、16コミューンはAOC コート・ド・ボー
     ヌ・ヴイラージュ
をも名乗れる。主としてブレンド・ワイン。

格落ち、地方名ワイン(Appellation Generales)
 〇 AOC ブルゴーニュ(基本収量 赤55hl/ha、白60
hl/ha)

 根拠法 
 2011年12月 5日政令第2011-1792号に於いて、AOC 
Savigny Les Beaune に続き premier cru表記が認められています。

 ワインの特徴

赤ワイン
  濃いチェリー色、ガーネットを帯びた紫紅色、ブーケは小さな赤や黒の果実(カシス、チェリー、キイチゴ)、花(スミレ)。ボディは控えめなタンニンがあり、味わい豊か。果実味は長く残る。まろやかでボリュームがあり、バランスと力強さがあり、エレガントで酸果桜桃を思わせる。


白ワイン
 エメラルドを帯びた黄金色、または淡い麦藁色で、花の香りは微笑がこぼれる芳香である。ブーケはバター、ブリオッシュで、レモン、グレープフルーツ、ときにミネラルもある。アタックは活力があり、ストレートでまじりけがない。オイリーで余韻もあり、ときには官能的なスパイス香もある。

 
◎ 位 置

 2つ折りのカードのように、景色はコルトン山とボーヌ~Beaune の間に広がる。Côte de Beaune は小さなロワン川の両岸で後方へ退く。非常に古くからある畑で、ブルゴーニュ公、近隣の修道院、マルタ騎士団に属した。14世紀の荘厳なシャトーがワインの名声の何よりの証拠である。1937年にAOCに認定。

 


 テロワール/Terroir
 標高250~400mのはじめはなだらかで上に行くと急な勾配の斜面。ロワン川の円錐の沖積地とコルトン~Corton の地質がある。ペルナン・ヴェルジュレス~Pernand-Vergelesses 側は、真南向きの斜面で、鉄分を含む魚卵状石灰岩がまざる小石が多い表土。斜面を下ると、褐色から赤い石灰岩がより粘土質になり小石も多くなる。正面は東で、石灰岩に砂が多い土壌である。


◎ サヴィニ・レ・ボーヌ(ボーヌの傍らの意)はありとあらゆるど土壌をもち、日照も最高の南東向きから北向き、北西向きまである。しかし、地理的には好ましくないといわれる北東向きのセルパンテール、ラヴィエールのワインが最高のワインを提供してくれる。

 

 

 

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AOC サヴィニ・レ・ボーヌのワイン その2 

     AOC サヴィニ・レ・ボーヌのワイン その2 

                         AOC Savigny Les Beaune                                                                 

                    CommuneSavigny les Beaune

 

◎  注目の生産者

〇 Domaine Simon Bize~ドメーヌ・シモン・ビーズ
 若きパトリック・ビーズはめきめき頭角を現し、極めて優れたレ・ヴェルジュレス、レ・マルコネ、オーメゲットなどを造り上げている。 ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー
70-1
〇 Domaine Chandon de Briailles~ドメーヌ・シャンドン・ド・ブリアユ
 コルトンで名をはせているドメーヌだが、本拠はサヴイニにあって、そのラヴィエールは2.59haの区画に生まれ、ほれぼれするような魅力を持つ。村名格のサヴイニも良い。模範的と言える繊細なワイン造りをしている。 ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー
70-1
〇 Domaine Bruno Clar~ドメーヌ・ブリュノ・クレール
 マルサネにあったクレール・ダユのドメーヌは1985年にルイ・ジャド社に売却されたが、子のブリュノ・クレールが自前のドメーヌを発足させた。その中に旧ドメーヌから引き継いだジャロン/ラ・ドミノードの区画が1.66haあった。美しく上品な造りのワインには、ジャロン特有の肉付きの良さがある。 ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー
71-1
〇 Domaine Maurice Ecard~ドメーヌ・モーリス・エカール
 サヴイニ・レ・ボーヌには模範になるようなワインを造る人が少なからずいる。モーリス・エカールもその一人。おおらかで気張ったところのない作風は、造りてのクセを感じさせない。そこにはテロワールの違いそのものが現れている。つくりは繊細だが力を秘めている。セルバンティエール(2ha)、ナルバントン(1.78ha)は見事なもので、ほかにレ・クルー、プイエもある。このほかにピノ・ブランだけから造る白のサヴイニも大変優れている。葡萄としてはシャルドネに到底かなわないとエカールは百も承知であるが、見かけることがあれば試してほしい。ドメーヌ・ルイ・エカールギュイヨ~Domaine Louis Ecard Guyotの名でもワインを造る。 ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー
72-1
〇 Domaine Pierre Guillemot~ドメーヌ・ピエール・ギュモ
 サヴィニの名手として名高い。ギュモの手になるセルパンティエールとジャロンは実に愉しいワインで、更に白はピノ・ブランだというのに、知る限り最高のサヴィニ・レ・ボーヌだった。ドメーヌ・アンヌ・マリ・ギュモ~Domaine Anne Marie Guillemotの名で出ているのは同じワインである。ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー
80-1
〇 Hospices de Beaune~オスピス・ド・ボーヌ
74-1
〇 Leroy~ルロワ
 どういうわけかこのネゴシアンが造るサヴイニは、極めて濃厚で果実味が強く、他のものと感じが違う。ビーズ・ルロワ夫人はいったいどこからこういうワインを見付けてくるのだろう。1985年のマルコネは、力強くチョコレートのようで、サヴイニとは思えないほど濃厚でありながら、なお優雅という、今も味わいの記憶がこだましてくるようなワインだった。この他では、特にセルパンティエールは、作柄と畑にもよるが同様の豊かさを持っている。ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー
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〇 Louis Jadot~ルイ・ジャド
 白のサヴィニ・レ・ボーヌは素晴らしい個性を持ち、見事である。ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー
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〇 Domaine Jean Marc Pavelot~ドメーヌ・ジャン・マルク・パヴロ
 ここもまたサヴィニにかけては遍く知れ渡っている。ナルバントンの区画は0.4㏊に僅かに足りないが、濃厚で、深く強いワインを生む。1.4㏊のオー・ゲットは肉付きが良く、ジャロン(ラ・ロード)の濃厚さはこの畑の典型と言える。ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー
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〇 Domaine Tollot Beaur~ドメーヌ・トロ・ボー
 ショレ・レ・ボーヌに本拠を置く声望高いドメーヌで、樹齢45年の葡萄から、かわいらしいレ・ラヴィエールを造る。またオー・フルノーの畑には単独所有のシャン・シュヴレ~Champs Chevreyがあるが、あいにくアメリカには来ない。欠点を挙げるなら、オーク風味がちなトロ・ボーの造りをワインが支えきれていない。澄み切った果実とテロワールの風味とを秘めているだけにこのことは惜しまれる。ブルゴーニュワインがわかる マット・クレイマー
5
  

