邦楽新曲レビュー -92ページ目

ZEEBRA『My People feat.加藤ミリヤ』

My People feat.加藤ミリヤ
日本のヒップホップ・シーンを牽引するZEEBRAの『Stop Playin' A Wall』以来となるシングル。抜群に練られたリリックと、ヴィヴィッドなラップが刺激的。
2007年1発目のシングルにして、来るべき5thアルバム(秋頃予定)からの先行シングル第2弾。次世代R&Bディーバ、加藤ミリヤがフックを担当した、自分の取り巻く様々な人々との絆を歌ったポジティブチューン。ミリヤは作詞・作曲にも参加してます。トラックを手掛けたのは、ジャパニーズ・ヒップホップ・シーン最注目のプロデュース・チームBuzzer Beatz。全ての人を包み込む愛に満ち溢れたナンバーに仕上がってます。何故かZEEBRAと加藤ミリヤって、違和感を感じる組み合わせですね。曲は悪くないけど、何か物足りない。
カップリング『We Leanin'』は、前シングル『Stop Playin' A Wall』で抜擢された日本在住の黒人ビートメイカーのFocisを起用した、浮遊感溢れるトラックのフロアチューン。関西ハウス・シーンのリーダー的存在であるDJ YOKU率いるA Hundred BirdsによるDJユースなギミックを搭載した前シングルのリミックス『Stop Playin' A Wall(A Hundred Birds Remix)』も収録。
試聴はコチラです。PV試聴はレーベルの特設サイトで。Yahoo!動画のコチラでPV2分視聴できます。(~8/18)

HALCALI『サイボーグ俺達』

サイボーグ俺達(初回生産限定盤)(DVD付)
1 Doo THE HAMMER!!
2 It's PARTY TIME!
3 恋のブブブン
4 Twinkle Star
5 endless lover's rain
6 LOOK~Special Edition~
7 サイボーグ俺達
8 ドライバーズ・ライセンス feat.宇多丸(RHYMESTER)
9 フェスでウィッス!
10 桃源郷
11 Tip Taps Tip
12 春狩道~19の夜~
ガールズ・ヒップホップ・デュオ、HALCALIのニューアルバム。RAM RIDERやPOLYSICSら豪華なアーティストがプロデューサーとして参加。ポップでキュートな世界を作り上げている。
レーベル移籍後、シングル5枚をリリースしてきたHALCALI。前作から2年7ヶ月ぶりとなる移籍後初のアルバム。まーとにかく、参加メンツが豪華!魅惑のバリトン・ボイスのケンコバ(ケンドーコバヤシ)の声から始まる、Dr. kyOn(ex:BO GUMBOS)プロデュースでスカパラのホーン隊(GAMO、NARGO、北原雅彦)も参加した超豪華で華やかな心地いいナンバーM1、Fantastic Plastic Machineの田中知之プロデュースによる大胆にもザ・ハイロウズの名曲『日曜日よりの使者』をサンプリングしたパーティチューンM2、VERBAL書き下ろしの癖になりそうなM3、O.T.F(RIPのFUMIYAとRYO-Z)プロデュースのファンキーなアップチューンM4、Nathalie Wiseによる切ないミディアムナンバーM5、プロデューサーにQ.,indiviの田中ユウスケ、リリックにメレンゲのクボケンジを迎えた、可愛くも切ないHIP HOPキラーチューンM6、HALCALIとしては斬新やと思った、リード曲となるPOLYSICSのトイス!ハヤシによるハイテンションなM7、ALI-KICKのクールでカッコいいトラックに、RHYMESTERの宇多丸師匠を迎えたM8、YOUR SONG IS GOODを迎えた、ユアソンらしいノリノリでゴキゲンなナンバーM9、曾田茂一&高桑圭による制作ユニット、HONESTYプロデュースによる珍しいロックナンバーM10、Q.,indiviによるシングルとしては初の歌モノとなった、アニメ「交響詩篇エウレカセブン」EDテーマで移籍第一弾のM11、そして私も大好きなRAM RIDERが手掛けたピコピコでポップなM12で幕を閉じます。1曲ごとに書いてる人が違うので、色んな曲が楽しめる、バラバラだけど賑やかなアルバムになってますよ。
試聴はコチラです。Yahoo!動画の特集でPVフル視聴できます。(~8/10)

