pocketful of happiness -5ページ目

アクセントは個性です

ちょっと見てみて…
 
メールを書いてる途中だったのに、否応なしにムッシュに youtube を見せられた。
ラッセル・ピーターズのショー。

なんの前ぶりもなしに急に見せられて

あんだよ… とちょっとカチンときていたものの。

見てるうちにどんどんのめり込んで、気がついたら爆笑してた。


http://www.russellpeters.com/Default.aspx

↑公式ホームページみっけた。


インド出身の両親をもつ、カナダ生まれのコメディアン。

各人種や異文化をネタにしてるのだけど。

移民の街・トロントで育っただけあって、かなりリアル。

ヒトによっては 人種差別だ! て憤慨するヒトもいるのかもしれないけど。

リアルさが笑えるし、納得できるし、憎めない。



お気に入りはやっぱり、中国人ネタ。

もう、あのアクセントがたまらない。びーあ・まん!

課長次長の 「お前に食わせるタンメンはねぇ!」 を思い出させる。

いや、もっとリアル。チャイナな英語がそのまんま。


インド人ネタも大好き。

大真面目に言ってるとこが、あーたまらん。

なんだかインド人が大好きになってしまいそう。

彼らのアクセントにはヘキエキさせられるけど

そんなアクセントさえも、もう大好きになりそう。



コロンブスはインドに行きたかったのに、間違えてアメリカ着いちゃって。。。

インド人は「クリストファーはまだ着かんのか?あいつ遅れやがって」

って待ってたっつーのに。

って…。



イタリア人のおっきな身振り手振りでの会話。

会社のイタリア系ディレクターの姿、そのまんまだった。

彼らは手を押さえたら、言葉が出てこないらしいしね。



もうちょっと研究してほしかったのは、イギリス人と韓国人。

いまいちアクセントを掴みきれてなかったなぁ。

コリアン英語なら、私の方が絶対うまいと思うニダ。

同僚にイギリス晩黒柳徹子みたいなおばちゃんがいて

ペラペラペラペラ・カツカツカツカツ、早口でよー喋る。

そのおばちゃんのブリティッシュアクセントを聞きなれてるからか、

ちょと物足りなかった。



日本人にはあまり馴染みがないのか、全くネタにされない。

ぜひぜひ日本に行ってもらって、いじってほしいなぁ。



同僚にラッセルの話をしたら「あー彼は最高だよね」とみなさん。

有名だったのね。

同僚の一人は、間近でラッセルのショーを見て、

隣にいた友達がいじられたらしい。

その後、直接話しに行って、最高におもしろいヤツだった、と。

ショーは見たいけど、いじられたくないなぁ。

てか、中国人じゃないから、ガッカリで、あんまりいじってくれないだろな。


日本でいう、タモさんやサンマさんみたいに

カナダ生まれのほとんどのヒトが知ってる、的な存在なのかな。

そんなラッセルのショーを見て、ちゃんと理解して、一緒に爆笑できる。

なんだか嬉しくなった。



いまや、いろんなショーをダウンロードして、毎晩見てる私とムッシュ。

きっと爆笑声がうるさいんだろな、ご近所さん。。



ちょっと長いけど、お時間ある時にお試しあれ↓

http://www.youtube.com/watch?v=24Ryj1ywoqw


Outsourced/Russell Peters
¥1,246
Amazon.co.jp

自己管理大国

緊急事態だ!

またヘマしやがった!

ちょっとそこまで見に行ってくる!

なんで連絡こないんだよー!


