自己管理大国 | pocketful of happiness

自己管理大国

緊急事態だ!

またヘマしやがった!

ちょっとそこまで見に行ってくる!

なんで連絡こないんだよー!


常にドタバタしてる職場。

誰かは走り回ってるし、電話は鳴り続けてるし、

カタカタメールを打つのもエンドレス。


こないだ、いつものように騒がしいなりにも、何か違うものを感じた。

そういや後ろの席のヒトさっきからいないし…

こそこそとそこら辺でさっきから話してるし…

いつも状況をつかむのが遅い私。

だってみんながそこらへんで話してるの聞いてみたところで、

よくわらかんのだもん。


そのうち同僚が

「言うべきかわかんないけど、同じグループとして言っておくよ…」と。

他のグループの同僚が、急に左肩から腕にかけて、全く感覚がなくなった

と言い出したらしい。

階下には倉庫があり、いろんな貨物が保管されている。

薬品だってある。

職場での何かの事故である可能性もあるから・・・

と、セーフティー担当の、私と同じグループの同僚が、一緒に救急病院へ行ったらしい。

でもこの二人、携帯番号を誰にも教えずに行ってしまい、連絡がつかない。。


どうなってんだろ…

どうやって彼女らに連絡とろう・・・

何が原因なんだろ・・・


そんなこんなで、少しザワザワしてたようで。


定時前くらいに連絡があり、まだ病院でまたされてるから、

今日は職場には戻れない、とのこと。


あちらこちらで、病院にまつわる話を始める同僚たち。


カナダは、というか、私のいる州は、日本で言うところの国民保険のようなものに入っていれば

ほとんどの医療費は、タダ。

歯医者と薬代はカバーされないけど。


ただし、病院事情はひどい。

とにかく対応が遅い、たらいまわし、大して処置をしてくれない。

緊急病院の待合室で亡くなるヒトは後を絶たないとか。。

「タダだし、念のため行っておくかぁ」的に、大したことなくても行く人もいるのだろうけど

本当にマズイ状態だから病院に行ってる人も、同じ扱いをされる。


「私なんて、夜中に吐き気が止まらないし歩けないから

 友達に救急に連れてってもらったんだけど、

 4時間待たされて、次の日の検査の予約をしてくれただけ。

 次の日検査に行ったら、また5時間待たされたあげく、

 受付に”まだですか?”って聞きに行ったら忘れられてて、

 急いで検査したけど、検査にかかったのはたったの3分だったわよ!」


「私の友達なんて、夜10時に救急に行って

 夜中の3時まで待たされて、やっと診てもらった医者からは

 ”これはかかりつけの医者に診てもらってください” だけだったらしいわよ!」


私の友達も、足の指を骨折して、近所の病院に行ったら

いろいろたらい回しにされ、レントゲン撮るまでに2週間かかってた。

その間、特に足に処置は何もされず。

友達は自分で厚紙を指に当てて、ギブス代わりにしてた。。


「とにかく、自分の自己管理して、病気しないことね!」

みなさんそんな感じで会話を締めくくってましたが…。


実際、胃痛が治らない私。

近所の病院で診てもらい、血液検査と超音波検査をした。


「検査に異常があったら連絡します」 てきとー。


異常があっても連絡し忘れるってことも十分ありえると思うんだけど…

とりあえず連絡来ないから、異常なしなんでしょう。

私もてきとー。


その後、日本人のお医者さんに診てもらったら、

血液検査と超音波じゃ、胃はわかりませんよ、と…。

じゃーなんのために血ぃ抜いて、仕事休んで検査したんだか。

やりたかったらやっておいで、と勧められたバリウム検査。

来月に予約入れたけど、どうしよっかなぁと思ってたけど。

同僚たちの会話を聞いて、絶対行ってこよう!!!と決心した。


ピルを飲んでいるため、11月にもう一度パップテストを受けるよう言われてる私。

早速予約の電話をしてみたものの、「回線が込み合っております」。

しつこくかけまくってたら、「受付時間の5時が過ぎました」。


・・・。


でたー。

ま、いいや。また月曜に電話しよう。


ちなみに、腕の感覚がなくなった同僚は

結局は高血圧が原因だったらしい。

まだ若いのにな・・・。お塩、控えてくださいな。


医療事情を考えると、カナダで一生は住めないな、と思ってしまう…。