Miss Monday『オハナ』

オハナ
湘南乃風『純恋歌』を手掛けたSoundbreakersをプロデューサーに迎えた、ニューシングル。仲間や家族の大切さを歌い上げたメロウ&ピースフルなナンバーで、日本人女性ラッパーの先駆けとして、確固たる存在感を示している。
HIP HOPとレゲエを自由に行き来し、ストリート&クラブ・シーンから絶大な支持を受けている女性ラッパー、Miss Mondayのフォーライフ移籍第1弾シングル。FOOTSTAMP vol.1(DVD付)エピック在籍時に発表したシングルを中心にライブで盛り上がる楽曲を集めたベストアルバム『FOOTSTAMP vol.1』と2作同時リリースになります。アルバム『&I』以来、約1年ぶりのリリースとなる『オハナ』は、ハワイ語で「仲間/家族」の意味。初夏の爽やかさを感じるサウンドに、温かい気持ちになれるリリックが乗ったスロウチューン。コーラスワークが気持ちいいですね。より多くの人に聴いてもらいたいという思いから、今までよりももっと歌唱力や歌心に重点をおいた華やかなものにしたという意欲作。独自のスタイルはそのままに、新たな一歩を踏み出した作品になっています。
カップリング『KISS THE SKY feat.Youngshim』はレゲエの歌姫PUSHIMの実妹Youngshimをフィーチャーし、プロデュースはCrystal Kayらを手掛けるAKIRA氏を迎えています。初コラボとは思えない相性の良さで展開される、アッパーなHIP HOPナンバー。『アワタウン』も疲れたらふるさとにちょっと戻って休んでまた元気になればいいと歌った、優しさを感じるリリックが胸を打つミディアムナンバー。
試聴はコチラです。Yahoo!動画の特集でベストアルバム『FOOTSTAMP vol.1』の収録曲がPVフル視聴できます。(~8/10)

Acid Black Cherry『SPELL MAGIC』

SPELL MAGIC(初回限定盤)(DVD付)
Janne Da Arcのヴォーカリスト、yasuのソロ・プロジェクト、Acid Black Cherryの1stシングル。ポップで親しみやすい曲を数多く送り出してきた彼の、ハイクオリティなロック・チューンが楽しめる。
結成10年を超え、現在もライブ動員数を伸ばし続けているJanne Da Arc。ひとつの節目として更なる高いステージを目指す為、ヴォーカルyasuのソロ・プロジェクトが始動。ギターのyouに続く、Janne Da Arcソロシリーズ第2弾になります。今作は、重厚なギター・サウンドで展開されたアグレッシブなロック・チューン。ポップなイメージのあるジャンヌとは違いますね。スリリングで大胆な世界観を表現したハードなサウンドと、勢いのあるメロディに映えるセクシーなヴォーカルが印象的。ギターに元LUNA SEAのSUGIZO、ベースに元La'cryma ChristiのSHUSE、ドラムに世界屈指のドラマー手数王こと菅沼孝三も参加。
カップリング『シャイニン・オン君が哀しい』は、85年発表のLOOKの名曲のカヴァー。しっとりと歌い上げたメロディアスなナンバーに仕上がっています。
試聴はコチラです。GyaO 音楽からPVフル視聴できます。(~7/29)

木村カエラ『Samantha』

Samantha
木村カエラの9thシングル。FOEの會田茂一が作曲を手がけ、きわめてポップなナンバーに仕上げている。彼女の進化と勢いが感じられ、さらなるファン層を獲得しそうな一曲。
大ヒット・アルバム『Scratch』から5ヵ月、待望のニューシングル。本人作詞、アイゴンこと會田茂一(FOE/HONESTY)作曲という『リルラリルハ』を手掛けた名コンビから誕生した、カエラの真骨頂と言えるポップでキュートなナンバー。往年のアメリカ人気コメディ・ドラマ「奥さまは魔女」の主人公サマンサへの憧れを歌った、変則的なビート&サウンドがサイケな雰囲気をかもしだすロックチューン。カエラ曰く「悲しんでいる人に届けって、笑ってほしいって思いながら書きました」という、心の深い部分をポップに聴かせる、元気が出る曲です。「♪どんな時も辛いはずさ」と歌い出し、サビで「♪あーダメダメなんだ」と、どん底に落ちてるのに、キャッチーなんですよね。PVはアニメーションと、今年6/15に行われた初の武道館ワンマンライブの映像で構成してあり、冒頭のナレーションは実際に「奥様は魔女」のナレーションをしていた中村正さんだそうです。ベリーショートの髪型は最初のうちは衝撃的でしたけど、見慣れると可愛いですね。
カップリング『Honey B ~みつばちダンス』は、「幼稚園や保育園、学校が楽しい場所でありますよーに」という願いを込めた、思わず歌いたくなる可愛いポップナンバー。イントロと間奏が、ポルノの『ミュージック・アワー』かと思いました。
試聴はコチラです。Yahoo!動画のコチラでPVフル視聴できます。(~8/31)GyaO 音楽からも。(~8/12)
追記:Yahoo!動画のコチラでカップリング『Honey B ~みつばちダンス』のPVフル視聴できます。(~8/31)カエラの着ぐるみ&ダンスは必見です。

