藤井リベカ 心から生きるため描いています -133ページ目

さて、個展も終わったので、ワーキングホリデービザの取得にとりかかろうと動き始めたときでした...

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さて、個展も終わったので、ワーキングホリデービザの取得にとりかかろうと動き始めたときでした。 ある一つのサイトに目が留まります。 「ポーランドはほかの国とは年齢制限が違うので気を付けてください」 「え?違うって?30歳までの人は申請できるんだよね?ポーランド大使館のホームページにもちゃんと30歳までって書いてあったよね?」と思いながら、もう一度確認してみました。 そしてよくよく読んでみると、そこには「満18歳から満30歳の誕生日を迎える前日までとする」と書いてあります。 つまり、30歳ではもう遅く、29歳のうちに申請をしなければいけなかったのです。 私はこの時点で30歳になってもう10か月。とっくのとうに過ぎています。 「30」という数字だけ見て、他の国と同様30歳までに申請すればいいものと思い込んでいました。 しばらく信じられませんでした。 行きたいと思ったポーランドだけなぜ・・・ (このことに気付いていない斡旋会社などもやはり多く、ほとんどのサイトにはポーランドも30歳まで申請OKと書いてありました) 私はたまたま偶然この記事を見つけたのでした。 行く気満々で、いろいろ準備にとりかかっていた矢先にとんでもない事態になりました。 「旅行で行く?いや、旅行じゃないんだよ、一年間住んで、絵を描いて、ポーランドとつながりたかったんだよ」って落ち込んでいる私を見て母は「それなら隣のチェコやスロヴァキアもワーキングホリデーの協定国みたいだし、そこへ行って、ちょくちょくポーランドへ行くのも一つの手じゃない?」と言ってくれましたが、もう決めてしまった心はなかなか簡単に変えることはできません。 ポーランド。私が行きたいと思っていることを知らなかった父が、偶然ポーランドの話をしていて、それだけでもう運命を感じたポーランド。それが、今はもう行けないだなんて。 ポーランドで苦労したりいろんな経験をしたりしてみたかった。 母の提案で、ポーランド大使館へも連絡をしてみました。 父の偶然の話から始まり、本を読んでポーランドと日本の繋がりに感動したこと、絵を通してポーランドの人とつながりたいこと、でも準備を始めた矢先に年齢制限に引っかかってしまっているのを知ったこと、でもどうしてもワーキングホリデービザで行きたいことなど・・・ しかし大使館からの返事は 「規定は規定で、過去にも30歳の方が申請しに来られて残念ながら断ったケースが何度かあります」とのことでした。 大使館の方が言うならもう仕方のないこと。 でもこの気持ち、どうしたらいい?と悶々と過ごしていました。 きっかけになったあの本を読み返してみます。 やっぱり行きたい。行ってしばらく住みたい。 すると本の最終ページに「感想を出版社までお寄せください」とあったのをたまたま見つけました。 そうだ感想だけでも送ろうと思い、でも出版社へ直接送ってもし埋もれてしまって著者の方へ届かなかったらというのを避けるため、著者の方の連絡先をどうにかこうにか見つけて、直接メッセージを送ってみました。 父が偶然見つけて本に感動していたこと、私も感動してポーランドへ行こうと思ったこと、でも年齢制限で行けなくなったこと、でもいつか絶対行くんだということ、きっかけにとても感謝しているということ・・・ そうしたらすぐにお返事を下さり、「もし旅行などで行くときには、とても素敵な民泊があるのでぜひそちらに」と、紹介して繋げてくださいました。 その民泊の方にも今までの経緯をお話して、いつかポーランドへ行く際にはぜひ泊まらせていただきたいと伝えたら、快く歓迎してくださいました。 民泊の方とも繋がれたし、それではとりあえず旅行という形で行ってみようかなと思い始めました。 そんなある日、クリスマスも近い12月21日。 ある一通のメールが届きます。 つづく #ポーランド #ワルシャワ #ワーキングホリデー

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この間書いた記事で英語がなぜ大好きになったのか書きました。高校へ入学して一番始めの授業で...

