そして
どんどん
エネルギーが
今この瞬間だけに
集中してきて
それは
発狂のエネルギーで
絵を描くときの
一瞬で
全てを飲み込む
津波のような
エネルギーで
大好きなコンサートに行く
エネルギーで
今日ずっと
さらにそこに
集中していたら
急に一瞬だけ
息苦しくなった
それは
パニックの発作が起こりそうな感覚で
わたしは
あまりクーラーが
好きでは無いし
自然な風が好きなので
扇風機はかけるが
クーラーは
普段はほとんど
かけないのだが
今日は
気温というより
息苦しさで
脳に酸素が
行き渡っていない
感覚がしたので
クーラーを付けて
深い呼吸を
意識的に始めた
そうしたら
落ち着き
結局
一瞬の違和感だけで
何も起こらなかった
のだけど
でも何か
今まで起こしてきた
パニックの発作とも
違い
もっと強い
エネルギーの抑圧が
あるのを感じた
そして
ああ、これは
パニックの発作ではなく
検査もしていないし
病院にも行っていないので
原因は分からないが
わたしも一度
起こしたことがあり
息子が
2歳で脳障害を負ってから
始まった
のたうち回るような
強烈なエネルギーだ
と分かった
それは
発狂する
大解放のエネルギーが
当たり前になったことで
今まで
環境や生き癖で
抑圧してきたエネルギーが
あぶり出されてきたのでは
ないかと思い
また
このときのように
息子の脳障害の症状を
内から体験することとなり
わたしは
自分のときの発作は
旅行先で
少し具合が悪くなり
周りの声が遠のき
頭が真っ白になったら
倒れていたらしく
気がついたら
周りに人だかりが出き
一緒にいた姉が泣いていた
という状況だけで
記憶に無かったので
ああ、息子は
こんな感覚だったのか…
こんな気持ちだったのか…
と貴重な体験に震え
息子と自分と
癲癇などの発作を起こす
人の気持ちがわかり
涙が出た
そして
脳に異常を来す
というのは
そのひとの
命や存在を
脅やかされるほどの
良くない状態や環境で
脳がストレスを感じ
酸素不足になり
脳細胞が傷ついた状態だと
言われ
だから
息子が
絵を描くことや大好きなコンサートに行く