先日の記事の関連記事になります。
地球及び世界は仮想空間か、実在してるかは現段階わかりません。
仮想空間説については科学でも提唱されていて、量子力学で説明できます。
科学的にも証明されてきてるということです。
また、世界には実体がなく仮想空間だという「空(くう)の概念」を悟りで発見したのが、釈迦です。
釈迦は宗教を使い、世界が仮想空間だということを体系化し、説きました。
「色即是空」ともいわれます。
仮想空間説は大昔からあり、現代においては科学的にも説明できるまでになってます。
今回は「世界を作る創造主(意識)と自我の関係」に関して考察してみます。
※個人的考察や仮説です。
自分の世界を作る創造主とは、意識のことです。
意識は、無意識が主ですが顕在意識も含みます。
魂という表現をされる場合もあります。
意識または魂の一部をこの世界にアバターとして降ろしたのが、自我であり、私たちが自分だと思う自分です。
意識と自我の関係とは
意識と自我は別の存在でなく、同じ存在ともいえます。
創造主というと、自分と違う別の存在かのようですが、誰かではないわけです。
このことを例えを使って説明してみます。
自分が自分の世界や現実を作ってるなんて、イメージできないという方もいるかもしれません。
なぜなら思い通りに行かないことはいくらでもあるからです。
自分で作ってるなら、なぜ思い通りに行かないの?と反論したくなるかもしれません。
創造主(意識または魂)というのは、例えると作者のようなイメージです。
漫画や小説などの、物語の創作物の、作者のようなものです。
物語も登場人物も、作者が生み出し、作者が全て決めてます。
どうなるかは作者次第です。
自我とは、創作物でいえば主人公のようなイメージです。
作品によるでしょうが、基本的には主人公は作者の投影役です。
(読者の投影役でもあります)
主人公は作者が生み、作ってます。
なので作者の一部です。
そして作者が作ったということは、ある意味では作者と同じ存在ともいえます。
全ては一つ、ワンネスは仮説空間説でも当てはまる
主人公以外の登場人物も、作者が作り、作者の一部であり作者と同じ存在です。
同じ存在とは、分身ともいえます。
主人公も他の登場人物も、同じ作者の分身です。
その意味では「ワンネス」です。
登場人物だけではありません。
世界観も、風景も舞台設定も、その世界に出てくる情報も、出来事も、世界の設定も。
全て作者が作って表現してます。
それらすら「ワンネス」です。
作者=創造主(意識)
主人公=自我(私たちが自分と思う自分)
こんな関係といえるかもしれません。
「自分が世界や現実を作ってるなら、なぜ思い通りに行かないことがあるの?」
「思い通りにならないことなんていくらでもあるし、自分が現実を作ってるなんて嘘に決まってる」
こんな疑問や不信感を感じるとして。
作者と主人公の関係だとすれば、なぜ思い通りに行かないかは理解できないでしょうか?
自我とは、物語の中の主人公のようなものです。
物語の世界の中にいて、感情を感じたり体験しているのが主人公です。
主人公は、物語自体を作ってはいません。
作るのは「作者」です。
主人公のように、自我は感情を感じたり体験するためのアバターです。
自我は、作者=意識の投影役です。
世界や現実を作るのは、無意識が主の「意識」です。
だから、自我の思い通りにならないこともあるわけです。
「それじゃ自我の私たちは、意識に作られるまま動いてるだけの単なる駒に過ぎないの?」
こんな風に感じてしまう方もいるかもしれません。
長くなってきたので、このことについてはまた別に考察してみようと思います。