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この投稿をInstagramで見る さて、個展も終わったので、ワーキングホリデービザの取得にとりかかろうと動き始めたときでした。 ある一つのサイトに目が留まります。 「ポーランドはほかの国とは年齢制限が違うので気を付けてください」 「え?違うって?30歳までの人は申請できるんだよね?ポーランド大使館のホームページにもちゃんと30歳までって書いてあったよね?」と思いながら、もう一度確認してみました。 そしてよくよく読んでみると、そこには「満18歳から満30歳の誕生日を迎える前日までとする」と書いてあります。 つまり、30歳ではもう遅く、29歳のうちに申請をしなければいけなかったのです。 私はこの時点で30歳になってもう10か月。とっくのとうに過ぎています。 「30」という数字だけ見て、他の国と同様30歳までに申請すればいいものと思い込んでいました。 しばらく信じられませんでした。 行きたいと思ったポーランドだけなぜ・・・ (このことに気付いていない斡旋会社などもやはり多く、ほとんどのサイトにはポーランドも30歳まで申請OKと書いてありました) 私はたまたま偶然この記事を見つけたのでした。 行く気満々で、いろいろ準備にとりかかっていた矢先にとんでもない事態になりました。 「旅行で行く?いや、旅行じゃないんだよ、一年間住んで、絵を描いて、ポーランドとつながりたかったんだよ」って落ち込んでいる私を見て母は「それなら隣のチェコやスロヴァキアもワーキングホリデーの協定国みたいだし、そこへ行って、ちょくちょくポーランドへ行くのも一つの手じゃない?」と言ってくれましたが、もう決めてしまった心はなかなか簡単に変えることはできません。 ポーランド。私が行きたいと思っていることを知らなかった父が、偶然ポーランドの話をしていて、それだけでもう運命を感じたポーランド。それが、今はもう行けないだなんて。 ポーランドで苦労したりいろんな経験をしたりしてみたかった。 母の提案で、ポーランド大使館へも連絡をしてみました。 父の偶然の話から始まり、本を読んでポーランドと日本の繋がりに感動したこと、絵を通してポーランドの人とつながりたいこと、でも準備を始めた矢先に年齢制限に引っかかってしまっているのを知ったこと、でもどうしてもワーキングホリデービザで行きたいことなど・・・ しかし大使館からの返事は 「規定は規定で、過去にも30歳の方が申請しに来られて残念ながら断ったケースが何度かあります」とのことでした。 大使館の方が言うならもう仕方のないこと。 でもこの気持ち、どうしたらいい?と悶々と過ごしていました。 きっかけになったあの本を読み返してみます。 やっぱり行きたい。行ってしばらく住みたい。 すると本の最終ページに「感想を出版社までお寄せください」とあったのをたまたま見つけました。 そうだ感想だけでも送ろうと思い、でも出版社へ直接送ってもし埋もれてしまって著者の方へ届かなかったらというのを避けるため、著者の方の連絡先をどうにかこうにか見つけて、直接メッセージを送ってみました。 父が偶然見つけて本に感動していたこと、私も感動してポーランドへ行こうと思ったこと、でも年齢制限で行けなくなったこと、でもいつか絶対行くんだということ、きっかけにとても感謝しているということ・・・ そうしたらすぐにお返事を下さり、「もし旅行などで行くときには、とても素敵な民泊があるのでぜひそちらに」と、紹介して繋げてくださいました。 その民泊の方にも今までの経緯をお話して、いつかポーランドへ行く際にはぜひ泊まらせていただきたいと伝えたら、快く歓迎してくださいました。 民泊の方とも繋がれたし、それではとりあえず旅行という形で行ってみようかなと思い始めました。 そんなある日、クリスマスも近い12月21日。 ある一通のメールが届きます。 つづく #ポーランド #ワルシャワ #ワーキングホリデー Ribeka Fujii(@ribekafujii)がシェアした投稿 - 2019年Nov月4日pm1時21分PST
