親愛なる先生へ

 

昨日のお手紙にて、「こちらには、本来非はなかった」のではないか、というようなことを書いたのですが、じつをいうと、『そんなこと言うのは、おこがましいのでは? 』という疑念が、どーしても抜けないんです。

 

もっとも、こういう説があることを、けっこう前から知ってはいるのですがね……。

 

幼い子供が悪さをするといっても、しょせんは子供ですから、やる事はたかが知れています。全ては、親のイライラやマイナス感情の矛先が子供に向かっているのに過ぎません。

 

アドバイス東京-開運コラム「病気・トラウマ」

 

あと、親子関係には、つぎのような要素があるっていうことも、充分考慮に入れないといけないと思います。

 

子ども時代に、精神的負債を課せられず済んだ人は幸いだと思う。自分では何一つ変えられない、変えようがない時期。

 

親の要求に応えなければ愛してやらないという態度を親がとったとき、抵抗できる子どもなどいない。何かを支配したい欲求を内に秘めた親にとって、これほど誘惑に満ちた方法はない。親子関係は、一歩間違えれば危険きわまりない一方的権力支配の関係になる。

 

支配したいという欲求を胸に秘めた親にとって、子どもの「わがまま」は恰好の口実になる。「躾」の名の下に堂々と権力を振るえるから。言葉は権力を持つ者が定義するので、子どもにとって理由のある行動を「わがまま」と、親による暴力を「躾」と、親自身が定義できる。その構造に敏感でありたい。

 

丹治吉順 a.k.a. 朝P(@tanji_y)/2014年07月22日 - Twilog

 

では、今日はこのへんで。

 

あなたの一番弟子(でありたい) elaineより

 

親愛なる先生へ

 

昨日のお手紙では、
「自分だって我慢しているのだからお前も我慢しろ」
「親である自分にとって許されなかったことを、同じ立場の子供にも許すことができない」
というような心理について触れました。

 

ここで、ちょっと前にネットで読んだ文章なのですが、思い出したことがあります。
それは、ブラジルにあるという「マオ・レゾルビーダ(未解決の人間)」という言葉について。

 

「マオ・レゾルビーダ」というのは個人的な問題、たとえば家族だったり、恋愛だったりその人の人格を裏付ける内面の問題を自分で乗り越えたり解決できていない人のこと。

 

「どんなにエリートでも、自分の問題を解決できていない人は人に当たったり、暴力的だったり、他人を攻撃することで自分を満たそうとする。社会的に成功したりしていてもそういう人には気をつけないと行けないよ」

 

体罰について | None.

 

これ、わたしの場合(昨日のお手紙のケース)で、該当するのは、親というわけだけど、
「我慢」「許されなかった」などというのは、まさに親自身にとっての問題だったのだから、本来親自身でなんとかしないといけなかったというのに、こちら(子)にとばっちりが来ちゃってた、と、考えられますよね?
つまり、こちらには、本来非はなかった……と。

 

ともあれ、このつづきは、また次回以降に。

 

あなたの一番弟子(でありたい) elaineより

 

親愛なる先生へ

 

昨日のお手紙で予告した通り、昨日のお手紙の中で引用した部分を読んで自分が考えたことなどについて、書いていこうと思います。

 

まず、この引用部分では、「共感」の大切さについて触れているわけですが。

わたしの場合は、共感なんて、もちろん、されてるわけありません。
だいたい、共感されてたりしたら、こんなに悩んでやしないもの。

 

とはいえ、この「共感」がされなかったのは、気持ちがわからなかったからではなく、むしろわかりすぎていたからなのではないか? という気がするんですよねー。

(引用部分では、「おれがどんなにいやな気持ちだったか、お母さんはわかってくれた!」というふうにあったのだけれど。)

 

というのは、わたしの場合、両親とも、妹がいる第一子だからなんです。

つまり、わたしと似たような境遇で育ってきた可能性が高いというわけ。

 

だから、もしかするとこういう心境だったのでは。
『自分だって、お兄ちゃん・お姉ちゃんだからと言われて我慢したのだから、お前も我慢しろ! 』

 

ていうか、つぎの文みたいな感じだったのかも。

 

なぜ長女にだけ腹が立つんでしょうか?

