宇宙(そら)に最も近づいた時 | ≪ODSS≫リバーベース長良川”地球とあそぶ仲間達”

≪ODSS≫リバーベース長良川”地球とあそぶ仲間達”

岐阜県長良川はラフティング・ケイビング・シャワークライミング等子供から大人まで遊べるフィールドです。

そこで暮らすガイド達の等身大日記です。

蒼い空

週末に奥美濃スノーシューツアーが入った。最近雪がまともに降ったのが1ヶ月前ほっだ。春を思わせる晴天が続いている今日この頃。「本当に雪があるのか?もし参加者を現地に連れて行って雪が無かったらどうしよう」不安が募る一方だった。天気予報では今日は山間部も含めて快晴のニコニコマークがついていた。青空をバックに雪山の写真データーがほしかった。また、いつくか気になるコースを歩いてみたかった。本社には昨日「今日は休みます」と伝えていたが、今日このコンディションを逃したらまたいつ下見が出来るかわからない。休みを返上して出発だ。朝からバタバタしてザックに荷物を詰め込みリバーベースに向かった。


この所あまりに天気がいいのでバイク通勤に戻った。冬用のグローブをしているが、冷え込みがきついと手がギンギンに冷えて痛くなる。今日は既に気温が5度を超えていたのでツーリング気分でアクセルを開けた。


社用車に乗り込みいざ高原牧場コースへ。しかし、いくら北上しても山の斜面には雪がチラホラで、どう見ても雪解け時期の風景だ。標高1000mを越えたあたりでようやく雪景色になってきた。ホットひと安心。スタート地点への林道はいつもどおり圧雪された雪が路面を覆っていた。車を路肩に置いてスノーシューを履く。帰りは楽しみながら滑ってきたかったのでテレマーク板を担いだ。背中の赤いボブスレーは、ツアーでどこか滑れる場所がないか調査する為に持ってきた。遊びを提供するにはまずガイドが遊びの楽しさをしらなければいけないので、下見に遊びのアイテムは必需品だ。


今日は今までと違うコースを歩いてみたら、多少登りがきついものの景色は抜群によく健脚な人にはちょうどいい。今後のアレンジコースとして使うことにしよう。それにしても雪原の白と蒼い空のコントラストが本当に見事な1日だった。これほど濃い青空を見ると、昔ネパールをトレキングしたいた時に見た空を思い出す。ネパールは健康な体さえ持ち合わせていれば、誰もが標高5000mの高地を歩くことが可能なほど、歩く環境が整った場所だ。


その時見た空は蒼というよりも、青黒い空が広がっていた。その空にそびえる標高8000mを超えるヒマラヤ山脈の岩肌を見ると、まるで宇宙にいるような錯覚にとらわれてしまう。手を伸ばせば空に手が届くようだった。その瞬間「僕は最も宇宙に近づいた」と感じた。


標高に関係なく山に入るとよく神聖な気分になることがある。山の数だけ神様がいると言われる。何か思い悩み、また有り余るパワーを発散させたい時は山に足を運ぼう。新しい自分を見つけるチャンスは直ぐ目の前にある。