SOFFet『Answer.』

Answer
企画コラボ・シリーズ第1弾となるシングル。歌とラップを自由に行き来する「スウィング・ラップ」という独自のスタイルを崩すことなく、非常に塩梅の良いコラボレーションを聴かせている。
ジャズとヒップホップを融合させたサウンドを聴かせるYoYoとGooFのMC2人組、SOFFet(ソッフェ)。豪華アーティストが多数参加した傑作アルバム『ココロフィルムノート』を経てリリースされる、2007年第1弾シングル。ピアノ&ストリングスの奏でる切ないメロディ、心の琴線に触れる深いメッセージが胸の奥に響く、夏の夕暮れを感じるミディアムナンバー。2人のハーモニー&ラップが心地よくて、心温まりますね。悩みをかかえる全ての人へ、一歩踏み出す勇気を与えてくれる応援ソングになってます。PVには人気お笑い芸人・キングコングの梶原雄太が出演。
カップリング『Potato Chips』は、Honda「クロスファクトリー」企画より生まれたクロスロード #003「RAP×DIARY」オリジナルソング。(詳しくはコチラ)フワフワした浮遊感のある心地よいサウンドのスウィンギン・ジャジーでオシャレなナンバーに仕上がってます。なんと、日之内エミがコーラスで参加。また、全国19カ所にわたるジョイントツアー「エイジアエンジニア/SOFFet ~TOUR '07~」のテーマソングとして各会場をヒートアップさせたエイジアエンジニアとのコラボ楽曲『MASH `EM UP~everlasting one/自由に歩いて愛して~』も収録。Fantastic Plastic Machineがプロデュースした『ココロフィルムノート』収録曲『everlasting one』と、小西康陽が手がけたエイジアのナンバー『自由に歩いて愛して』の2曲をMASH UPして制作という豪華布陣。エイジアが好きな私としては、かなり賑やかで楽しい1曲になってます。ライブ行きたかったなー。カップリングもオススメです。
試聴はコチラです。ORICON STYLEでPVフル視聴できます。GyaO 音楽からも。(~7/29)

童子-T『ONE LOVE feat.清水翔太』

ONE LOVE feat.清水翔太
テレビ東京系「流派-R」EDテーマ。2007年怒濤のシングル3連続リリース、第3弾。トリを飾るシングルは、今回も強力なゲストを迎え、絶妙なコラボを披露。痛快なラップ・トラックに仕上がっている。
今年2月にはKREVAプロデュースによる『Don't Stop』、5月には安全地帯の名曲のサンプリングした『悲しみにさよなら Feat. full Of Harmony』と、様々なコラボに挑戦中。そのシングル3連続リリースのラストを飾る今作は、これがCDデビュー曲となる新人シンガー・清水翔太をフィーチャリング。『better days feat.加藤ミリヤ,田中ロウマ』『In-mail feat.JUJU』に続く、大切な人に贈る極上のラブソングに仕上がってます。JUJU、加藤ミリヤ、田中ロウマに続いて、さすが先見の眼がありますね。「流派-R」でチェックしてましたが清水翔太さんもすごい素敵です。うっとりするような甘いヴォーカルと絶妙なバランス感のメロウチューンです。童子兄さんの歌モノが好きな私には、ドンピシャでした。DJ YUTAKAとShingo.Sによる813プロデュースだそうです。
カップリング『バッキンザデイズ~15の朝編~』は、哀愁溢れるトラックに、15歳の出来事を綴ったHIP HOPナンバー。
試聴はコチラです。