常にドタバタしてる職場。

誰かは走り回ってるし、電話は鳴り続けてるし、

カタカタメールを打つのもエンドレス。


こないだ、いつものように騒がしいなりにも、何か違うものを感じた。

そういや後ろの席のヒトさっきからいないし…

こそこそとそこら辺でさっきから話してるし…

いつも状況をつかむのが遅い私。

だってみんながそこらへんで話してるの聞いてみたところで、

よくわらかんのだもん。


そのうち同僚が

「言うべきかわかんないけど、同じグループとして言っておくよ…」と。

他のグループの同僚が、急に左肩から腕にかけて、全く感覚がなくなった

と言い出したらしい。

階下には倉庫があり、いろんな貨物が保管されている。

薬品だってある。

職場での何かの事故である可能性もあるから・・・

と、セーフティー担当の、私と同じグループの同僚が、一緒に救急病院へ行ったらしい。

でもこの二人、携帯番号を誰にも教えずに行ってしまい、連絡がつかない。。


どうなってんだろ…

どうやって彼女らに連絡とろう・・・

何が原因なんだろ・・・


そんなこんなで、少しザワザワしてたようで。


定時前くらいに連絡があり、まだ病院でまたされてるから、

今日は職場には戻れない、とのこと。


あちらこちらで、病院にまつわる話を始める同僚たち。


カナダは、というか、私のいる州は、日本で言うところの国民保険のようなものに入っていれば

ほとんどの医療費は、タダ。

歯医者と薬代はカバーされないけど。


ただし、病院事情はひどい。

とにかく対応が遅い、たらいまわし、大して処置をしてくれない。

緊急病院の待合室で亡くなるヒトは後を絶たないとか。。

「タダだし、念のため行っておくかぁ」的に、大したことなくても行く人もいるのだろうけど

本当にマズイ状態だから病院に行ってる人も、同じ扱いをされる。


「私なんて、夜中に吐き気が止まらないし歩けないから

 友達に救急に連れてってもらったんだけど、

 4時間待たされて、次の日の検査の予約をしてくれただけ。

 次の日検査に行ったら、また5時間待たされたあげく、

 受付に”まだですか?”って聞きに行ったら忘れられてて、

 急いで検査したけど、検査にかかったのはたったの3分だったわよ!」


「私の友達なんて、夜10時に救急に行って

 夜中の3時まで待たされて、やっと診てもらった医者からは

 ”これはかかりつけの医者に診てもらってください” だけだったらしいわよ!」


私の友達も、足の指を骨折して、近所の病院に行ったら

いろいろたらい回しにされ、レントゲン撮るまでに2週間かかってた。

その間、特に足に処置は何もされず。

友達は自分で厚紙を指に当てて、ギブス代わりにしてた。。


「とにかく、自分の自己管理して、病気しないことね!」

みなさんそんな感じで会話を締めくくってましたが…。


実際、胃痛が治らない私。

近所の病院で診てもらい、血液検査と超音波検査をした。


「検査に異常があったら連絡します」 てきとー。


異常があっても連絡し忘れるってことも十分ありえると思うんだけど…

とりあえず連絡来ないから、異常なしなんでしょう。

私もてきとー。


その後、日本人のお医者さんに診てもらったら、

血液検査と超音波じゃ、胃はわかりませんよ、と…。

じゃーなんのために血ぃ抜いて、仕事休んで検査したんだか。

やりたかったらやっておいで、と勧められたバリウム検査。

来月に予約入れたけど、どうしよっかなぁと思ってたけど。

同僚たちの会話を聞いて、絶対行ってこよう!!!と決心した。


ピルを飲んでいるため、11月にもう一度パップテストを受けるよう言われてる私。

早速予約の電話をしてみたものの、「回線が込み合っております」。

しつこくかけまくってたら、「受付時間の5時が過ぎました」。


・・・。


でたー。

ま、いいや。また月曜に電話しよう。


ちなみに、腕の感覚がなくなった同僚は

結局は高血圧が原因だったらしい。

まだ若いのにな・・・。お塩、控えてくださいな。


医療事情を考えると、カナダで一生は住めないな、と思ってしまう…。

月より団子

つっきがぁ~ でたでぇた~

つっきがぁ~あ でたぁ~ あ よいよい


踊ってしまおうかと思うほど

キレイな月が出てた昨日の帰り道。

お餅ついてるうさぴょんも、ハッキリ見える。

しかしこの月の柄(?)、国によって見方は違うらしい。

そりゃそうだ。餅つきなんて日本人にしか見えないもんね。

他には何に見えるかなー 

月を見上げながら、口を開けて、歩き続けた家路。アホな子。


やしの木


にしか見えませんが。

想像妄想力をもっと鍛えなきゃいけませんな。


最近カメラに凝ってるムッシュ。

先週はついに、カメラ本体よりも高くてデカくて重い

レンズもご購入。

毛穴の中身まで撮られそうな高性能。


帰ったらやっぱりバルコニーでカメラを構えてた。

うちのバルコニーは、ダウンタウンまで見渡せる良い景色。

ギラギラ光る街の上に、ポカーンと穴が空いたように光る月。

いろんなセッティングで試行錯誤しながらの撮影。

中には月の模様までハッキリ映った写真も。


これね、日本ではね、

ウサギがお餅作ってるように見えるって言われてるんだよ。


????