よく話を聞くと、その方自身も長女であったりして、そのために、幼少期の頃、親からキツく当たられたり、もしくはいろんな面で我慢を強いられたりした経験をお持ちなんです。

ここに、ヒントがあります。

子供時代の自分と、長女を重ねてしまっているんですね。

簡単に言うと、長女はその方自身であり、もっと正確に言うと、子供のころに抑圧してきた、または、切り離して置いてきぼりにしてきた自分なんです。

何を抑圧したり、切り離したりしてきたのかというと、わがままをいうこと、無邪気に遊ぶこと、自由に行動すること、欲しがること、泣くこと、弱音を吐くことなどです。

親に怒られたり、弟や妹が出来たりして大変そうな親を見て、我慢したりあきらめたりしたんです。

自分はこれらをすることを許されなかったし、ある意味捨ててきたので、だからそれを、同じ立場(長女)の子供にも許すことができないんです。

 

なぜ長女にだけキツく当たってしまうのでしょう? | あなたが変われば世界が変わる~自信が無い・自分が嫌いという人のための自分と仲直りするためのヒント~

 

さて、今日はこのへんで。

 

あなたの一番弟子(でありたい) elaineより

 

親愛なる先生へ

 

今までのお手紙の中で何度も、「2月4日のお手紙の例」というのを取り上げてきたのですが、それにとても近いシチュエーションについて書いていると思われる文章を、最近ネットで見つけて驚いたので、以下に引用することにします。

 

たとえば、お兄ちゃんが弟をたたいちゃったとするよね。「どうしたの、お兄ちゃん?」って聞くと、「だって弟が、おれのおもちゃで遊んでたの! 弟がとっちゃったんだもん!」とか言ったとする。

 

そういうとき、大体の人は「あんた、お兄ちゃんでしょ。おもちゃとられたからって、たたくの? そういうの暴力だよ、ダメなものはダメ!」とか言って、正論を押しつけちゃうんだけど、それじゃ絶対に子どもは納得しませんよ。

 

子どもだって、そんなことはとっくの昔にわかってる。頭では理解していても、気持ちが処理できないだけ。

 

その気持ちを処理してあげるのが、共感なんです。「あ、そうだったの? おもちゃとられたんだ、いやだったね」と言ってあげる。そうすると子どもはうれしくなって、「いやだったよ! だってこの前も、こうでこうで……」とか言って、どんどんしゃべる。

 

それがなかなかできないんだよね、たいていの親も、先生も。

 

「あんた、人のことばっかり言って、なに? 自分は悪くないと思ってるの? そういうところがダメ、まず『ごめんなさい』って言いなさい!」とか言っちゃう。でもモヤモヤしたまま「ごめんなさい」を言ったって、意味ないんだよね。

 

それを全部、たっぷり共感して聞いてあげると、スッキリできるから。

 

そうなったとき、子どもは特定の精神状態に入るんです。「お母さんは、わかってくれた! おれがどんなにいやな気持ちだったか、お母さんはわかってくれた!」というふうに、相手への信頼感がぐーっと高まる。

 

そこで初めて、「じゃ、お兄ちゃん、これからどうする?」とか言えば、もう素直になってるから、「じゃあ、おれはお兄ちゃんだからね、これからは、弟に先にやらしてあげちゃう!」なんて言えるんですよ。

 

気持ちのわだかまりを処理してあげれば、良い部分が出るんです。正論の押し付けじゃ、絶対無理です。いろんな場面で、とにかく門前払いしないで、聞いてあげて。

 

子どもに「正論より共感」が響く本質的な理由 | 子育て | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

……えっと、なんか結構長くなってしまったので、これを読んで自分が考えたことなどについては、また次回以降にすることにしますね。

 

あなたの一番弟子(でありたい) elaineより

 

親愛なる先生へ

 

昨日のお手紙の中で、「幼い頃から、『お前は視野が狭い』と、言われ続けてきた」と書いたのですが、じつをいうとわたしソレ、ぜんっぜん理解不能だったんですよねー。

 

なんでだったのか、ちょっと考えてみました。

 

昨日のお手紙に、「『視野が狭い』と言われていたのは、ズバリ『怒り』をかかえていたりしたからなのかも」と書きましたが、まず思い当たったのは、その「怒り」のこと。
もし、本当に「視野の狭さ」が「怒り」からきているのだったら、その「怒り」を引き起こした元凶が全く解決していないというのに、「視野の狭さだけ直せ」って言われたって、理解できないのは当たり前ですよね。

 

思い当たったことは、そのほかにもあります。

 

・ 「さっさとしなさい」(1月14日のお手紙)
・ 「ボーッとするな」(2月10日のお手紙)

 

そんなふうに言われてばかりいるのだから、こっちも一生懸命それにこたえてやろうとしているのに。
一生懸命だからこそ、どうしても「視野が狭く」なっちゃってたっていうのに。
その上さらにダメ出し食らってる、としか受け取れなかった……っていうふうだったんじゃないかなあ。

 

自分の自己肯定感がどん底な気がするのは、きっと、こういった要因も影響しているはずなんですよね……。

 

ではでは。

 

あなたの一番弟子(でありたい) elaineより