 

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AOC サヴィニ・レ・ボーヌのワイン その3 

     AOC サヴィニ・レ・ボーヌのワイン その3 

                         AOC Savigny Les Beaune                                                                 

                    CommuneSavigny les Beaune

 

◎  Savigny Les Beaune Premier Cru
 
CruAux Guettes~オー・ゲット 14.08ha
Aux Clous~オー・クルー 9.92ha
Aux Serpentières~オー・セルパンティエール 12.33ha
Petits Godeaux~プティ・ゴドー 0.71ha
Aux Gravains~オー・グラヴァン 
6.14ha
Les Lavières~レ・ラヴィエール 17.66ha

Les Charnières~レ・シャルニェール 2.07ha
Les Talmettes~レ・タルメット 3.09ha
Aux Vergelesses/Les Vergelesses~レ・ヴェルジュレス  18.87ha
Aux Vergelesses~オー・ヴェルジュレス 15.38ha
Basses Vergelesses~バス・ヴェルジュレス 1.66ha
Aux Fourneaux~オー・フルノー 7.89ha
Redrescul~ルドレスキュ 0.55ha
Les Rouvrettes~レ・ルヴイレット 2.83ha

Les Jarrons~レ・ジャロン 13.79ha
  Les Hauts Jarrons~レ・オート・ジャロン
Les Narbantons~レ・ナルバントン 9.48ha

Les Marconnets~レ・マルコネ 8.33ha
Les Hauts Marconnets~レ・オー・マルコネha
Bas Marconnets~バ・マルコネ
Les Peuillets~レ・プイエ 
Bataillère~バタイエール 1.82ha

Champ Chevrey~シャン・シェブレ
La Dominode~ラ・ドミノード

◎ 
プルミエ・クリュのクリマについては16~22と様々なデータが見受けられます。レ・ナルヴァンドンの北側にロワンの小川が流れています。A6は高速道路のようです。

61
63
63-2
62
62-2

 葡萄畑 クリマ

〇 Aux Guettes~オー・ゲット
 この畑からはひときわ硬く、険しいサヴィニが生まれるようだ。土壌にはわずかな違いがみられるが、それで固く濃密な味わいになるとまでは言い切れない。土壌がどうであれ、オー・ゲットは長命で満足のゆくワインを生む。ゲット(物見)という名は畑の標高の高さからきたのだろう。 

20 5

1

 

 

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AOC サヴィニ・レ・ボーヌのワイン その4 

     AOC サヴィニ・レ・ボーヌのワイン その4 

                         AOC Savigny Les Beaune                                                                 

                    CommuneSavigny les Beaune

 

〇 Aux Clous~オー・クルー 
 セルパンティエールに連なる畑で、ワインはあまり見かけないものの、大変優れている。品格はセルパンティエールに譲るが、土壌に粘土の多いことが主な理由と思われる。色の深さはこちらのほうがまさりがちで(やはり粘土のせい)、硬い味わいになる。ペルナン側のサヴィニとしては最も濃密なもので、探し甲斐がある。

2227
〇 Aux Serpentières~オー・セルパンティエール
 地名は蛇の意とするものと、所有界が蛇のように曲がりくねっているとの説に分かれる。サヴィニの1級のなかで最も熱烈で薫り高く、しかしうつろいやすい魂を持つのがセルパンティエールである。このワインの色調や重さだけでは、味わいに強大な力がこもっていることなど思いもよらない。程良い深紅の色と軽い舌触りとに心和むのもつかのま、口の中には果実味がかたく凝り固まって、追えども逃げない心地がすることだろう。1級の中ではひときわ高い品格をもつが、テロワールのきつさも持て余すほどで、これを地元のひとはワインに「火」があるという。畑は真南を向き、砂利がちである。

29-5502
45 70
47
〇 Petits Godeaux~プティ・ゴドー 

500
〇 Aux Gravains~オー・グラヴァン 
137
〇 Les Lavières~レ・ラヴィエール 
 クリマ名は平たくて大きい石~ラヴによるとされます。畑には石が多く繊細な味わいで苺のような香りがする。大変魅力的なサヴィニで、ほかに比べて熟成が早い。

1110
244
33
〇 Les Charnières~レ・シャルニェール 

4 200
〇 Les Talmettes~レ・タルメット 

30501
44

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