神楽坂レストラン探しのぶらり旅 | 八ヶ岳ゆるふわ日記

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八ヶ岳南麓大泉と東京を行ったり来たりの毎日。日々のよしなしごとを綴ります。

 「悲しみは駆け足でやってくる」という。

 同じように「バスガス爆発の日」も突然駆け足でやってくる(バスガス爆発の日とは → ここ)。

  麻婆豆腐、カレー、とんかつ、ラーメン、かき揚げそば、脂っぽくて量があればなんでもいい。これらは現役時代に会社の昼メシで食っていたもの達で、おそらく麻薬中毒のフラッシュバックのようなものなのだろう。

 

 そんなわけで、懐かしの水道橋二郎系ラーメン「ポッポや」に行くことにした。ついでに恵方参りの後の店を探すために神楽坂をブラつこうという算段である。

 「ポッポや」で「トッピング全部乗せ」を食うためにも適度な事前運動はかかせない。

 

 神楽坂駅から地上に出てポッポや方面を目指す。途中経路は赤城神社→石畳→ギンレイホールという予定。現役時代は何度も通勤に使ったルートである(その頃の神楽坂の記事は → 朝の神楽坂

朝の神楽坂②職務質問の旅 )。

 

 赤城神社の脇からちょっと行ってすぐ神楽坂通り方面に戻ると、さっそくフレンチレストラン

La Matie're」にでくわした。外見はショボいが、店内は立派な造り。ランチもやっているそうなので、近々ここに来てみることにした。

 

 (結構いい値段だから旨いはず)

 

 そこから飯田橋方面へフラフラと歩いて行くと階段があった。

 この辺は地名のとおり坂が多い。千駄ヶ谷、四谷、市ヶ谷、飯田橋、水道橋と当時の神田川流域は名前のとおり低地帯でその周辺は高台だったわけだ。

 階段を下りて少し行くと怪しげな店に出くわした。食い物屋であることは間違いないが、現在も営業しているのかどうか、建物全面に繁茂するツタのせいでにわかに判断ができない。

 

 (テイクアウトのお品書が(中) あまりのぞき込んでいると空き巣だと思われかねない)

 

 う~む、唸っているとまた階段だ。階段の手前にも店があった。「VINO NAKADA」。壁のメニューをみると中々気合が入っている。ここも来てみよう。

 

 

(看板の感じでは年季が入っていそう)

 

 階段を上がって界隈をウロチョロするとジビエの名店「NICO」の系列店「Nico Chelsea」があったりする。これまでジビエが食いたくなると神田室町まで足を運んでいたが、ここの方が家から近い。

 VINONAKADAとこっち、ハシゴするとしてどちらを一軒目にすべきか、これは結構やっかいな問題である(そうでもないか)。

 

(来たい店は増える一方)

 

 やがてTVでよく出てくる石畳へ。今まで全く気がつかなかったが、隠れ家風の雰囲気をムンムンさせているフレンチ「ARBOL」が。ランチはやっていないが、ここもなんだか来てみたい店である。

 

(旅館「わかな」のちょっと先(飯田橋寄り)写真手前が「おいしんぼ」)

 

 森戸会館の前からいったん神楽坂通りへ出た。大衆的なビストロが2軒ある路地を覗くとどちらも健在であった。 

 

(どちらもお客さんがいっぱい)

 

 そういえば、腹が減った。

 気がつくと13時を過ぎていた。とたんにポッポやのことはどうでもよくなり、何度か来たことのある中華

紅龍」へ。中国人一家の経営するこの店は、やや小汚いが安くて旨い。

 

 (入口の前が乱雑だが中国人はこういう所は気にならない模様)

 

 麻辣担々麺を食う。

 旨い。辛いが、旨い。

 やっぱ男は激辛でしょ、と当初の趣旨とは違った展開になったが、これはこれでガス爆発鎮火には卓効があるのです。

 

(担々麺、ミニチャーハン、搾菜、杏仁豆腐、サラダ(食い放題)で780円)