これが耳で、顔で、胴体で、コレがお餅作るやつ。


???ふ~ん whatever…


・・・興味ないみたいです。



月明かりはいつまでも明るかった。

きっとこの月は母も見たんだろうなと思った。

仕事から帰ってくると、真っ暗な部屋から

「あんたちょっと見てみなさいよ、この光・・・」


びくっ!!!!


月明かりどうこうの前に、そこにいたんですかい。

いつもビックリさせられた。

腹ばいになって頬杖ついて

少女みたいな格好で(格好だけ)

月明かりを見るのが好きだった母。

あの静かな時間が懐かしいなぁ。


ああ、お団子食べたい。

育った家族 育てていく家族

サンクスギビングで連休だった週末。

友達をみんな誘ってキャンプに行こう!

と、してたものの。


サンクスギビングは

おうちでチキン丸ごと焼いて

パンプキンパイ焼いて

家族みんなでおうちでゆっくり過ごすもの。


なのでみなさん、キャンプは行けない、と。

残ったのはカナダに家族はいない、私とムッシュ。

二人でキャンプもなんなので、お流れに。

チキンの作り方もわかんないし

パンプキン嫌いなムッシュなので、特になにを作るわけでもなく。


でもせっかくのいい天気。

せっかくの紅葉盛り。

なので。

Thornbury というヒューロン湖に面した街へドライブぶんぶん。

詳しくは後で、写真付きで書こうかなーと。

めんどくさがり虫が出てこなけれヴぁ。


久しぶりに「家族」てものが恋しくなった。

だからって実家に帰りたいとも思わないんだけど

「帰る場所」てとこが身近にないことが

なんとなく寂しく思った。

この週末はちょっと険悪なムードながらも

結局ずっと一緒に過ごしたムッシュ。

ここから「家族」が始まるのかなぁ…

なんて思ったり。

結婚なんて話は全く出てないけどねぇ。


いつまでカナダにいるんだろ。

どこで将来落ち着くんだろ。

いつもムッシュと話題にはなるけど

結局答えが見えないままのお題。


さて。

連休はもうクリスマスまでありませんがな。

馬車馬のごときお仕事生活が続きますがな。

ぶっ倒れてしまう か弱さ か

屁にも思わん ズ太さ がほしい。

あなぼこ

うちにはテレビはあるけど、ケーブルを契約していない。

どうせあんまり見ないしね、と。

でもこないだ数ヶ月ぶりになんとなくテレビをつけてみた。

1チャンネルだけが映る。


I hate my job!!!

I hate my boss!!!!

I hate!! I hate!!!


IKEAのCM。

おっさんがキッチンで奥さんにわめき散らしてる映像に

なにやら全然関係ないことをボイスオーバーでかぶせてる。


うわー見苦しっ と思ったと同じ瞬間、

…てか…これ・・・あたしだ… と思った。

毎日のように 早く辞めたい とムッシュの横でメソメソする日々。


好きなこと、やりがいのある仕事をしよう、と、昔から思ってた。

英語を使って仕事をすること。海外で働くこと。


夢を叶えてしまった。

夢は夢じゃなくて、現実になってしまった。

現実はやっぱり、夢とはかけ離れてる。


「すごいね」

「正社員で働けるだけいいじゃん」


そんなん言われると、何も言えなくなってしまう。


「カナダ人てさいいヒトたちだよね」

「カナダってのんびりしてていいよね」


そんなん言われると、現実知らないだけでしょ?

と卑屈に言いたくなってしまう。


醜いな。

心がみにくい。

ポッケに穴が空いてるな。

幸せ、ボロボロ落ちてってるな。


きっとあれだ。

葉っぱが落ち始めてだんだん寒くなってきてるし。

雨降ってるし。

暗くなってきてるし。

な~んもやることないのに、客からの連絡だけを待ってる今だから

心が余計にすさんでんだな。


お!やっときた。

さーて。サクサク片付けて帰ろう。