pocketful of happiness -6ページ目
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しばれる北国

降りました。

雪

というか、ヒョウ、でしたかねー。

窓に背を向けて仕事している私。

振り向くたびに、眩しく晴れてたり、どしゃぶりだったり、

またピーカンに晴れてたり・・・

そのうち窓がバチバチバチバチバチバチ・・・

は!っと振り返ったら

「でたー!アイスが降ってるぜー!ほっほー!」

大喜びの同僚たち。

米粒よりちょっと大きいくらいの氷の塊が容赦なく降ってた。

外にいたら頭に穴ぼこ開きそうな勢いで降ってた。

ほとんどのカナダ人たちは初雪をすごい喜ぶ。

来たぜきたぜーこの季節!!!て感じっぽい。

あたしは・・・

これからのバス通勤のことを考えると・・・泣きたくなる。

前シーズンはほんとに凍死するかと思った。

雪が降りしきる道端で2時間、バスを待たされた。

パトラッシュと一緒に天使さんに連れてかれるかと思った。

ヒトは極限までいくと、自然に目を閉じて涙が出てくるものなんだ、とわかった。

一度震え出すと、もうどうにも止まらないものなんだ、とわかった。

私の体中が「マイナス」で満たされる。目つきもかなり悪くなる。

遅れて到着しても、へとも思っていない運転手に殴りかかりたくなる。

そんなことを思い出しながらぼーっとバスを待っていたら。

キャミソールとサンダル姿の白人女性がお肉をブルブルさせながら通りかかった。

見間違いかと思った。

あたし、ウールのコート着て、寒くてブルブルしてんのに?

にくじゅばんがコート代わりってことですか?

さすがにみんなにジロジロ見られてたけど。

同僚が言うには、ヒトは肌の色が薄いほど、寒さに強い、と。

世界的にざっくり考えても、ロシアとか北欧のヒトは真っ白。

赤道に近いほど、肌色は濃くなっていく、と。

職場をちょっと思い浮かべてみても、空調のせいでいつもちょっと寒い中、

白人のおばちゃんはノースリで暑いっていつもいうし

南米出身のブラウンな陽気なガイは、厚手のジャケット。

ジャマイカ出身の黒人のジェントルマンは、ざっくりセーター。

日本出身のアジアンな私は、会社からの勤続記念にもらった、バカデカイトレーナー。

あながち間違いではないかも。

ムッシュは俗にいう、白人。常にポカポカで、すぐに暑がる。

ムッシュ曰く、フランス人の平穏は37度以上が普通だよ、とな。

37度っていったら、日本では微熱ってやつで、

そんなに辛くはないけど、保健室行けば早退できるちょっとお得な体温。

だから私が ちょっと熱っぽいかもぉ… って言っても、なかなか認めてくれない。

まだまだ大丈夫だよこれくらい、と。

あたしにとっては保健室行きのお熱の病状なんだってばさー。

今から美白に励めば、基本体温上がって、冬場をしのげるかしらん。

そういう問題じゃないのかしらん。らんらん。

その前にこの部分的に存在を主張してるメラニン君たちを退治しなくちゃ。

しみとかそばかすとか呼ばれてます?世間一般。

やだな・・・

これから長い冬が始まるな・・・

ウツな季節の始まりだな・・・

凍死しませんように・・・

世界の中の日本・日本の中の世界

久しぶりに映画で爆笑した。

↓これ。


big dreams


「BIG DREAMS LITTLE TOKYO」


日本のビジネスをアメリカで立ち上げたい白人さんが頑張るお話。

お相撲さんになりたいのに体重が足らない日系アメリカ人「酒ぼの」も一緒。

外国の映画に出てくる日本人像は、たいていが ありえね~

てのが多いけど。

これは比較的リアルな「外国にいる日本人」を表現してるなーと。

いるいる!こうゆーひと!あるあるこういうの!てのが節々に。

一目で「日本人留学生」てわかる若い子たちとか

(ワカイコタチって言ってしまう自分がイヤ)

日本語が上手な外人さんに会うと嬉しくてしょうがない日本人とか。

監督、主演のこのDaveが、実際にシドニーのジャパンタウンで

経験したことに基づくらしい。だからリアルなのかな。

まぁ、やっぱり多少は おおげさなんじゃない?てのもあるけど。

なんでナースのおねぇちゃんは

いつでもどこでも薄ピンクのナースキャップかぶってんの?

すし屋なのに?家でまったりしてるのに?キャップ着用?


