子供の頃から夢に見た「鳩山会館」だが、ひと目見た今となってはメシの方が重要だ。ちょうど昼メシ時とあって、「東京五大天丼」の一、「天仙」(江戸川橋)へ向かった。
ちなみに「五大天丼」というのは誰が選んだのか知らないが、
土手の伊勢屋(三ノ輪)創業1889年
中山(人形町)1930年
天仙(江戸川橋)1989年
黒川(築地)1995年
天朝(銀座)1997年
の5店の由。
(「土手の伊勢屋」天丼 「海老天丼」は驚異の海老天6本づけだという これは一度お目にかからねばなるまい)
このうち私が行ったことがあるのは人形町「中山」だけ。もっとも行列に辟易して匂いを嗅いだだけで食ってはいないけど。
(匂いを嗅いだのはもう8年も前のこと)
(こんなのが食えたらしい(「孤独のグルメ」より))
開店10分前の11時20分に店に着くと、ねじめ正一風の常連さんと思しき人物がすでに椅子に座って開店を待っていて、定刻前には行列は10人ほどになっていた。やはり人気店らしい。
11時30分、店内に案内され、さっそく「特製天丼」を注文した。
ねじめさんほかおひとりさまの常連さんたちは天丼でなく定食、イチゲンさんと思わしきお客は天丼とはっきり分かれている。
この天丼組でも特製天丼は私たちともう一組だけで、あとは海老野菜天丼、あるいはかき揚げ天丼とマチマチだ。
待つこと10分、特製天丼がやってきた。
(海老2、キス、大穴子、かき揚げ、シイタケ、シシトウの豪華ラインアップ お供は身のデカいしじみ汁とキュウリのキューちゃん風漬物)
なんともいい香りだ。
ネタの量が半端ではないので、とり皿に疎開させながら食った。
(大穴子は刃渡り30センチはあろうかという業物 揚げたあと大将が2つに切断して出してくれた)
(海老はやや小ぶりながら揚げる前にユズに浸けているいるらしくすこぶる上品な味わい)
旨い。
美味いが、量がすごい。おそらく摂取カロリーは1000キロカロリーを超えているだろう。
またネタとごはんにまんべんなく降り注がれたタレがすこぶるしょっぱく、食塩の摂取量は4グラムはありそうだ。
こりゃ常連さん連中が定食にするわけだ。
60も過ぎたら蕎麦にミニ天丼のセット位がちょうどいい。
天丼を食う前はこの際「東京五大天丼巡り」なんかやっちゃおうかと一瞬思ったが、あえなくこの企画はボツになったのだった。
(完食しちゃったけどさ)
帰路は腹ごなしをかねて東西線早稲田駅まで10分ほど歩いた。
そこから三鷹行きに乗って乗り換えなしで我が家まで。
往路は勝手が分からないままに市ヶ谷くんだりまでノコノコ出かけたが、東京は広いようでもコンパクトな街なのである。








































































