旅の記念の茶壷
台北より、バスで1時間くらいの所に「三峡」という町があります。
陶器で有名な鶯歌のすぐ近くの町です。
三峡には台湾の「サグラダ・ファミリア」といわれているお寺があるとの事で興味があり、
鶯歌にいくついでに行く事にしました。
このお寺は「清水祖師廟」というお寺で、お寺の中にはたくさんの石柱があり、この石柱の彫刻はなんとも素敵です。
一つ一つに龍や、花など非常に細かな彫刻が施されており、今現在もまだ完成に至っていないとの事です。
なので、「台湾のサグラダ・ファミリア」なのですね。
この、お寺は台湾の中でも見るべきお寺の一つの思います。
ほんとうに圧倒される幻想的なお寺でした。
そして、この町は鶯歌の近くです。
という事もあり、茶器のお店もたくさんあり、この旅の記念に一緒に言った3人で、
3つで500元(約1800円)の茶壷を購入。
しっかり、1日お水につけて、使い込んで養壷(茶壷を大切に使い込んで味を出すこと!)したいと思います。
新竹の茶館にて
台北から特急電車にゆられる事1時間あまり。新竹という台湾のハイテク産業の拠点となっている地があります
。
新竹といえば「東方美人」・・・と思い、茶館を探しました。
あまり情報の無い中、唯一、本に載っていた茶館に行ってみました。
街を見たところ、東方美人の産地ではありますが、あまり茶館の存在を感じませんでした。
やはり、産業の街だから・・・。
お邪魔した茶館は「安之居茶館」というなんとも不思議な茶館でした。
営業時間が、AM11~PM4というなんとも中途半端。なんだか活気もあんまり・・・。
席はすべて個室のように仕切られているのでゆっくりすることはできた茶館でした。
東方美人を飲みたいな~と思いつつ・・・。メニューに東方美茶の名はありませんで、
今回はさっぱりと四季春を頂きました。
お茶請けはドライマンゴーと、茶梅を注文。他は持ちよった台湾お菓子です。
東方美人のメニューの無い不思議な茶館でしたが、
やっぱりお茶を囲んで、たわいも無い話をゆっくりと愉しむ事のできる空間でした。
お茶のおかげとつくづく感謝。
小さかったですが、中にはには緑と池がきちんとありました。
大禹嶺茶をいただく
台湾の標高2500M以上の大禹嶺山という高山で作られている高山茶「大禹嶺烏龍茶」をいただきました。
台湾茶の高山茶の一つで、梨山茶の産地梨山の近くの山が産地だそうです。
聞くところによりますと、高山烏龍茶の中でも、今とても貴重で人気のあるお茶だそうです。
標高が高いが故に、気温の差が激しく気候が厳しいので、茶葉にたくさんの栄養分をたくわえ、甘みの有る独特な風味を持った茶葉に育っているそうです。
淹れていただいた茶器はお花の形をした素敵な飲杯。
飲杯の内側が梅の花の形をしているので、飲んでいくうちにお茶の表面の梅の形が綺麗に写ります。
とっても素敵な飲杯です。

さて、早速いただいてみますと・・・。
うん、とっても甘みがあってふんわりやさしい感じがありつつ、
しっかりと味の持続性をもったお茶でした。
いつまでも、うまみを感じました。
厳しい環境で育ったお茶は、しっかりした子に育つのですね。
お茶請けには、鶴屋吉信の「夏小袖」という羊羹を用意してくださいました。
台湾茶と、和菓子の和台折衷素敵ですね。
茶会の案内を頂く
台湾の友人に連れて行ってもらった「人澹如菊」とい名のお茶屋さんから、
お茶会のご案内を頂きました。

鼎泰豐で有名な永康街の一角にあるお茶屋さんでとても雰囲気のあるお茶屋さん。
いったい何が、雰囲気があるかといいますと・・・、
①お茶の試飲カウンターがある事。
日本では、見たことがありませんが、立ち飲みバーのような感じで、いろいろなお茶を店主が目の前で淹れて飲ませてくれます。
②店内には、ギャラリーがあり、時々様々な展示会を行っている事。
③店内は、店主がこだわった独自の素敵な品々で装飾してある事。
などなど、台湾の街に沢山ある問屋さん風お茶屋さんとは異なった、ギャラリーのようなお茶屋さんです。
私は、こんな雰囲気のある台湾のお茶屋さん、気に入っています。
お近くにお寄りの際は台湾らしいお茶屋さんの雰囲気を味わってみては如何でしょうか。
台湾のゆんびんのスタンプ。なんだか、かわいいですね。
人澹如菊:台北市永康街12巷6號
エコです。茶葉の再利用
ご存知の通り、お茶が大好きです。
毎日毎日沢山のお茶をいただいています。
もちろんの事、たくさんの茶がらが発生します。
うまみをすべて出し切ってくれた後の茶葉もかわいく見えてしまいます・・・。
なので・・・、美味しく飲んだ後に、すぐポイッと捨てることは出来ません。
茶葉には沢山の効能があり、お茶を飲むことでカテキンや、ビタミンCが摂取できるといわれています。
そして、飲んだ後のお茶にも、効能があるのです。
私のお茶再利用方法
①干燥させて部屋の各所に置く
茶葉をザルの上で干燥中です。
②干燥させて靴の中に入れる(台湾は湿気がとても多いので!)
お茶パックを利用します。
③掃除のときに少し湿らせて床にまき、箒で掃く(ほこりが舞うのを防いでくれます)
などなど、他にもいろいろとありますが、
このように美味しく飲ませていただいたお茶の葉を大切に最後まで使っています。
「天讃」という讃岐うどん屋さん
台湾人の友人が、絶対に美味しい自信があるといって連れて行ってくれた
讃岐うどんのお店。
日本の麺、イタリアの麺と・・・、台湾の麺以外で台湾にきて美味しいと絶賛できた
麺類はじつは今日まで無かったのです・・・。
しかし、この「天讃」絶賛です。
一番基本メニューの「きつねうどん」を注文(180元 約630円)。
麺はシコシコつるつるで、きつねもだしの味がしみこんでいて、しっかり3枚。
お店のつくりも日本風で、台湾にいるけど・・・、日本かと思ってしまう空間です。
そんな空間は台北には沢山あります。
台北に来て、日本料理が恋しくなったらこのお店を推薦します。
デザートについてきたお汁粉。これも甘さ控えめで日本風。
天讃:信義區松壽路16號B1
02-8788-3099
好吃なお茶請けたち
台北で有名な茶館「徳也茶喫」。
何回かお茶をいただきにい邪魔していますが、
ここの茶館の食事、点心がとっても好きです。
点心の種類は、甘いものからしょっぱいものまで、全部で20種類くらい。
どの点心も1皿90元(約350円)でお値段もお手ごろで、いろいろと注文したくなります。
私の大好きな台中の茶館のようなのーんびりなつくりではないのですが、
お茶を囲んで、何時間でも会話を愉しめる空間です。
なんでかな??
きっと、美味しいお菓子を頂いているときって、なんだか幸せで、気持ちがリラックスするからかな。
あと、ここのお店のイスが座り心地がいいのです。
大切ですよね。
本当に本当に美味しい点心の数々です。