2022/10/30(長女との対話 5.・爆発する愛) | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.














最近
アパート暮らしを始めた
長女











金曜日夜に
帰ってきた











そして
土曜日の
夜になる前に
帰る予定が












土曜日
夜になり










土曜日
深夜になり











日曜日
早朝になり









日曜日
午前になり
とだんだん伸び












結局
午前11時頃
家を出たのだが









途中買い物に寄ったら
そこで
忘れ物があることに
気づいたと











12時前に
帰って来た





















そして

わたしの部屋に入ってきて

二人で抱き合って泣いた











それは

この三日間が

有り得ないほど

楽しかったからで










それは

この三日間が

調和しかなかったからで











それは

この三日間で

何度頑張ったねと労ったり

何度涙を流したり

何度抱き合ったりしたか

わからなかったからだった












そして

お別れするときも

本当は涙を流して

ハグをしたかったのだが










両親も出てきて

お喋りを始めたので

タイミングをつかめず

結局出来ず









でも

わたしは

長女も同じ気持ちだと

わかったから

これで良かったんだ…

と思っていた











でも

長女は

もやもやが 

残っていたらしく











だから

忘れ物もあったが

それをお母さんとしたくて

帰ってきた

と泣きながら

そう話してくれたからで












それは

このとき

このときのように










この世に 

わたしたちだけしか

いないような











原爆

落とされた瞬間の

全ての音が消えるような










原爆も台風も嵐も

中心であればあるほど

静寂であるような










そんな世界に

二人でいたからだった
























彼女は

特にこの一年

想像以上に変わり












どんどん

自分を知り

素直になり

プライドも善悪も捨て












どんどん

解放され

覚醒していき











どんどん

どんどん

ありのままの長女が

溢れてきている








 



でも

彼女は小さい頃から

我が家の過酷な環境の中で











長女として必死に生き

感受性を封印したところが

あったし








  



どんどん

直感やハートや感覚で

生きるわたしに対し










なかなか

頭や善悪や

目に見えるものだけで話す癖も

手放せないところも

あった









でも

だからこそ

天地がひっくり返ったら

物凄く豊かな感受性が

現れそうだと思っていて












だから












自分の気持ちを

素直に認め行動し

素直に涙を流しながら

伝えてくれたことや










わたしと

同じ気持ちだったことは

本当に本当に

奇跡で











それは

この










2歳で障害を負った

長女の弟である息子

爆発的な絵の才能

現れたときのように












衝撃的な

時間だった

























そして

彼女は










アパートの新生活も

ストレスもほとんど無いし

楽しいし落ち着くけど


お母さんといると

この家にいると本当に落ち着く…


だから帰って来たくなる…」

と言ってくれ













わたしは

「あなたたちが、お母さんに会いたい

ここに帰って来たいと思ってくれることは

本当に奇跡だと思っているから


一生そう思ってもらえるように

お母さんは一生努力しようと思っているよ…

と言うと











「そう思えるのは本当に凄い…

わたしも頑張る…」

と言い











二人で

「頑張ろうね…」


「また来週会える日が楽しみよね…」


「こんな風に二人で思えるなんて

なんて幸せなんだろうね…」


「よくここまで頑張ってきたね…」

と泣いた























そして












「まさか自分が

こんな自分になるなんて

全く想像もしなかったし

想像以上だったけど


あなたとこんな風に

話せる日がくることも想像以上で

もう、本当にたまらない


ありがとうね、ありがとうね…」











泣き











彼女が帰った後は

彼女の純粋さが胸を打ち

しばらく放心状態で












ああ、もう

このときのように

このときのように

このときのように










無限に

愛を爆発させていいのだと

声を出して泣いた


















写真:長女
















長女との対話 4.




長女との対話 6.