想念だけの世界への旅立ちの準備をする。
地球上に暮らす、我々地球人類は、その母なる大地の上に産声を上げ、肉体と魂と霊の全てを駆使して生き尽くし、やがて、肉体を大地へと還元し、元の世界へと還って往(ゆ)きます。元の世界とは、魂や霊の世界であり、大宇宙そのものです。この世界は、物質的な価値観とは、似ても似つかない世界になります。それ故に、物質中心の世界観に浸(つ)かりきっていた魂が、肉体を失った後に放り出されるのが、想念だけの世界になります。ここは、偽りや誤魔化しが一切通用しない世界でもあります。自らの偽りを包み隠す物質的な覆いはありませんので、裸の魂のみが赤裸々に顕(あらわ)れます。即ち、物質的な世界であるが故に、誤魔化すことが出来た事柄の全てが、ありのままに表現されます。この場合、その事に気付き、軌道修正をするとなると、肉体がない分、膨大な時を費やします。(その時という概念ですら、この世界では、意味をなしません。)この事からも、肉体を纏っている今この瞬間を大切に慈しみ、一瞬一瞬を偽りなく真剣に生ききり、肉体を失った後も、想念のみで生き抜ける為の、魂の育成が大切になってきます。これは、何も努力をせずに祈ったり、宗教や教祖にすがったり、誰かが何とかしてくれるという甘い期待を全て通り抜けます。そして、どんな国にいようと、どんな肌の色をしていようと、どんな見た目だろうと、どんな経済状態であろうと、どんな生活をしていようと、どんな仕事をしていようと、どんな立場(肩書き)だろうと、どんな格好をしていようと、どんな性格をしていようと、関係ありません。全ての魂が、自らの置かれた状況の中で、自らの考え得(う)る最高(高次)の思考と信念に従い、それに向かって惜しげもなく努力をし続けたならば、その魂は、内から溢れる光を溢れんばかりに立ち昇らせ、多くの魂を包み込んでゆきます。誰かが包み込むのではないのです。みなが包み込むのです。誰一人欠けることなく、みなで包み込むのです。そこに至って初めて、あなたは私で、私はあなたであることに気付き、全方位に光の柱が立ち並び、大いなる一つの中の一部であることを思いだし、至福の安らぎ(涅槃寂静)に満たされるのだと観じます。想念だけの世界への旅立ちの準備をしている魂にとって、もはや死は、恐れの対照ではなく、懐かしい故郷(ふるさと)への究極の里帰りであり、何ものにも侵されることのない、全肯定のうれしうれしの空間となります。 -内なる言霊を遮らず、流す光の粒を放つ。-Photo:光に包まれる紅葉葉。BGM:You're My Only Shinin' Star/中山美穂♪