Emyli feat.VERBAL(m-flo)『テキトーLOVER』

テキトーLOVER
Emyliのニューシングルは、かつて「loves(コラボ)」したことのあるm-floのVERBALをフィーチャー。軽快なトラックに彼女のヴォーカルが気持ちよく響くパーティ・チューン。
m-flo lovesから約2年、VERBAL (m-flo)とのコラボレーションが復活。m-flo loves Emyli & Diggy-MO'『DOPAMIN』、m-flo loves EMYLI & YOSHIKA『Loop In My Heart』をヒットさせ、m-floのライブにもたびたびゲスト出演してきたEmyliなので、息もピッタリ。作曲はEmyli自身が行い、作詞はEmyli & VERBALが共作した夏を意識したダンスチューン。歪むビートとギターに絡むEmyliの力強いヴォーカルが、テキトーな気持ちではなく本気の1曲だと分かります。テキトーに聞き流せないリリック、テキトーなノリだけではノリきれないリズムが癖になる曲ですよ。VERBALのテキトーな男っぷりも意外にいいし、掛け合いが面白いですね。
カップリング『Look At Me Now』は、スパニッシュなギターが印象的。ラテンの香り漂う情熱的で切ない恋を歌った大人っぽいナンバー。妖艶なEmyliのヴォーカルがいいですね。そして、VERBALだけが日本語なのが変な感じの英語バージョンの『テキトーLOVER(English Ver.)』とスペイン語バージョンの『Look At Me Now(Spanish Ver.)』も収録。スペイン語だとより一層、ノリノリで曲にハマってますね。圧倒される迫力があります。
試聴はコチラです。Dohhh UP!でPVフル視聴できます。Yahoo!動画(~8/10)やGyaO 音楽からも。(~8/5)

SOPHIA『星』

星
日本テレビ系「スッキリ!」EDテーマ。ドラマなどでもおなじみの松岡充率いるロック・バンド、SOPHIAのニューシングル。独特の歌いまわしやポップなメロディが印象的なアップ・ナンバーで、彼らの衰えを知らない勢いが感じられる。
今年3月にリリースされた『君と月の光』に続く、通算33枚目となる2007年第2弾シングル。今作は、引き続き夜空を彩る天体をモチーフにした作品で、流麗なバラード楽曲の前作とは一転、夏にピッタリの爽快なアップチューンに仕上がってます。ライブで盛り上がりそうな、ポップに突き抜けるアグレッシブサウンドに、恋人たちの恋愛模様を歌ったロマンチックな歌詞が印象的。ちょっと変わったメロディが気になるナンバーです。一部、力の入った歌い方が米米の石井さんっぽい。
カップリング『男の子』は、君を守るとストレートに歌ったSOPHIAらしいロックナンバー。9/12にニューシングル『青空の破片(かけら)』をリリース予定。ちなみに、松岡君は、TBS系ドラマ「山田太郎ものがたり」にも出演中。ニノのお父さんて無理あるけどね。
試聴&期間限定のPVフル視聴はコチラです。
追記:GyaO 音楽からPVフル視聴できます。(~8/26)

ACIDMAN『REMIND』

REMIND
原点回帰的な疾走感溢れるロック・ナンバーが楽しめる、ACIDMANの13thシングル。キャッチーでパワフルな仕上がりには、ライヴ・バンドとしての実力が発揮されている。カップリングには、3部作となるインスト組曲の第1弾を収録。
2007年3部作シングルの第1弾。日本武道館ワンマン・ライブを大成功に収めたACIDMANの新曲は、ライブバンドとしての揺るぎない存在感を確信する疾走感溢れるロックチューン。力強いヴォーカルと詩とメロディが駆け抜け、熱い叫びが鳴り響きます。イントロから激しくて、聴いててスカッとしますね。全英語詞で、本当に大切なものは何かと問いかけます。途中の転調は、曲が変わったのかと思いました。
カップリング『赤色群像(inst.)』は、インスト・シリーズの一発目。今作以降、それぞれ「赤」「青」「緑」という光の3原色をイメージした3部作となる予定みたいです。音のみで表現されるACIDMANの「赤」は、透き通るピアノと鋭利なギターが絡み合い、静と動が混在する世界を表現しています。9/5には、ライブDVD『ACIDMAN LIVE TOUR“green chord”in 日本武道館』もリリース予定。楽しみだな♪
試聴はコチラです。