さて、個展も終わったので、ワーキングホリデービザの取得にとりかかろうと動き始めたときでした。 ある一つのサイトに目が留まります。 「ポーランドはほかの国とは年齢制限が違うので気を付けてください」 「え?違うって?30歳までの人は申請できるんだよね?ポーランド大使館のホームページにもちゃんと30歳までって書いてあったよね?」と思いながら、もう一度確認してみました。 そしてよくよく読んでみると、そこには「満18歳から満30歳の誕生日を迎える前日までとする」と書いてあります。 つまり、30歳ではもう遅く、29歳のうちに申請をしなければいけなかったのです。 私はこの時点で30歳になってもう10か月。とっくのとうに過ぎています。 「30」という数字だけ見て、他の国と同様30歳までに申請すればいいものと思い込んでいました。 しばらく信じられませんでした。 行きたいと思ったポーランドだけなぜ・・・ (このことに気付いていない斡旋会社などもやはり多く、ほとんどのサイトにはポーランドも30歳まで申請OKと書いてありました) 私はたまたま偶然この記事を見つけたのでした。 行く気満々で、いろいろ準備にとりかかっていた矢先にとんでもない事態になりました。 「旅行で行く?いや、旅行じゃないんだよ、一年間住んで、絵を描いて、ポーランドとつながりたかったんだよ」って落ち込んでいる私を見て母は「それなら隣のチェコやスロヴァキアもワーキングホリデーの協定国みたいだし、そこへ行って、ちょくちょくポーランドへ行くのも一つの手じゃない?」と言ってくれましたが、もう決めてしまった心はなかなか簡単に変えることはできません。 ポーランド。私が行きたいと思っていることを知らなかった父が、偶然ポーランドの話をしていて、それだけでもう運命を感じたポーランド。それが、今はもう行けないだなんて。 ポーランドで苦労したりいろんな経験をしたりしてみたかった。 母の提案で、ポーランド大使館へも連絡をしてみました。 父の偶然の話から始まり、本を読んでポーランドと日本の繋がりに感動したこと、絵を通してポーランドの人とつながりたいこと、でも準備を始めた矢先に年齢制限に引っかかってしまっているのを知ったこと、でもどうしてもワーキングホリデービザで行きたいことなど・・・ しかし大使館からの返事は 「規定は規定で、過去にも30歳の方が申請しに来られて残念ながら断ったケースが何度かあります」とのことでした。 大使館の方が言うならもう仕方のないこと。 でもこの気持ち、どうしたらいい?と悶々と過ごしていました。 きっかけになったあの本を読み返してみます。 やっぱり行きたい。行ってしばらく住みたい。 すると本の最終ページに「感想を出版社までお寄せください」とあったのをたまたま見つけました。 そうだ感想だけでも送ろうと思い、でも出版社へ直接送ってもし埋もれてしまって著者の方へ届かなかったらというのを避けるため、著者の方の連絡先をどうにかこうにか見つけて、直接メッセージを送ってみました。 父が偶然見つけて本に感動していたこと、私も感動してポーランドへ行こうと思ったこと、でも年齢制限で行けなくなったこと、でもいつか絶対行くんだということ、きっかけにとても感謝しているということ・・・ そうしたらすぐにお返事を下さり、「もし旅行などで行くときには、とても素敵な民泊があるのでぜひそちらに」と、紹介して繋げてくださいました。 その民泊の方にも今までの経緯をお話して、いつかポーランドへ行く際にはぜひ泊まらせていただきたいと伝えたら、快く歓迎してくださいました。 民泊の方とも繋がれたし、それではとりあえず旅行という形で行ってみようかなと思い始めました。 そんなある日、クリスマスも近い12月21日。 ある一通のメールが届きます。 つづく #ポーランド #ワルシャワ #ワーキングホリデー
Ribeka Fujii(@ribekafujii)がシェアした投稿 - 2019年Nov月4日pm1時21分PST