いごいごで使うシールは100円均一ショップで、良さそうなデザインのものが出ると少しずつ買って貯めてあります。
いごいご中に子どもたちに頼まれることの多いのが、
これ、はがして!
特にフレーク状のシールで多発します。
フレーク状というのは、一枚の裏紙に何枚もシールがついているものではなくて、1シール1枚ずつばらばらになっているタイプのものです。
特に今の季節、小学生たちはプールに入るために、手指の爪を短く切るように指導されていますから(爪が伸びすぎていると先生に注意されたり、保健室で爪切りしてもらったりする)、ぴったりくっついたシールの裏紙を剥がせないことがあるんですね。
りくのらはおとななので、指の爪を少し伸ばしてセルフネイルを施して遊んだりしております。
だからシールの裏紙を剥がすのはお手の物。
どれどれ、ちょっと貸してごらん。
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で、不思議に思うことがありまして。
子どもと対局している最中には、仔細構わず
「先生、対局しよう!」 と割り込んでくる子が結構おります。
「今やってるとこだからちょっと待っててね。」 と何度も言わなければなりません。
だけど、
「今シール剥がしてるから。」 と言うと、なぜかすごく納得が深いみたいで、それ以上言い募ってくる子がいない。
そうか、シールを剥がしているのなら仕方がないな、とでも言うように、おとなしく待っていてくれます。
シールが剥がれるかどうか、真剣なマナザシで見守りながら。
どうしてでしょうか?
小学生のちびっ子にとって、シールとはそんなにも重要な位置づけなのでしょうか?
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シールのシートには小さいのが1枚とか2枚とか、残り物、という感じでどうしても残ります。
残り物から使ってくれたら助かるんですが、やっぱりシートの中でも中心的な大きいサイズのから売れていきます。
そういうのが貯まってくると時々整理しています。
そして家の中のちょっとした小物に貼ってみる。
すると不思議なことに、ちっちゃなシールを一枚施しただけで、ぐっとその品物が安っぽく!
なると思いませんか?
りくのら家ではこういうのを「値引きシール」と読んで愛しています。
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値引きシールと言えば、我が家はイトーヨーカドー食品館から歩いて1分の至近ですので、他所のお宅の晩御飯の支度が終わる頃合いを見計らって行きますと、お寿司やお弁当やお惣菜に、それはそれはうっとりするような値引きシールが貼られて並んでいます。
日曜日も時計の針が19時半を回るのを待って出撃したら、狙い通り国産ウナギのかば焼きにステキな値引きシールが貼られていたよ!
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いごいご! というのは、荒川区立小学校の放課後スクールでやっている
小さな碁盤と色のきれいな碁石を使った囲碁遊びのことです。
これまでの いごいご! の活動の様子は こちら からどうぞ
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りくのら朝学習プリント
今までのりくのら朝学習プリントをダウンロードできます。
No.140 長さを測ろう ( ものさし、帳面、えもんかけ )
No.143 動作の言葉 ( ヴィトゲンシュタインの言葉 )
No.144 定規を使わずに ( しっぽの赤リボン、たてがみの三つ編み )
No.145 いろんな食べ方 ( ハインラインは猫が好き )
No.146 数のイメージ ( 数には色がついている? )
No.147 手を描こう ( 恐怖を知らない人たちが発見された )
No.148 ご飯とパン ( ベジマイトとヌッテラ )
No.150 遊び方を教えて ( 家庭学習はのんびりやろう )
No.151 何をしまっておこうか ( 小学生の机の中には )
No,152 おいしそうなパフェ ( HTML文字数制限との戦い )