こんばんは、れすとです。
ここ1年は夜勤専門で、月に0~2回日勤に入る程度なんですが、
会社で上司から
「 れすと君、31日だけ日勤でいい? 」って言われて、
「 なんで? 」 って言いそうになりましたが、よく考えたら年越しだけでも
家で過ごせるだけマシかなと思い承諾した次第です。
俺を日勤に回すほど人いるのかと気になりますが、
やっぱ夜勤と言われるのが嫌なので何も突っ込まず受け入れる次第です。
10月6日~8日まで、RB2000回突破記念と銘打って佐渡島へ行ってきました。
小学校の修学旅行以来、21年振りになります。
初の、記事にするための遠征です。
前回までのあらすじ。
カーフェリーで佐渡へ向かうも10分で船酔い。
北沢浮遊選鉱場跡、千畳敷を訪問し、ホテルで一泊。
○ 2020年10月7日(水)/7:30/ホテル大佐渡 ○
起床。
朝食は昨夜と同じ会場。
昨夜は既に完全に日が落ちてたので分からなかったですが、
180度海が見えるような場所で、夏場であれば夕日を見ながら夕食も出来そうでした。
牡蠣と鮭とキノコのムニエルがめっちゃ美味かったですね。
朝食を一番遅い時間にしたため、朝食後からチェックアウトまでそこまで余裕がなく、
例によって10時のチェックアウトギリギリまで居座ってました。
初回に書いた通り、GO TOトラベルを使っており、
宿泊費・夕朝食代はこの佐渡浪漫紀行プランに含まれている為、
会計では夕食時に注文した日本酒代のみ請求。
1100円だったので、地域共通クーポン1枚使い、100円のみ現金払い。
これほど大満足の宿が100円で泊まれます! 違います。
勇気を出して、おゆくんカードは押してもらえるか聞いたところ、
日帰り温泉を利用した際のみらしく、宿泊時はダメだそうで。
あの最高なホテルで、多分一番残念な顔した瞬間だと思います。
さて昨日行った北沢浮遊選鉱場跡まで戻り、更に北上し佐渡金山へ。
昨日寄ろうか迷ったんですが、晴れてる上時間的に厳しかったのでパスしました。
修学旅行で来てるし、あまりにもベタなので1人旅では来なくてもいいかなーと迷いました。
小学校の頃は、途中友達に置いて行かれ、
ダッシュでお土産売り場まで向かったため途中からは見れてないんですよね。
どれだけ覚えているかと、見れなかった分のリベンジです。
今回はAコース(B+Cコースの2周セット)を購入。
まずはBコース、江戸金山・宗太夫坑コース。
所謂、佐渡金山で思い浮かぶ方。
金山跡に可動式の人形が当時の動きを再現しています。
金山の労働環境など紹介の一環で、休憩所の再現もありました。
「 早く外に出て、酒も飲みてぇ、馴染みの女にも会いてぇなぁ 」 と喋る人形。
300年前の労働者と、会社にいる時の俺の感想が同じっていう。
この愚痴る人形、俺はすっかり忘れてましたが、佐渡金山でも屈指の人気スポットらしく、
後日地元友達に佐渡へ行ったとLINEしたところ、
「 女に会いてぇって人形いた? 」 と言われました。覚えてたんだ。
人形により分かりやすく当時の作業風景を再現してますが、
詳細は案内看板に掲載されています。
また、鉱山を抜けて資料室へ行くと、展示物に合わせて壁一面に解説がある為、
かなり読む量が多いです。 全部読むと絶対目安の30分では回れないかと。
まぁこの目安も全部読む事を想定してないとは思いますが。
金は厳重な管理の元、江戸へ運ばれると書かれており、原発かよって思いましたね。
いつの時代も変わらないんだなーと。 風刺。
お土産売り場を通り、スタート地点まで戻って2周目。
スタート地点が一緒で、右へ行くと前述のBコース。
そして左へ行きCコース、明治官営鉱山・道遊坑コースへ。
ネットで見た際、『 行かなくてもいい方 』 と書かれてた方です。
明治以降、西洋文化の渡来で整備が整った以降の解説などです。
