≪ODSS≫リバーベース長良川”地球とあそぶ仲間達” -249ページ目

≪ODSS≫リバーベース長良川”地球とあそぶ仲間達”

岐阜県長良川はラフティング・ケイビング・シャワークライミング等子供から大人まで遊べるフィールドです。

そこで暮らすガイド達の等身大日記です。

御岳山

待望の寒波がやってきた。が、平野部はまったくと言っていいほど雪は降らなかった。北から下ってくる車には雪がしっかりついているから山間部では降っているようだ。天気予報ではこの週末は冷え込むものの晴れマークがついていた。明日のツアーは運がよければフカフカの新雪を歩く事ができ、ツアー初360度の展望が望めるだろうか。明日の参加者の運命はいかに。


写真の山は御嶽山。岐阜県を代表する山といってよい。空気が澄んだ日には濃尾平野からもこの勇姿が見ることが出来る。展望が良い山からならば、岐阜県のどこからも見る事が出来ると言っていいほど過言ではない。しかも、夕暮れ時に西日が当たり、白い雪がオレンジ色に変わり炎のように赤々と染まる姿にウットリさせられる時もある。


夕日に染まる山と言うと、1995年にネパールトレッキングをしていた時のエベレストを思い出す。当時今の嫁さんと1年間放浪の旅をしていた時期があった。その途中に立ち寄ったネパール。その前の年に別のトレッキングコースを歩いていたので、今回は待望のエベレスト街道トレッキングを選んだ。


2週間ほどヒマラヤのお膝元を歩き、標高5000mにあるゴラクシェプに着いた。そこはエベレストの目の前にある場所で、素人が最も神の領域に近づける場所と言ってもいいほどだ。ロッジの目の前には更に500mほど標高があるからカラパタールという丘がある。


僕達は更にエベレストに近づこうとカラパタールに登った。そして頂上から天を仰ぐと8848mの神がいた。そこは岩と氷の世界。時折氷河が崩れる音とヒマラヤから吹き降ろす強風の声がこだました。そんな場所にも必死に生きる植物と、鳥達の姿があった。


夕暮れが近づき気温気温が下がってきたので下山することにした。中腹まで下りてくると、先ほどまであった風が止まった。ふと振り返ると、夕日に染まり赤く燃え上がるエベレストの姿があった。旅の神様のあまりに見事な演出に僕達は声も出なかった。”絶景”とはこの事を言うのだろう。


一説には御嶽山も噴火で山頂部が吹っ飛んで今の姿になったと聞いたことがある。もしも噴火がなかったら、エベレストをはるかにしのぐ9000mほどあったらしい。世界一の山が日本にあったかも、と思うと、御岳山の見方も少し違って見える。明日はどんな姿を見せてくれるか楽しみだ。



パパとママの木

奥美濃スノーシューコース名前のある風景その1

        「パパとママの木」


スノーシューコースをより親しんでいただく為に、絵になる風景に勝手に名前を付けました。「センスが無い!この名前の方があってる」とのご指摘があれば改名可能。今年出来立てのツアーだけに皆様に命名権のチャンスがありますよ。ツアーに参加してあなたの名前を残しましょう。


では、名前のある風景その1「パパとママの木」です。広大な牧場の雪原にぽつんある2本の木。左の木は枝を勇ましく広げ、まるでお父さんの木のようです。一方右手の木は控えめな枝ぶりに、パパの木に寄り添う姿はお母さん。ここ数年の風潮では女性の社会進出が目覚しく、このような表現は女性差別と言われるかもしれませんが、一応我が家の夫婦をモデルにしました。そして、この木の下で2人が手を結べば夫婦円満、カップルなら幸せな人生を歩むことでしょう。


