pocketful of happiness -4ページ目

祭じゃまつり~

たまにはカナダらしいことを。


今年も来ましたよハリウッド。


・・・また間違えた。



ハロウィーンハロウィン



いつもハロウィンと言おうとすると、ハリウッドと出てしまうのはなぜ。



うちの会社のみなさんは、祭ごとが大好き。

ちゃんと仮装しろよ!と言われてたものの。

なんせ最近はめっきり、めんどくさ虫に寄生されてる身。

ムッシュが去年買ったと思われる、ブサイクマスクを部屋で発見。

それを持ってっただけ~。



みなさん、張り切ってました。




↑右から。


・小悪魔?リリー。最近入ったチャイナなハキハキしててカワイイ子。


・ゲイシャ・ガールのつもりが、かなりチャイナ風になってしまったアンドレア。
 どうどう?日本風でしょ? と嬉しそうな姿に 「ちょっとチャイナっぽい…」

 と突っ込んでしまったら、damn!!! てちょー悔しそうにしてた。


・ミッキーなホットガール、イングリッド。スタイル良し!ちょ~せくすぃ~。

 でもなぜかいつもトイレで鼻かんでるのよね。


・高木ブーを思わせるアフロ、ナディア。たいてい歌ってるか踊ってる。

 キラキラした目して、楽しいことをいつも探してる。


・カナダ風・萌えないナース姿、シェリル。仕事も妻業もママ業も完璧の

 スーパーウーマン。
 キレイなのに、ギャハハハーて笑う姿にみんな最初はビックリする。


・迫力ありすぎパイレーツ、アンおばちゃん。毎朝おいしそうなトースト食べてる。

 はわゆ、どぅぅいぃぃ~~~ん の声が耳から離れない。


・カウボーイのつもりが農家のおっさんと言われた、セローン。陽気な青年。
 人見知りな私に一番絡みにきてくれる。

 オレはコメディアンになるべきだった、といつも後悔してる。


・グーフィー被っただけでもオチャメな、ドミトリー。

 無口なくせに、口を開けば一言一言がおもしろい。

 いつになったら私の正しい名前を覚えてくれるのか…。



で、ナディアのアフロをセローンにかぶせてみたら。




よぅめ~~ん♪ 昔に戻った感じだぜめ~ん♪



てか仮装じゃなくない?本物じゃね?全然違和感なくね?
あえてマジックでヒゲを書き足したらしいけど

言われるまで気づかなかった。自然体でもハロウィン。


なんか今日は職場全体の空気がほぐれてて、過ごしやすかった。


いくらイライラしてたって、アフロですから。
いくらFワード吐いてたって、農家のおっさんですから。
忙しく動きまわってたって、パイレーツですから。
これどうする?ってマジメな顔してたって、耳生えてますから。


いつもこんな風な職場なら、行くのも楽しいけどね。

まーいつも仮装してても気色悪い会社だけど。


街の様子を見に行こうと思ったけど、なんせめんどくさ虫が…。


みなさま、ハッピーハロウィーンドクロ

小気味よいボリボリ音

届きました。 ママンから荷物。


「北海道たまねぎ」のダンボールにて。





「とおさん…懐かしいダンボールを手に、ふるさと北海道を思い出したわけで…」
る~る~~るるるるるぅぅ~



というわけでもなく。
北海道、行ったことすらないわい。なぜ北海道たまねぎ??




ま、いいや、なんせ新米!!!
と思ってバリバリテープをはがし、箱を開けると、





じゃーがりーこじゃーがりーこじゃがりこじゃがりこジャガリコジャガリコジャガリコ




あまりのじゃがりこっぷりに、一人で爆笑。

ま、頼んだのは私だけど。


「4種類ありました。全部送りますか?」
との問いに、ぜひ全部、と返したわけですが。
それぞれ2つずつ入れてくれてたなんて。

母の愛。

白い封筒を発見。

これはもしや、「体に気をつけてがんばりなさい」とかいう

ちょっとじ~んときちゃう手紙なんじゃないの?


