アジアカップ決勝の日は、元サッカー日本代表香川真司選手(もう「元」でいいでしょう)がトルコの強豪ベシュタクJKにレンタル移籍するというニュースで始まった(買い取りオプションはないそうだから腰掛けかもしれない)。
ベシュタクJKは長友のいるガラタサライとともにイスタンブールをホームとしており、リーグ優勝は15回
(ガラタサライは最多の21回)というライバル同士、日本人ダービーマッチが楽しみだ(長友の活躍の様子は → ここ )。
(盗撮で現行犯逮捕された容疑者?)
夜はブログ友のYさんと新年会があった。
場所はYさんの勤務先に近い神田須田町「鳥ひろ」。名前のとおり焼き鳥屋である。
(とんかつの名店「かつ漫」のそば)
Yさんと飲むのは「光壽」以来である(「光壽」の記事は → ここ )。
特にお変わりもなくお元気な様子で、3100円のコースを頼んだ後はビール、ワイン、日本酒、ハイボールを飲み散らかし、しゃべり散らかす。最近ヒト様と話す機会が減ってきているものだから、やや興奮しているのが自分でも分かる。
(Yさんを待つ間に頼んだ「ささみ漬け」写真はこれきり)
今日は11時までには家に着かないとね、ということで神田駅に向かいつつ店を物色した。
やがて二人の目に留まったのは大衆酒場「まる家」。中を覗くと満席状態でどうやら人気店らしい。案の定店は満席で、
「しばらく空きそうもありませんね」と店員さん。
「じゃあさ、どっかさ、お勧めの店に連れてってよ~」とねだると隣の店「木楽」に案内してくれた。
(神田鍛冶町の路地にある)
さっそく刺身とイカとナントカメンチともう一つ(思い出せない)を注文した。刺身は「まる家」でこさえて持ってくるというから、兄弟店のようなものらしい。
(ヤリイカ?の、煮つけ?)
酒はYさんがツーリングで屋久島を訪れた際に鯨飲し、いまだにその味が忘れられないという伝説の芋焼酎「三岳」のボトルにしたのだがこれは軽率であった。
酒にとことん卑しく、
無類のケチなうえに、
病的にせっかち、
という三重苦を背負った私は、ボトルが入ると「一刻も早く空にしなくてはいけない」という強迫観念に襲われるのである。
(あ、お巡りさんコイツです!)
バイク好きの店長と常連さんも交えてバイク話旅話で大いに盛り上がった後、Yさんと後日を約して神田駅でお別れした。
そこまではよかったが中央線のホームでアルコールが足に来て見事に転倒した。恥ずかしいのでその場を走り去って少し離れた車両に乗り込んだが、このダッシュで一気に酔いが回ったとみえてそれから先の記憶がなくなった。
決勝戦の前にゲンが悪いね~、
巡礼の旅に出るよ香川ったら、
酒井のケガは大丈夫なのかね、
オレも屋久島行ってみたいよ~、
そんなことを夢うつつに考えていたようだ。
家内に起こされてリビングのテレビの前で目が覚めた。時計を見ると午前1時である。
カタールに先取点を取られたような気がするが試合開始直後に眠ってしまったらしい。
翌朝NHKBSで試合を見たが、カタールのテクニック、スプリントは素晴らしいものがある。アジア最強の地位を長く保持し続けそうな勢いだ。
カタール恐るべし。
酒も恐るべし。
そんなわけで生放送は見れなかったが、とまれ準優勝は立派なもの。日本代表の皆さん、サポーターの皆さんおつかれさまでした。