別次元 1. | ブログ.

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事実は小説よりも奇なり.
Truth is stranger than fiction.

息子りんの絵と猫と, 愛する人生と.
Rin’s arts,cats,and loved life.













わたし
今思うと
別次元をよく
生きていたなと思う











それは
小さい頃からで









わたしが3歳
姉が5歳で
母が働きに出て
保育園に入るまでは
母が家で内職をしていたため








姉とわたしは
借家の庭や
地続きになっていた
大家さんの庭や敷地で
花を摘んだり
探検をしたり










家で二人で
お絵描きをしたり
ままごとをしたりしていて








それは
今思っても
天国のようで
クリエイティブで
本当に楽しかった









そして
保育園に入り
その後
幼稚園、小学校に
入ってからは









母が
常識や躾に
厳しかったのもあるし
母も必死だったのもあるし








わたしが
他人の目を必要以上に
気にするようになったり
お利口になっていったり
時代もあり








わたしは元々
物凄く自由
好きな子どもだったので
物凄く生きることが
息苦しくなっていき










小学生の中高学年では
無限はどこにあるのか
無条件の愛はどこにあるのか
なぜ罪と罰があるのか〟
と時折考えるようになっていた





















だから
学校という
同じ環境にいながらも
仲良しの友だちが 












自由に楽しく
アイドルの真似をして
無邪気に遊んでいる姿を見て
いいなぁ…と思うことはあり
でも自分は出来なくて











でも
この次元を疑問に思い
別次元を泣くほど愛する自分
どこかで絶対的に
信頼もしていたので










だから
どちらが
上、下という感覚は
一切無かったが








自分だけたまに
別次元を生きているような
感覚があった





















それは
高校に進学してからもあり
それは市内の進学校で










ほぼ全員が進学し
ほぼ皆が勉強する中
わたしはそこで馴染みつつも
楽しいことをやり続け









結果成績は下がり
親や先生が薦める
国立の四大や短大には
行かず









インテリアの専門学校に進んだのだが
そんな選択をした人もあまりおらず
何か皆と違った





















だから
専門学校でも 
充実はしていたが
あまり馴染み過ぎず
どこかマイペースで










大学や短大に落ちたからとか
何となく入ったひとが多いなかで
わたしは子どもの頃から
本当にインテリアが好きだったから
それも皆とは違い













就職先では
システムキッチンの
コーディネーターとして働き










周りが人の噂話などで賑やかな中
わたしは後輩と
馬鹿みたいにふざけ
いつも笑い










周りが皆で遊びに行くなか
たまには一緒に行ったが











わたしは
洋服が大好きだったので
仕事終わりはよく一人で
ウィンドウショッピングに出かけ
職場でも
ファッションを褒められることは多く










専門学校の学生時代
就職して退職するまでの3年は
まさにバブルそのもので










街も賑やかで
皆が飲み会やディスコにと
忙しく









わたしは
しょっちゅう
専門学校でも職場でも











昨夜
あそこのディスコで見た
飲み屋街を男と歩いていた
派手な格好で飲み屋街を車に乗っていた
と言われたが 笑









ディスコも行ったことは無いし
お酒も当時は全く飲めなかったし
車も持っていなかったので









派手な華やかな格好は
たまにしていたけど
全て全て人違いで 笑












そこだけ何か
別次元だったように
思う








そして 
結婚し
三人の子どもを産み
育児サークルに入ったが









うちの子どもたちは
特に長女
友だちは大好きだし
集団行動もできるが








当時
「ママ!ママ!」
と離れない時があり









わたしは
ママ友らのおしゃべりに
入りたかったのだが
あまり入れなくて









それが当時は
イライラしたこともあったが
後からそれが
物凄く良く
わたしはそっちだと分かった









そして
誰とでも仲良かったが
特に
子どもらも含め
相性がよく合った
友人とは










夫の愚痴も
子どもの心配も無く
いつも子どもたちを見て
キャッキャと笑っていたので
それも別次元だった










そして
突然
当時2歳だった
第三子の息子
脳障害を負い









わたしはさらに
こうして
奈落の底などの
別次元を生き始めた






















そして

息子のリハビリでも

全国に仲間がいたが

一人必死で

別次元で




















当時の

娘たちの友だちの

ママ友とも

誰とでも仲良かったが












息子が全盲多動になり

目が離せなかったり

リハビリで忙しいのもあり

じっくり立ち話をすることもなく






  


いつも

別次元を生きていて













それを当時は

悲しいと思ったこともあったが

今思うと

本当に良くて










息子が

幼稚園に行っても 

小学校の特別支援学級に

入っても










誰とでも仲良かったが 

馴染みすぎず群れず

基本一人で行動し












このように

別次元や奇跡を

生きていた