あなたは部下の仕事に対する「やりがい」を見れていますか?
「やりがいや達成感」は、
数値で評価できないので「気持ちの問題」と思われがちですが、
上司の観察&アプローチの仕方次第で、部下のやりがいを高めていくことができます
とはいえ
管理職として仕事をしながら、組織をまとめて、
しかも部下の状態を細かく見ていくなんて業務量が多すぎ・・・
と感じられる方のために、
観察&アプローチ方法を5つ紹介します
①適切な人員配置
まず、なんといっても適正な人事配置です
部下が自分の「スキル・経験・実績・保有資格」などをできるだけ最大限に活かせる部署に配属してもらうことができれば、業務に集中しパフォーマンスもUPします。
きちんと、部下ひとりひとりの強味・弱み・適性を把握し、適宜人事部門と相談をしましょう!
②部下の不満を把握する
例えば、仕事と私生活の両立が上手くいっている部下たちに対して、
ワークライフバランス対策をしても、あまり効果は得られませんよね
部下からしたら、
きちんと職場を見れていないトンチンカン上司になってしまいます。
まずは、部下が抱える不満を把握することです
スキルアップについて不満を抱えているようなら、それを解決できるように支援していくことで、モチベーションが自然と喚起されていきます。
③個々のキャリアプランを明確に把握する
部下と定期的に個別面談し、部下がキャリアに対して不安に感じていることや
目標とすることなどキャリアプランを明確にしましょう
部下たちのキャリプランが把握できれば、
上司としてキャリアプランが達成できるような職場環境を用意してあげたり、
キャリアアップ&スキルアップのための研修や時間を確保させてあげることで、
働き続けるモチベーションが必ず高くなります
「成長している実感」を持ってもらうよう工夫しましょう
④職場の心理的な安心感を高める
上司だけでなく、同僚も含めて全員が自分の意見に耳を傾けてくれたり、
失敗を恐れずにチャレンジできる社風や風土があると、
「やりがい」が感じられるようになります
ポジティブで安心してコミュニケーションを取れる雰囲気づくりを心がけることで、意見交換が活発になり斬新なアイディアが期待できます。
⑤ワークライフバランスを整える
無理な残業や休日出勤を減らしていくことは重要です。
過労や、過労からくる睡眠不足は集中力を低下させパフォーマンスがさがります。
また、メンタルヘルス不調にもなりやすくなります。
残業が休日出勤が続く理由を把握し、業務量・質に課題があるのであれば、
減らしてあげたり、今すぐに減らすのが難しい場合は、どのくらいの期間で減らして上げれるか見通しを伝えましょう。
部下が仕事と私生活を切り分け、きちんと休める環境を作ってあげることが大切!
いかがでしたでしょうか?
支援しているというポーズだけだと、部下からの信頼を失ってしまうので、
きちんと誠実に対応していくことが重要です
・「この仕事をやっていてよかった」という満足感
・「自分は確実に成長している」という実感
を高めてあげられるよう部下をサポートしてあげてください