ドキドキしながら開けてみるも、中には姉と甥っ子の写真、のみ。

こないだ姉が実家に遊びに行った時のものとみられ。
封筒の隅々まで探してみるものの、一言もコメント、なし。

母の愛。。。


ま、気を取り直して、さっそく「グラタン味」から。
期間限定とか言われたら、そりゃなんか焦ってまず手ぇつけますがな。




う~ん。グラタンどうこうより、やっぱりじゃがりこの味。




それにしても。




「じゃがりこは、かたさが特徴のお菓子です。」
「口の中を痛めたり、のどにつまらせないよう、

 少しずつ、 よくかんでお召し上がりください。
 特に、小さなお子様はご注意ください。」
「製品中に黒い粒が入っていることがありますが、これはじゃがいもの皮です。」
「*写真はイメージです。」


そんなことまでいちいち忠告するんすか?
クレーム対応なんだろうけど。


賞味期限さえもいまいちハッキリ表記されてないここでの商品。
カビがもっさ~生えてても普通に売ってるここでの商品。
割れてる卵も普通に陳列されてるここでのスーパー。


日本の細やかな心配りに関心したのです。ボリボリ食べながら。
ぼりぼりぼりぼり、賞味5分ほどで1パッケージ平らげた。






キリンさん、大正解。

私の中のちっちゃなおっさん

ああ、なんたる贅沢…





さんま。




秋といえば、さんま。



朝晩は一桁の気温で、すっかり秋は通り越したここですが。

いいんです。気持ち的に秋なんです。

てか、ただただ食べたかっただけなのです。



こんなくっさい魚、ムッシュがいる時は食べられるわけもなく。

今しかない。



大根おろしにポン酢をかけて。白米と一緒に。



うまいわぁ。

ガツガツモリモリいってしまうわぁ。

日本人でよかった。

このおいしさをわかる撫子でよかった。

頭と骨だけ残して、きれいさっぱり、ごちそうさま。





「さんま」「大根」「ポン酢」「日本米」


↑これ、さらっと書いたものの、

ここではアジア系スーパーに行かないと買えない、贅沢品。


日本にいた時は、なんの有り難味も感じずに

また焼き魚ぁ?飽きたよぉ… ぐらいの感覚だったのに。

今じゃぁちょっと奮発してでも、食べたくなる。




これで焼酎なんぞ一緒にぐびっとやったら、最高なんだけどなぁ。




ちなみにここの州は、お酒は州が管理してるので

2チェーン店でしかお酒が買えない。

日本酒は何種類かあるものの、焼酎は去年からやっと売り出した。

それでも 「よかいち」 の1種類だけ。

日本食レストランに行けば、他の種類を出してるところもあるけど。



私のラブリー・芋焼酎は、ないんだなぁ・・・。

ああ、恋しいなぁ、一刻者とかさぁ、富乃宝山とかさぁ…。

ついでにイカの沖漬けとか、タコワサとかあったら…。

てかやっぱ焼き魚といえば、ニシンよねぇ。


あー。おっさん心に火がついてもうた。





しっかし、臭いぜ。

部屋中が、サンマ臭。

換気扇が、ないんですうち。。。

窓を全開にして、カーテンで空気を混ぜてみるものの。

お外は2度ですよ。

寒くて5分と開けてられませんがな。

虫も入ってくるし。

網戸もないんですわ。



う~ん。どうしたもんかな。





それにしても。

ムッシュがいないと、こんなにゆっくりブログが書ける。

好きなモノだけ、ちゃちゃちゃーっと作ってご飯にできる。

寂しいわぁなんて思う自分に、ムッシュに対する意思確認ができる。



悪くないな。

私は冷静派

もうすぐ日本へ帰ってしまう友達の部屋へ。


「モノ処分のお手伝い」


という名の


「いらないもん、なんかくれ」


をしに。


そこでみつけた 「冷静と情熱のあいだ」 のDVD。


冷静と情熱のあいだ(通常盤)
¥3,761

パッケージを見ただけで


♪たりら~ん たりら~ん ら ら~んら~~ん


エンヤが流れてきますな。

歌詞がよくわからんから、鼻歌になっちゃうけど。



私はこれまで結構な数の映画を観てきたのに

