神話や宗教に出てくる神様というのは、姿形であったり、キャラクターや性格など、やたら人間っぽいことが多い気がします。
絵画やイラストでも、人間みたいな姿で描かれたりします。
そして、そのイメージのままに、神様をイメージする人もいるようです。
神様は人間に似た存在なんでしょうか?
※今回書くことは、毎度ですがあくまで個人的考えです。
なぜ神話や宗教など伝承の神様は人間らしいかというと。
人間が作ってるからでしょう。
聖書の「創世記」に有名な一文があります。
「神は自らに似せて人を作った」と。
※そのままの文章ではないです。
これが反転したのが神話や宗教の神たちです。
「人間は、人に似せて神を作った」ということです。
人間が作った創作物であり、物語なわけです。
人間が神を表現しようとしても、そもそもリアルな神がわからないので、表現できないのでしょう。
人間のフィルターを通して表現するしかないわけです。
神話や宗教の神は、人間が作ったイメージであったり。
もしくは人間の代役です。
特に、支配層や権力者、権威者の影響が大きかったのではないかと思います。
神様が人間を支配し、人は神には抗えず逆らえず、時に理不尽な扱いを受けるのは、神様たちが支配層や権力者の代役だからでしょう。
つまり、神話や宗教の神は人間の創作物です。
そこに、一部の人間の都合も反映され、場合によっては汚れ役を神たちに代役させ、神は人間らしくなってしまったのではないか。
あとは、神話の場合は、古代人の娯楽の役割もあったと思います。
だから人間ドラマのような俗っぽい話も多いのでしょう。
神たちキャラクターを使って、好きに二次創作し、作者不詳の話も無数にあるわけです。
(ちなみに、伝承はオリジナルのままでなく、後人によりかなりアレンジされていることも多いようです)
現代まで語り継がれてる伝説が、どこかのおじさんが妄想した話だったりするかもしれないですね。
神話や宗教の神たちは実在するのか?
神話や宗教の伝承を、実際にあった実話だと思う人もいるようです。
これは考えは人それぞれなので、絶対とは言えないですが。
あくまで創作物で、作り話でしょう。
つまりフィクションです。
読めばわかります。
さすがに、あれが実際の歴史上に起きた事実というのは苦しいんじゃないですかね?
※ただ、中には実話がモデルになった話もあるかもしれませんが、基本的には創作多数と思います。
「鬼滅の刃」とか「進撃の巨人」のような創作物です。
鬼滅の刃は実話ではないですよね?
それと同じです。
そうなると、神話や宗教に出る神たちは実在する存在ではないのか?
これも考え方がいろいろあり、何とも言えません。
「わからない」としか現段階、言えないです。
現代の日本人は、神話の神たちは実在しない架空の存在と考える人が多数かなとは思います。
今の日本人は無宗教に近い人が多数ですしね。
ただ、スピリチュアルの情報では実在する存在という考えも見聞きします。
オラクルカードでも、女神やアセンテッドマスターなど神を扱ったものがあります。
実在するかについては、申し訳ないですが「わからない」としか言えません。
その可能性もあるとは思います。
地球外生命体など、モデルのような存在がいるかもしれませんし。
実在した存在かは明確にはわからないですが、エネルギーとしては存在してるので、繋がることや力を借りることも可能です。
不思議な感じはするでしょうが。
ちなみに「世界は仮想空間説」だと、神話や宗教の神々が存在する世界でも不思議ではないです。
★関連記事
一応、私も神様と遭遇した体験もあります。
※ちなみに、今回言ってるのは神話や宗教などのキャラクター的な神のことであり、「神」という概念のこと自体ではありません。
現代まで神話は生き続けている
「なぜ伝承の神々は人間みたいなのか?」
それは人間が作った創作物だからです。
人間をモデルにした想像上のキャラクターだから、人間のようなのでしょう。
実在してるか架空の存在かはわかりませんが、神話などの伝承の神々は、実際の神とはかなり異なるかなと感じます。
「神々はエゴイストだ」と言う人がいますが
「人間がエゴイストだから、神々がエゴイストのようにされた」わけです。
神々のデザインにしても、日本神話の神々は邪馬台国的な髪形で描かれることが多いですが
現代までずっとあの髪形のままなんですかね?
こんなこと考えるの、私だけでしょうか?
というか、日本神話だってもっと大昔の話なはずなのに、なんで神々は弥生時代の髪形や服装なんでしょうか?
あの文化が遥か太古の大昔からあったというんでしょうか。
神話って、作られた当時の文化がそのまま反映されてますよね(笑)
もっと大昔の伝承のはずなのに…。
こういうのでも、実話でなく作り話だとわかりますね。
伝承の神々は人間らしいキャラクターであり、古代の創作物なので、現代にも創作物に使われることは多いです。
著作権もないですし、神々のキャラはとても魅力的なので、伝承や神々を使った創作物が多いのは当然でしょう。
現代にまで神話は生き続け、現代人の知識や概念も織り交ぜながら作り続けられているともいえます。
★個人的おすすめの、現代版の神話モチーフの作品です。
北欧神話がベースの人気映画シリーズ。かなり世界観が北欧神話なので、北欧神話好きにはおすすめです!
神たちが宇宙の星に行ったり、SFや現代要素が入ってます。
わりと最近の作品。神と人間のバトルを描いていて、各神話や宗教の神々が出てきます。
現代人のような服装をしている神がいたり、スマホを使ってたり、現代とリンクした時代設定なのも面白いです。