パパとママという事は「子供の木があるのでは?」と思うでしょう。ちゃんと見つけてあります。次回紹介させてもらいますのでご心配なく。


「パパとママの木」の下で愛を確かめてみませんか。




蒼い空

週末に奥美濃スノーシューツアーが入った。最近雪がまともに降ったのが1ヶ月前ほっだ。春を思わせる晴天が続いている今日この頃。「本当に雪があるのか?もし参加者を現地に連れて行って雪が無かったらどうしよう」不安が募る一方だった。天気予報では今日は山間部も含めて快晴のニコニコマークがついていた。青空をバックに雪山の写真データーがほしかった。また、いつくか気になるコースを歩いてみたかった。本社には昨日「今日は休みます」と伝えていたが、今日このコンディションを逃したらまたいつ下見が出来るかわからない。休みを返上して出発だ。朝からバタバタしてザックに荷物を詰め込みリバーベースに向かった。


この所あまりに天気がいいのでバイク通勤に戻った。冬用のグローブをしているが、冷え込みがきついと手がギンギンに冷えて痛くなる。今日は既に気温が5度を超えていたのでツーリング気分でアクセルを開けた。


社用車に乗り込みいざ高原牧場コースへ。しかし、いくら北上しても山の斜面には雪がチラホラで、どう見ても雪解け時期の風景だ。標高1000mを越えたあたりでようやく雪景色になってきた。ホットひと安心。スタート地点への林道はいつもどおり圧雪された雪が路面を覆っていた。車を路肩に置いてスノーシューを履く。帰りは楽しみながら滑ってきたかったのでテレマーク板を担いだ。背中の赤いボブスレーは、ツアーでどこか滑れる場所がないか調査する為に持ってきた。遊びを提供するにはまずガイドが遊びの楽しさをしらなければいけないので、下見に遊びのアイテムは必需品だ。


今日は今までと違うコースを歩いてみたら、多少登りがきついものの景色は抜群によく健脚な人にはちょうどいい。今後のアレンジコースとして使うことにしよう。それにしても雪原の白と蒼い空のコントラストが本当に見事な1日だった。これほど濃い青空を見ると、昔ネパールをトレキングしたいた時に見た空を思い出す。ネパールは健康な体さえ持ち合わせていれば、誰もが標高5000mの高地を歩くことが可能なほど、歩く環境が整った場所だ。


その時見た空は蒼というよりも、青黒い空が広がっていた。その空にそびえる標高8000mを超えるヒマラヤ山脈の岩肌を見ると、まるで宇宙にいるような錯覚にとらわれてしまう。手を伸ばせば空に手が届くようだった。その瞬間「僕は最も宇宙に近づいた」と感じた。


標高に関係なく山に入るとよく神聖な気分になることがある。山の数だけ神様がいると言われる。何か思い悩み、また有り余るパワーを発散させたい時は山に足を運ぼう。新しい自分を見つけるチャンスは直ぐ目の前にある。



バック宙

昨日プロジェクトアドベンチャー(以下PA)講習会に参加してきました。PAとは様々なアクティビティ(ゲーム)を仲間とともに挑戦をしていく中で、人との触れ合いや共感が生まれ、人間関係に大切な信頼、協調性、自己表現力、創造性などを育むことができる冒険教育活動のひとつです。(高の森ワクワクビレッジHPより参照)


簡単に言うと、課題に出されたゲームを複数人の仲間と、ゴール目指してディスカッションを行いながら、よりレベルの高い目標に到達するプログラム。目的達成は大事な事だが、実はゴールに向かうまでのプロセスが非常に重要。どんな話し合いがされ、個々がどんな活動ができたか。そして次のステップに上がるにはどうしたらよいか。と次から次へと行われるゲームで遊んでいる間に、チームワークが出来上がっていく。「頭で考えるよりまずやってみてから」という肉体派の僕には、入り込みやすい内容だ。そのアクティビティーも500種類以上あり、室内でできるものや、屋外の大掛かりな設備を使ってのプログラムなど様々だ。