私がやられたのは、沖縄からの留学生二人が登場する一幕。

もんんんのすげー沖縄弁でまくし立てる姿がツボに入った。

私沖縄人の友達と全く一緒の話し方!!!(って、当たり前)

格好も、前に見せてもらったその友達の仲間が集合した写真の中から出てきたみたい。

「あいあむぅ?ふろむぅ?びゅーちほーあいらんどぉ、お~きな~わっ」

「おまえそれウソだったらぁ、てびちにすっかんなぁ?」

てびちって!うおーてびち!う~わちょー沖縄人!

足をバタバタさせて、涙流しながらヒーヒー笑ってる私の傍らで

ムッシュはDVDを一時停止して、私をしばし観察。

・・・なんでそんなに笑ってんの?

いや~ごめん、これは説明しても説明しようがないわ。

わかってます。

今この面白さは全く伝わってません。

でもねぇ、「外国にいる日本人」と「沖縄人」に親しみのあるお方には

ぜひ見ていただきたい。


「アメリカ人であるには日本人すぎる

 日本人であるにはアメリカ人すぎる」

ふんどし姿でメキシコ人が握ったカリフォルニアロールを食べながら愚痴る酒ぼの。

カナダ生まれの日系人にも、そんなジレンマがあるのかなーと

友達の顔が浮かんだ。

本屋の人がBoydを傷つけるために言う

「どれだけ日本語が話せたってな、所詮お前は日本人にはなれないんだよ」

正直になってみれば、英語ネイティブスピーカーとの壁を感じずにはいられない日々。

でもそんなにはっきり言ってくれちゃうと、逆に開き直れるもんだ。

ネイティブスピーカーと同じになる必要は、ない。


特別おっきなことが起こるわけでもなく、

特別おっきく感動するわけでもない。

なんとな~く のっぺら~ん とした感じだけどなんか憎めない。

久しぶりにお気に入りを見つけてご機嫌なのでした。


カチンコ「Big Dreams Little Tokyo」

2006 USA

Director: Dave Boyle

http://www.bigdreamslittletokyo.com/index2.php

よーいどん

さて。


何から書いたらいいんだろう・・・

と考えて、考えて、何日も経ってしまった。

なんでも初めってのは、ぎこちなくて探り探りなもんだけど。


初めて会ったヒトと、なんかぎこちなく話してしまうのは

その人の情報が足りないから。


どこに住んでんのかなー

普段何してんだろ

何歳くらいだろう

パートナーはいるのかな

どんなことに興味あるんだろ・・・


そんな基本的な情報を、会話するうちにうまく交換できる相手とは

一緒に過ごす時間数なんて関係なく、すぐ、ギュッと、仲良くなれる。

それは相手が、自分から自分のことを話してくれるから、とか、聞き上手だから、

とかだけじゃなくて「波長が合う」てのが第一条件な気がする。

でもこれ、ブログ。

相手どうこう言ってる場合じゃない。

ぎこちないなら、まず自分のことを話してしまえばいいんだ。


てことで。


わたくし「ポッケ」てことにしておきましょうか。

ちっこいのです。あらゆるものが、ちっこい。

知り合いの彼が私の名前を思い出せずに 

「ほら、なんだっけ、あの子、あのポケットサイズの子…」

と表現してくれたらしい。

あら。かわいいじゃない。いいじゃない。

昔から「チビ」だの「ちっこいの」だの、あまり良い表現はされてこなかったけど。

「ポケットサイズ」

なんてーか、南君の恋人、みたいな、目玉のおやじ、みたいな。

とりあえず、カワイイじゃない。 キタロー!!


カナダでの生活は3年目。

なかなか「楽しくてしょうがない」とは簡単には言えない

仕事に押しつぶされそうな毎日だけど、

それはそれで、リアルなカナダを見れているという点ではラッキーかな、と。

家に帰ってくると「ムッシュ」がいる。

ワイン嫌い、野菜嫌い、くっさいチーズ大好き、クレープ大好き、な、フランス人。


野菜嫌いに、どうにかこっそり野菜を食べさせようと、料理奮闘中。

せかっくだからフランス語も勉強しようと、ふがふが奮闘中。

まだまだ英語力も足りないので、日々奮闘中。

映画が大好きなので、必死で英語を聞き取りながらも、おすぎに近づくべく奮闘中。

お絵かきが好きなので、フォトショップを独学で猛烈奮闘中。

友達からアコギを安く買ったので、これまた独学で奮闘…

のはずが、全然触ってない。


なによりなにより、カナダ生活2歳児の私。

毎日の全てが、奮闘中。

たまに息抜き。

ほぼ、息抜き。

もうちょいがんばれ、私。


そんな私です。

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