一階の
両親のダイニングの窓から
外を見ていたら
庭の植物の所に
やってきて
最初は
用を足しているのかな?
と思ったが
ここで
日向ぼっこを
していて
この窓際にいる
シオンやラテと
おしゃべりをしていることが
わかり
もう、もう
タヌちゃんが
愛おしすぎて
涙が出て
苦しかった
そしてそれは
慈愛というより
慈悲で
その
発狂するほど
愛おしく
純粋に
顔が歪むくらいに
慈しむエネルギーは
このときや
このときや
このときや
このときや
このときや
このときのエネルギーで
それは
一切
エネルギーで
ああ、これが
世界一のエネルギーで
これが
わたしの天職で
それは
絵を描く息子のように
人生に成功を求めたり
ひとに認められることを求めたり
資格や、学歴や、賞や、技術を重視したり
することを手放し
いかに意味を求めず
いかに内側から突き上げる衝動に従い
ありのままに表現するか
という純粋に生きる
ということで
わたしは
もうこれで
生きていくんだ…
と思った