覚悟 2. | ブログ.

ブログ.

事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.





























わたしは
比較的早くに結婚したし
すぐに子どもが欲しくて
結婚したわけではなかったので











結婚して
5年くらいは
共働きをしながら
旅行などをしながら
二人で楽しもう
と思っていた










そして
その頃世間では
不妊の人も多くなり










わたしたちにも
子どもが必ずしも
授かるとは限らない
と思い











授からないなら
授からない人生を楽しもう
と覚悟をしていたら










共働きと
いくつかの旅行を
楽しんだ半年後










突然











そして
その二年後に次女
さらに二年後に息子を
授かり










わたしが
3人目が欲しいと言ったとき
ずっと男の子が欲しかったらしい
元夫は











「三人目もきっと女の子だろうから
二人でいい」
と言い









わたしはなぜか
と言い
自分でもびっくりし









でも
三人目はなんとなく
男の子のような気がし
周りもなんとなく
男の子を望んでいる人が多かったが











わたしは
男の子でも女の子でも
どちらでもよく
三姉妹も可愛いなぁ… 
女の子なら三姉妹のお母さんを楽しもう
と覚悟をしていたら









妊娠中に
7回も8回も
男の子の夢をみて





そして
その時のわたしは
障害は覚悟というより
あろうがなかろうが
そんな事どうでも良い
という感覚で











わたしたちは
時には
心配事や見える物だけなど
ミクロな視点に囚われ 
がんじがらめになり









それもとても
大切なことで
大切な視点なのだが










マクロな視点では
それは取るに足らない
些細なことでもあり








実際に
見えるもの、顕在意識は
見えないもの、潜在意識、超意識を
含めると
1%くらいだとも言われていて










それは
そんな事どうでも良いくらい
この子を愛しているという
愛や純粋さが爆発した








覚悟を超えた
覚醒の状態だったので
息子は健常で生まれてきた









そして
その頃世間では
アトピー性皮膚炎の子どもが
本当に多く










三人の子どもたちも
アトピーになることを
覚悟したが
誰もならず









そして
息子を妊娠中








「この子が
健常であろうが障害があろうが
そんなの関係ない
ただ、この子に会いたい…」
という










突然
無条件の愛溢れた
わたしだったが










それも忘れ
覚悟も消えた
息子が2歳になった
直後









突然病気で











    










そしてわたしは
鬱になりながらも
導かれるように出会った
二人の娘を育てることに
必死になったが










元夫は
息子の障害にショックを受け
必死なわたしに抵抗をし






わたしはそれが
悲しかったし
腹が立ったが








生きることや
子どもたちのことや
世界一ハードだと言われている
リハビリに必死すぎて
そんな彼に寄り添う余裕もなく










と泣きながら
のたうち回りながら
それを覚悟するようになったら










彼は
死を口にしなくなった



























そして

そんな環境だったので

二人の娘たちも











不登校になるかもしれないし

自死するかもしれない

と覚悟をしていたが

それは起こらず











息子も

何百回もの発作のたび

死を覚悟したが

それは起こらず












彼は学校では

1、2回しか

発作は起こっておらず

発作のほとんどは

家と夜だったのだが












運動会の組み立て体操の最中や

修学旅行などに起こり
救急車で運ばれるなど











皆の大切な思い出の瞬間に

大きな迷惑をかけるんじゃないか

と不安になったときもあったが












その度に

「それが起こったらその時はその時で

皆さんに頭を下げ続けよう」 











と腹を括り

覚悟をしたら

それは起こらなかった














そして元夫と

15年くらい前

地震の話をしていたとき

彼が












「地震(東南海地震)は起こる

と思っていたらいい」

と言ったとき

ハッとし











その後

地震や台風や災害を

覚悟するようになったら

この地域では

それはほぼ起こらなくなり














でも覚悟せず

恐れたことは起こり続け










わたしはその度に

覚悟のなかった自分を知り

覚悟をし続けたが











人生で起こる全てが

最善であることも分かり 

どの経験も素晴らしい経験だと

だんだんわかってきた



























そして

それらの現象は











本気で

覚悟をしたことは

未来では起こらず











未来で起こらないことを

わたしが覚悟した

のどちらでもあるとわかり










覚悟とは

〝腹を括り〟

〝ハートを開く〟

ということで










今、一般的に
良い悪いとされる
全ての可能性に
覚悟をし
腹を括り
ハートを開き続けていて










家族にも
その生き方が
少しずつ
広がっている