僕にとって大きなアドベンチャーを成し遂げたのは昨年のラフティングツアーの時だった。ツアー中ガイドは様々な技を見せて参加者を満足させなければいけない。エンターティナー性が非常に重要である。僕もそれなりに参加者を楽しませるアイテムを持っていたが、それまでもっとも苦手だったのが回転系のジャンプだった。ラフティングガイドになって9年。高い所から飛べても回転ジャンプが出来なかった。極度に酔いやすい体質と、恐怖感で一度もトライする事すらなかった。


それを軽々とこなすガイドは多く、その度に「いいな、どうしてできるんだろう」と思いつつ月日は流れていった。デビューから9年目の夏ふとしたことからチャンスがやってきた。


その日のツアーは新人じゅんじゅんのトレーニングの為に、舵取りは彼にまかして僕は参加者とのコミュニケーション役に回っていた。緩やかな流れの場所に来た時、急に「ちょっとバック宙やってみよっかな、お客さんはじゅんじゅんにまかせればいっか」


「すみません、9年目にして急にバック宙やりたくなっちゃったんでやっていいですか」一応お客さんの承諾を得て準備に着いた。ボートの先端に仁王立ち。川に背中を向け、大きく呼吸をし、思いっきり腕を振り上げて飛んだ。後の事は頭が真っ白でよく分らない。気がついたら川の中にいた。足から着地したのは覚えているから成功したのだろうか。


訳の分らないまま水中から顔をだすと、じゅんじゅんが言った「ぱぱさんできてましたよ」。えっホント?半信半疑だったので「もう一回やってみるわ」とえい!とジャンプ。今度は自分が軌道を描いて回っているのがわかった。ヒエー、俺にも出来るんだ、こんな簡単で酔わないのならもっと早くやればよかった。長いトンネルを抜け、気分は爽快。その後のツアーはじゅんじゅんに任せ、お客さんと一緒にバンバン回りまくった。


誰にでも後一歩が踏め出せず、あきらめてしまう瞬間があると思う。そんな時「自分を信じる気持ち」があればその一歩が踏み出せるはずだ。失敗しても挑戦した自分を褒めて、成功する為にどうしたらいいか考えて努力しよう。どうしようか迷っているより「とりあえずやってみよう」


その先には【新しい世界】が待っている。アドベンチャースピリットを忘れずに。



石釜ピザをほうばる人々

今日は実家よりブログを書いているので、写真データーがありません。よって、以前表紙で使ったものを使わせてもらいます。この暖かそうな日差しが懐かしいな~。リバーベースは今最も寒い季節です、しかも事務所の中は極寒で太陽が出ているときは、外にパソコンを持って仕事した方が暖かいのです。

それも後2ヶ月の我慢。その頃には山は緑に変わり、小鳥がさえずり、そして、リバーベースには仲間達が戻ってくるのです。今は春以降のツアーを企画しているところです。2月中には会員制ツアー「クラブオーディー」のパンフレットも出来上がります。ここ数年、ODSSもリピーターさん率が高くなってきている影響からか、昨年の参加者は例年比5倍増でした。ありがとうございます。

今シーズンは更に楽しく、激しく、安全でクオリティーの高いツアーを作ります。新しく加わるツアーとしては、ラフティング、シャワークライミングの遠征企画、キャンプツアー等があります。四国からのプログラムを入れると、80ツアー以上が掲載される予定です。もちろん写真にある石釜”カマシュファー”の出番も多くなるでしょう。

クラブオーディーは参加者の夢を実現させるのが目的です。ぜひとも「こんな事、あんな事したい」という御意見お待ちしています。オリジナルのツアーを作ってアウトドアライフをエンジョイしましょう。ネバーランドODSSへ御来場あれ。

昨日DVDでジョニーデップ主演の「ネバーランド」を見て「これって僕の事」と感じてしまった。いつのまにか映画に引き込まれ気がついたら大粒の涙がポロポロと流れるではありませんか。久しぶりに泣ける映画を見ました。見終わった後は心がスッキリ。「信じる心」を忘れずに、いつまでも夢を持ち、追いかけられる大人でありたいですね。