そのほとんどのストーリーは、覚えてない。

映画全体の雰囲気や、印象的なシーン単位でしか、覚えてない。


「アンジェラの灰」 なんて、観たこと忘れて、パッケージに惹かれてレンタルし、

お父ちゃんが走っていく、なんでもないシーンで 

「あ、これ観たわ・・・」 と思い出す、というのを3回ほど繰り返した。

いい加減、覚えたけど。


まぁ、同じモノで何度も楽しめるっていう、お得っちゃー、お得。


なので、「冷静と情熱のあいだ」も例に漏れず、覚えて、ない。

前に観たのはいつだったんだろ…。

テレビでやってたのを、かじりついて見てた記憶はある。


そして忘れられなかったシーンは、

篠原涼子が 「なんであたしじゃダメなのよぉっ」 と泣きじゃくるシーン。


そんなに素直に感情を相手にぶつけてる姿に、憧れのような気持ちと

自分の気持ちを代弁してくれてるような、同情の気持ち。

たまらなく号泣した覚えがある。


・・・叶わない恋でもしてたのかなぁ、若かりし私。

さっぱり覚えてないけど。



さて。もちろんそのDVDをもらってきて、友達と鑑賞。

↑のシーン、なんか、全然、ピンとこなかった。

あんなに感動したとこなのに。不思議なこっちゃ。


今回観てから、なんかずーっと頭から離れないのは

竹之内豊にしても、あの金持ちのおっさんにしても、

怒鳴って女を追い出すなよぉ~ という

怒りのような、悲しみのような、モヤモヤした感覚。


怒鳴る前に、相手の気持ちを、オンナ心を、

理解すべくちゃんと話合いなさい!


昼ドラに入れ込んでるおばちゃんみたいに、説教したくなった。


男の人に怒鳴られたことはないけど、

もしそんなことされたら、トラウマになりそう・・・。


まぁ、それでも、最後の竹之内豊の笑顔で

おばちゃんメロメロなんですけど。


何年か後にまた観たら、今度はどんな気持ちで観るんだろう・・・。



だから映画って面白い。

動悸、息切れに…

納豆の臭いに ウゲー と言うムッシュ。

いない間はここぞとばかりに、納豆食べまくるのだ。


と、思うのだけど。
ご飯研ぐのがめんどくさくて
冷凍庫を開けるたび納豆と目が合って、ため息が出る。


誰かご飯炊きに来てください。



ママンが 「おばあちゃんちから新米届いたから送ります」 と。
新米!!!
感激で気絶してしまうかもしんまい。

こっちで日本ブランドのお米を買っても、カリフォルニア米。
日本米てだけで興奮で鼻血ものなのに、ましてや新米。
ミドルネームに撫子とつく、心身共に病みまくっているこんな私の体調も

新米で一気に治るんじゃないかと。


それにしても、どんだけ送ってくれるのかはわかんないけど、米。
重いだろな。
いつもは荷物は会社に送ってもらってた。
家に送ってもらっても、届く平日昼間に家にいないから。
でも今の家からは荷物をとりに行く郵便局が近いので、
家に送ってちょうだいな、と住所を送信。


「新しい住所に送ります。…引っ越したの?」

うかつ。

気づかないと思ったのに…。
実はムッシュと一緒に暮らしてることはまだ言っていない私。


「結婚するまでチューしちゃだめよ」
と大学時代に言われた。すでに手遅れでっせママン。

チューどころの話じゃなく…その先だってすでに…


両親が結婚したての頃の写真を見せてもらったとこがある。

エスパー伊藤みたいに目ぇギラギラした若かりしパパン。

おかめさんみたいに、ふっくら真っ白、幸せプクプクのママン。

二人しか写ってない写真なのに

二人は直立、二人の間にはこぶし3つ分くらいの不自然な距離。

きっと人前で手ぇ繋いだりとかも、恥ずかしがったんだろう。。


そんな両親には言えるはずもなく。
さて。

ムッシュと住みはじめてから、そろそろ1年。
事実をママンに伝えるべき時がきたのでしょうか…。


ムッシュとの仲を報告した時


「思考回路が止まりました」


と、ママン。
今度は心臓止まっちゃっても困るしな…。
先に救心送っておこうかな。