いきなり雰囲気のあるトンネルから始まります。
当時から使われていたであろう、あの時代独特のフォントの『警笛鳴らせ』の看板など。
トンネルマニアは来た方がいいです。 あの時代の作業用隧道をそのまま見られます。
いったん外に出て、順序を間違え機械工場を先に見学。
パンフレットの地図さえ読めないのかって感じで嫌になりますね。
展示室では当時の金庫や閉山までの流れ、
そしてテレビで1950年代の佐渡金山に関するニュース映画が流れてました。
当然モノクロで、衰退前の坑内の様子など貴重な映像が映っており、
6分と長くない為全部見ました。 相変わらず古い映像に弱い。
機械工場では当時使われていたトロッコや道具、その道具を修理するための道具などが展示されており、
作業箇所が箇所故、末期は充電式の道具が多かったようです。
ヘルメットにつけるライトは作業が終わったら所定の位置に戻し充電するなど、
うちの元バイト先のパチ屋のインカムと同じような使われ方してたみたいです。インカムと一緒にするなっていう。
その説明文にしれっと「今でも使用可能です」と書かれているので侮れません。
道遊の割戸という場所へ向かうも、結構山道の階段を上る事に。
小さい神社(高任神社)があり、帰りに船酔いしませんようにとお参りして見学。
どんだけトラウマなんですか。
山が掘られた大きい穴があり、その影響で山頂だけが逆に落下していて、
結果本来の山頂の両隣が鬼の角のように出っ張っています。
この日も晴れており、目の前に割戸、後ろには紅葉はまだですが
木々の新緑ならぬ旧緑が綺麗でした。そんな言葉あるか知りませんが。
またやっとの思いで降り、トロッコのレールに沿って進み、最後のトンネルへ。
観光ルートとしては正直ベッタベタであり、
あるレビューでは
「 佐渡へ旅行に来て来ない人はいないと思いお勧めするまでも無いですが 」
とすら書かれていた王道中の王道なので、
敢えてこの一人旅では外そうか直前まで迷ってましたが、来てよかったです。
個人的には 「 行かなくてもいい方 」 呼ばわりの明治官営鉱山・道遊坑コースが好きでした。
俺が近代史、古い機械など薄く好きな事もあり、
また晴れてて気温も過ごしやすく、屋外の道遊の割戸へ行きやすかったのもあります。
金などの展示物がないため、人を選ぶのもこちらですし、
このルートだけを来るのも正直お勧めは出来ないので、やっぱAコース(2つ見る)がお勧めかなーと。
先ほどのお土産売り場へ出る為、お土産を購入。
ドラゴンのキーホルダーこそなかったですが、
龍の金ぴかの置物があり、普段からネタにしている為買おうかと思いましたが
流石に一人でコレ買ったらガチだと思われそうなので辞めておきました。
お土産売り場では地域共通クーポン5枚使用。
6枚使ってつり銭は出ないと言った使用方法は出来ず、
5000円台なら5枚が使用上限で端数は必ず現金を使わせる券で、
上手いなって思いましたね。
車で来た事もありますが、とにかくこのクーポン券が旅行先で3日間しか使用できない為、
普段より絶対土産買ってるのでばらまき自体は成功だと思います。
佐渡が潤うかどうかは知りませんが。
車に戻り、少し降りたところに金山茶屋なる店がある為昼飯。
金山うどんを注文。 えび天、岩海苔、めかぶか何か、金箔入りのうどん。
店内はラジカセでJ-POPかかってるなーくらいにしか思わなかったんですが、
「J MIX」のジングルが流れてケオリなの!?ってなりましたね。
そして待望の「DJ ケオリ~~~」のジングルで俺の口から鉱脈出るところでした。
こんな店まで浸食してきてるDJ KAORI、恐るべし。
続きます。
佐渡旅行記第5話、DJ KAORIオチという。
超超超正統派スロブログだけあって、いろんな情報が満載でしたね!
さて次回は、この佐渡旅行で一番良かったと俺が豪語する地が登場。次回もお苦しみに。