すべった転んだ 株式投資は楽じゃない | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

(雲の合間から北岳が顔をみせた)

 

 インフレ時代の到来に備えて久しぶりに株を買ったのが3月末のこと。

 それから3か月あまり、心臓に悪い日々を過ごしてきた。

 

 まずはなけなしのカネをつぎ込んだ「東京エレクトロン(8035)」。

 買った直後からあれよあれよと値を下げて巨額の含み損を抱えたものだから、イチかバチかのナンピン買いに走った。まさにシロウト丸出しだ(シロウトだからしょうがないでしょ)。

 

(お世話になります)

 

 その後一進一退を続けた株価だが、日経平均が史上最高値を更新し続ける過程で値を上げ、ようやく含み益が発生したところでやれやれとばかりいったん売却した。

 するとどうだろう、翌日には政府が3兆円規模の市場介入を行ったとのことで円ドルレートは

円高方向に急上昇、あおりを受けた日経平均も1000円を超える下げとなり、前日に縁を切った東京エレクトロンは前日比2350円の大暴落。

 

 喉元過ぎればなんとやらである。シロウト投資家としてはこのチャンスを逃すわけにはいかない。

 為替介入なんて姑息な手段を弄したところでインフレと円安の流れが変わるものではないでしょと、再び東京エレクトロン株を買った。あ~いそがし。

 

 

 もうひとつの「コシダカホールディングス(2157)」は市場介入があろうが槍が降ろうが、我関せずと静かに潜航中。

 まあこっちは投資額も大したことないし、「まねきねこ」の優待券ゲットが目的だからおおらかな気分で接することができる。株式投資はすべからくこういう心持ちで臨みたいものだ。

 

 これから先の株式市況はどうなっていくのだろうか。

 金利の上昇(=政府借金の増加)、円安進行のトレンドの中で過去最高の保有比率に達している外国人投資家がいずれ日本株の売りにまわるのは間違いないだろう。

 

 総選挙で自民党惨敗、台湾有事の勃発、中東・ウクライナの戦域拡大、ジョンウン発狂、東京直下地震、富士山大噴火、南海トラフ地震、原発事故、バスガス爆発・・・。

 株価が下降局面に入るきっかけは枚挙にいとまがない。

 

 私が生きている間にこれらのイベントが起きるのかは分からないが、若者たちやこれからこの国に生まれてくる子たちのためせめて災厄の果てには一縷の希望があってほしいものだ。