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この間書いた記事で英語がなぜ大好きになったのか書きました。 高校へ入学して一番始めの授業で、先生が絵を使って英語の成り立ちを教えてくれ、その30秒ほどの説明で英語が一気に分かり、大好きになったのです。目から鱗だったのです。 こんなに単純なことだったのか!!!と。 お友達がその方法を知りたいと言うのでここに載せます!! 注:これは英語の基本中の基本についてのことなので、もし「んもう!こんなことくらい知ってるわよ!」って方はごめんなさーい そしてこれはあくまで私の場合の話なので、あまりしっくり来ない方もごめんなさい では始まるよ! まず始めに画像をご覧ください。 見ての通り、絵のように順番通りに並べていきます。 はい!以上です! これだけです! ちゃんちゃん! 分かりましたね?笑 私の場合、それまでパッパラプーだった英語がこの絵で魔法がかけられたみたいに、自分の感覚として自然に何の違和感もなく入ってきたのです。こんなに単純なことだったの??と。 英語に対する気持ちが180度変わりました。 画像の絵についてもう少し詳しくお話しますね笑 一枚目。 私は本を持っていて、それを読んでます。 そう、この絵の順番に並べればいいだけなのです! って全然詳しくお伝えしてない笑 2枚目も同じです。 「僕」のところにI、「ボールを蹴る足」のところにkickを、その足の先にある転がっていくボールにa ballを置けばいいだけです。 3枚目も一緒です(急に棒人間)。 動作のところに、その単語を持ってくればいいのです。 この文章の意味は、「昨日公園で彼を見た」です。 「昨日」というものは目には見えないので、基本は一番最後に置きます。もし見えるって人いたらその場合は分かりません。 私は、関係代名詞とかなんちゃらかんちゃらとか教えてもらっても難しいし全然興味なくて、中学までの授業はつまらなかったです。 でもこの高校での授業で英語が楽しくなっちゃって、教科書持ってお風呂入るくらい楽しくなっちゃって、テスト範囲のところは完璧に丸暗記するくらい、ずっとずっと読んでました。あ、あと英語以外だとハリーポッターも読んでましたね(余談ですが、ハリーポッターを描いてみた時があって、楽しすぎてその時から人物を描くのが大好きになり、毎日毎日人を描く練習をしました。それまでは動物ばかり描いてました。) 英語のテストだけはだいたいいつも学年トップ3以内でした。 数学はびりっけつね。0点の時あったからね。え。 同じクラスの子たちの中には、基本的に勉強はどの教科も出来る人って必ず一人はいますよね、私のクラスにもいました。 でも私、英語だけはその子によく勝っていたので、小心者の私はテスト返却期間にその子と目が合いそうになると回れ右してよく逃げてました。でも結局向こうから点数聞きに来るので逃げられないのですが。 そしてその子はいつも「きーーーー」って言ってました。 数学は苦手だけれど英語ができたおかげで、英語科の短大へ先生が推薦してくれました。 そして、今現在も英語はとても役にたっています。 でも英語を喋る人によっては聞き取りづらいときも結構あります。今まで一番わからなかったのは、スウェーデンで出会ったアルゼンチンの方の英語です。何回聞き返しても分からない!今隣の部屋にいるスペインの子も結構分かりませんが。 でも、あまり言葉つうじなくても、仲良くなれる人とは、仲良くなれます。 言葉や文化が違っても、何でかフィーリングが合う人はどこにでもいますね。あまり会話がなくてもただ一緒にいるだけで安心できるというか。逆に同じ日本人でも、合わない人はいますものね。 小学校とかで英語習ってるけどよく分からないなーっていう子たちには、こういう絵を使って説明したら私のように英語に目覚める子もいるのかもしれませんね。 いや、でもこういう絵を使って教えるのは今はもう主流だったりもするのかな?分かりません。 そいえばちょっと不思議なのですが、絵を描いてると「あ、今、英語喋っているみたいな感覚だったな」って思うときが時々あります。同じ脳の部分を使っているのかな。 絵と英語って、私の中では切っても切り離せなくて、両方あったから、今私はこうしてここにいます。 ちゃんちゃん。 毎度のことながら話長いのに読んでくださってありがとうございます。 #英語 #english #英語の成り立ち #英会話 #英語大好き #英単語の語彙を増やさないと #ポーランド語ももっと勉強しないと

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私は「これだ!」と心がビリビリ反応する物事に関してはひゅーんと突き進みます。でも「なんだ...

