森や渓流で採集してきた苔を、独自の『アメージングドライフラワー製法』でドライリーフにしてレジンに封入し、それを朽ち木と融合させるレジンテラリウムを作っています。
前の工程では、バリを削って表面を削ってなめらかにしました。
そのあとでコーティング剤を数回塗布して、ツヤツヤにしました。
シリコンモールドから
取り出した時のレジン
ツヤを出したあと
苔は3種類
水のかたまりのように見えません?
水の中で苔が
ゆらめいているようでしょ?
森の中で絶えることなく続く、小さな生命の連鎖、その一瞬の『時間(とき)』をレジンに封印するのが作品のコンセプトです。
ですから、朽ち木に生えた苔たちが、水の中でゆらめいているように見えないと意味がないのですよ。
森の中は水と小さな生命の世界ですからね。
苔が縮んでくちゃくちゃではそのイメージが出せません。
そのために特別なドライリーフの作り方で、生き生きとした苔の姿をそのままで乾燥させなければいけないのです。
それができて、はじめて可能となる世界観なのです。
次の工程は、レジンで朽ち木と一体にして、いよいよレジンテラリウム作品に仕上げていきます。
レジン創作のテクニックとコツをくわしく解説
レジンマスターズテキスト
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