墨堤に君待つ宵や船遊
今朝はまるで冬晴れの心地よさ。公園で筋トレをして、ウォーキングの開始。では、連歌を前回の続き3). ハロウィーン魔女に仮装と言う暇女10月31日は渋谷は警戒警報発令中と予想して。群れるのは暇な人と想像して、言葉遊びを。Majyo , Hi-majyo 似てるから。江戸の昔の人々も連歌もこんな感じで素朴に楽しんだことだろう。ハロウィンの人形の名はかぼちゃのかぼちゃん4).大はしや夕立をすぢのジャポニズムご存じゴッホの愛した浮世絵「江戸大橋の夕立」。雨が線で描かれることに仰天したそうで、そのまんま。夕立を線に描き留む浮世絵師平句っぽくなったかな?浮世絵の江戸の夕立は線で描きこの方が川柳系?まったく自信は無いですけど。5).馬に揺れ花の七坂鵜戸神社宮崎県の民謡♪シャンシャン馬道中唄から。花嫁さんが歩くには、いささか険しい崖か山道だそうな。歌詞に「坂は七坂 七曲がり」とある。鵜戸神社コンキコンキとやかましく縁を求めてお参りするとしても、「婚期婚期」とは煩すぎ。囃子詞が「ハア、コンキコンキ」とにぎやかで。6).香具山を巣立つ雁の子藤原京飛鳥から藤原京へと、夫天武天皇の遺志を継いだ女傑持統天皇。大津皇子を自害に追い込んだが、3年後には期待の草壁皇太子が亡くなってしまい、その翌年690年に持統天皇自らが即位した。同年に太政大臣高市皇子は藤原京(予定地)を視察している。高市皇子が異母の姉十市皇女(母は額田王)が急死したときに詠んだ歌「山吹の立ちよそひたる山清水汲みに行かめど道の知らなく」江戸狂歌で「やまぶき」と言えば男娼を連想させるが、ここでは「黄泉の国」とするのが一般的。「道の知らなく」と流れているところに、姉を慕う情が満ちている(と思う)。 7).墨堤に君待つ宵や船遊そろそろ色気も必要かと作ったが、今回の一番のお気に入りで、憧れ。古典的連歌の「恋」用語には「逢瀬」もあるが、「船遊び」をおじさんたちの宴会と仮に誤解されたら、無粋というものだ。そんな奴ぁ吉原の引手茶屋で見限られて、門前払いってことになりやがれ。8).りこぼうの届くや母の震え文字「りこぼう」は「ハナイグチ(花猪口)」と呼ばれるキノコの地方名。これの入ったほうとうは、まことに美味しいのです。似たような毒キノコは存在しないので、誰でも山ほど取れる。単身赴任していた佐久で何度か食べた。りこぼうに単身赴任の自炊かな朝はペヤングソース焼きそばを毎日、飽きもせず。9).地芝居やまずは獅子舞江戸囃子いよいよ最後は、発句の季語「コスモス」と季題をそろえる約束をしたので、仲秋の季語地芝居(村芝居)を選んだ。我が住む町では地芝居はすでに消滅したが、獅子舞は残っている。保存会があって、市の無形民俗文化財となっている。水澄むやにわか舞台の獅子の舞い今朝の神池・地元の氷川神社・主のような立派な鯉が居た読売新聞10月31日編集手帳8世紀の終わりに平安時代が始まるまで、日本には春夏秋冬ではなく、「野の時期」「山の時期」の二季だったそうな。「魏志倭人伝」の注釈に、「其俗不知正歳四節但計春耕秋収為年紀(その風習は正しい年暦と四つの節分を知らず、ただ春の耕作と秋の収穫を計って年紀としている)」とあるそうだ。農事暦の二十四節気はいつごろはじまったのでしょうか。細かいことはともかく、桜に始まり神嘗祭に終わるとしても、二季を知って花、月などの季語の重みに少し近づけた気がする。(反省会終わり)