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私は「これだ!」と心がビリビリ反応する物事に関してはひゅーんと突き進みます。 でも「なんだか違うんだよな」とどこかに違和感や引っ掛かりがある時はそれをするタイミングではないのかもしれないと思っていて、ものによっては心がビリビリ来るまで待つときも多いです。 人生のターニングポイントって、人や物事と出会うタイミングがとても鍵になると思っています。 前回の続きです。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆ カナダとポーランドどちらへ行くのか、それとも決定的な理由がないままこのままどちらも行かずに終わるのか。 何もないまま毎日過ぎていきます。 が、その日は突然やってきたのです。 2018年のある夏の日のことです。 父が母に何かを興奮気味に話しているのが聞こえてきました。 あまりにも熱心に話しているので、なんだろうと気になり耳をすまして聞いていると、ポーランドについてでした。 「聞いてよ母さん!実はポーランドと日本って、日露戦争のときからつながってて、シベリアにいたポーランドの孤児を日本が助けたり、阪神大震災や東日本大震災の時はポーランドが日本の子どもたちを迎い入れてくれたりしたんだって!こんなこと知らなかったよな!」から始まり、ポーランドは実は新日国家ということ、日本語を勉強しているポーランド人も多いということなど、ポーランドについて熱く語っていたのです。 私は驚きました。 なぜって、父は私がポーランドへ行きたいと思っていることも知らずにこの話をしていたからです。 なぜこんなドンピシャなタイミングなのだろうと驚くと同時に「これが私にとって決定的な理由なんだ」と直感で思いました。 そして、そう思ったということは、私にとってそれは確実に行動へ移すという意味でもありました。 今まで、ビリビリ来たものは全て実際にやってきたからです。 私は、父の話を聞きながら気持ちがどんどん高まっていくのを強く感じていました。そして話を聞き終わった時点でもう決めていました。 「ワーキングホリデーはポーランドにしよう」と。 父がたまたま読んでいた雑誌にそのことが書いてあり、母にお話ししていたのでした。その雑誌にもっと詳しく書かれた本が紹介されていて、歴史や外国に興味がある父はその本もすでに注文してありました(河添恵子『世界はこれほど日本が好き:No.1親日国・ポーランドが教えてくれた「美しい日本人」』祥伝社)。 本が届いてから、父とお互い貸し借りしあいながら読み進め、それまでどこにあるのかもよく知らなかったポーランドへと心は益々引き寄せられていきました。 この出来事が2018年の夏。秋には個展も控えていたので、ビザの申請は個展が終わってからにしよう。 11月の個展も無事に終了し、ビザ申請の準備にとりかかろうといろいろ細かいことをネットで調べたり、書類を準備し始めました。 そんな矢先。 あるとんでもない事実が発覚したのです。  つづく #ワーキングホリデー #ポーランド #ワルシャワ

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【秘境】私は公園が大好きこの公園はとても広くてずっとずっと向こうまで続いてるの。...

前回の続きです。外国に興味を持つようになったきっかけのお話です。ポーランドへも繋がってく...

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前回の続きです。 外国に興味を持つようになったきっかけのお話です。ポーランドへも繋がってくるので、書きたいと思います。 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 高校に入って最初の英語の授業で、先生が黒板に絵を描いて英語の文章の作り方を教えてくれました。中学までちんぷんかんぷんで興味もなかった英語が、その30秒足らずの説明で、一気にわかるようになったのです。 「英語ってこんなに単純だったのか!!!!!!」と目から鱗でした。英語に対する意識が180度ひっくり返りました。 部屋で英語の教科書を読むだけでは足りなくて、お風呂にも持って入って、ただひたすら繰り返し読んでいました。読むことが楽しくて楽しくて仕方ありませんでした。 この頃から外国や外国の人にも興味を持ちはじめ、昔から好きだった絵を描くことを通して、外国の人とつながりたいなと思うようになりました。 短大は英語科へ入り、絵はその傍ら通信教育で学びました。 短大卒業後、一度は就職したもののやはり絵を描きたいときに描けずに会社を辞め、それからは一気に絵にのめり込みました。気が付いたら退職後1か月間で個展が出来るくらいの量の絵を描いて初めて個展を開いたり、ニュージーランドやオーストラリアでグループ展に参加したり、デンマークの保育園で2週間子どもたちと絵を描いて遊んだり、スウェーデンに2か月滞在して絵を描いて個展をしたり。 絵を通して、国や文化、言葉も違う人とも絵を通して繋がることの喜びを強く感じました。 私は自分の気持ちをその場でうまく言葉にして伝えられないと感じていて、小さな頃からいろいろと大変なことも多かったのですが、絵だと心の内側をまっすぐ表現できて、その絵を通して人とつながる喜びがあるのを知りました。 2018年の2月頃、しばらく外国に住んでみたいという気持ちが出てきました。 旅行じゃなくて、その土地にしばらく住んで、そこに住んでいる人たちの生活や価値観などを、自分も住んでみることでより深く知ることができると思ったからです。人間というものをもっと深く知って、まだ見たことないものや経験したことないものを、私は知りたいと思いました。そうして、私の内側から、まだ自分の知らない世界があふれてきて、それを絵にして、そこに住んでいる人たちと共有して、繋がりたい。 そうして考えたのが、ワーキングホリデービザを取得することでした。30歳までの人なら申請できるし1年間そこに住んで働くことができるビザなので、絵を売ることもできるだろうと思い、それならどこの国へ行こうと考え始めました。 最終的にピックアップしたのがカナダとポーランドでした。行ったことのない国で、日本より暑くないところという理由でした。 ただ、その時点で「よし!これだ!!」という気候以外の強い決定的な理由がなく、まだまだ準備にとりかかるまでの情熱には至っていませんでした。「きっと、本当に私にとって行くべきなら、何か決定的なものが見つかって心動かされるはずだ、このまま何もなければ、もしかしたら気持ちが変わっていって行くこともないかもしれない」という程度でした。 そして2018年のある夏の暑い日、突然にその日はやってきました。 つづく。 #ポーランド #ワルシャワ #ワーキングホリデー

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