誰にでも優しくできても、厳しくは誰にもできない
先日の記事の続きです。
⇒ 彼氏、彼女の愛情表現が少ない?愛情表現の方法の違いについて
優しさはストレートな愛情表現ですし、快を感じやすいので、優しさに愛情表現を求めるのは仕方ないことです。
ただ、優しくするのは簡単なことでもあります。
どうでもいい人でも、簡単に優しくできます。
優しさより難しいのは、厳しさです。
厳しくされるのは不快を感じやすく、嫌われたり誤解されるリスクも伴います。
嫌われたくない心理を持つ人は多いと思います。
私も厳しくするのは苦手です。
自分なりに言葉に気を付けて、厳しいかなということを時に伝えることもありますが、心を閉ざされたり、後で嫌味や文句を言われたりは何度もありますし、今もあります。
優しさや共感だけを求められてるのかなと感じることもあります。
ですが、それって優しさや愛かな?と思います。
優しさの方が伝わるし、嫌われるリスクもないからただ優しくするしかしないって、自分を守りたいだけな気がします。
優しくするのは簡単だからです。
例え気持ちがなくても優しくできます。
相手に関心や気持ちがないと、厳しいことは言えないです。
優しさや共感より、ずっとエネルギーを使います。
簡単ではないからです。
ただ、厳しさを装ったハラスメントやエネルギーバンパイア行為も当然あります。
これは、厳しさというよりは憂さ晴らしや発散です。
見分けることも必要かなと思います。
厳しさは、傷つけたり下げたいのでなく、相手を思うからこそです。
ハラスメントやエネルギーバンパイア行為は、傷つけたり下げて自分を上げたい(勝ちたい)、自分で対処できない自分のネガティブを誰かにぶつけたいからです。
どちらも、不快を感じやすいのでなかなか見分けられないかもしれません。
ですが、同じではないです。
例えば、店員がミスをして、お客がその店員に怒ったり威圧的に注意するのは、厳しさでなくハラスメント(エネバン行為)です。
ハラスメントやエネバンは自分本位で、自分が勝とうとしたがります。
そして、恐れに基づいた自己防衛からの言動や態度です。
そして、厳しさを装ったハラスメントやエネバン行為は
「自分のことしか考えていない」が特徴です。
厳しさは、相手のことを考えてくれてます。
あたかも厳しさを装って(本人もそう思い込んでいることもある)ハラスメントやエネバンする人もいます。
なので見分けることも必要かなと思います。
ただ、厳しさの場合も、ハラスメントやエネバンが入ることもあります。
人間は弱さがあるので、エゴが入ることもあります。
厳しさも、いわばエゴでもあります。
「傷ついたかどうか」
これだけでは判別は難しいかなと思います。
厳しさであっても傷つく場合もあります。
受け取り側にもよるので、傷ついたかどうかだけでは判別は難しいかもしれません。
厳しさであれば、聞く耳を持つことも大切かなと思います。
エネバンやハラスメントであれば、真に受ける必要は基本的にないです。
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