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【アナと雪の女王2】

2019年作品

 

 

 

※当ブログは基本的にネタバレを含みます。

内容を知りたくない方はご注意ください。

 

 

 


 

アナの変化と恐れ

 

 

 

アナ雪って

どうしてもエルサの持つ特殊な力のほうに

目がいきがちだけれど

 

 

 

 

【アナと雪の女王2】に関して

個人的には、アナへの挑戦がものすごく大きいと感じています。

 

 

 

 

 

前回の考察記事では

エルサ目線での変化や恐れについて

触れてきたけど

 

 

 

 

正直エルサが

「なぜ自分は、この力を持って生まれたのだろう?」と疑問をもつことは

いたって自然なことだよなぁ~と思うのです。

 

 

 

 

 

だって、、、

自分だったら気になるよね?

 

 

 

 

 

疑問を持ったら

答えを探したくなるのも自然なこと。

 

 

 

 

なので

エルサが未知の世界へ踏みだすことは

起こるべくしたことのように感じるのですが

アナの場合はそうはいきません!!

 

 

 

 

 

ここにアナの「恐れ」が隠れている。

 

 

 

 

 

またまたジェニファー・リー監督の言葉から

ヒントをもらいます。

 

 

「アナだけど、彼女の人生には今、すべての人がいる。

そして扉は大きく開かれている。

だから、彼女の人生における最大の恐れは

それらを失うことなの。

その思いがもっと強くしがみつかせることになるの」

 

 

 

 

前作で寂しい想いを過ごしてきたアナにとって

姉のエルサとの絆を取り戻すことは

何よりの望みだったとおもう。

 

 

 

 

さらに今ではオラフや、クリストフや、スヴェン、そして国中の人たちもそばにいる。

 

 

 

 

 

みんながいる。

だから幸せ。

 

 

 

 

 

「独りぼっち」を経験してきたアナが

また自分の前から誰かがいなくなることは

ある意味トラウマであり、自分ではどうしようもできない大きな「恐れ」。

 

 

 

 

「独りじゃなくなった」こと。

だからこそ「手放したくない恐れ」

それが今回の変化と恐れ。

 

 

 

 



 

「ずっと変わらないもの」とは...?

 

 

本編のなかで

 

 

そんなアナの想いを強く感じることができるのが

『ずっとかわらないもの』の歌のシーン。

 

 

 

曲の冒頭でオラフに

何事も永遠ではないと思うと、怖くならないか?と尋ねられたアナは

「平気」だと答えたあとにその理由を

 

 

 

 

「平気っていうは、みんながいるからだよ。」

と答えてる。

ひとりぼっちじゃないから、と。

 

 

 

 

 

門が開いていて

大好きなひとたちがそばにいて...

みんながいれば怖くない。

 

 

 

 

このときに歌う

「 何があっても心はひとつ 」

の歌詞は、まだアナが

自分に強く言い聞かせているように感じる。

 

 

 


歌:ずっとかわらないもの

 

 

一枚の落ち葉がみんなを繋いで

流れていくのも、なんかいいもみじ

 

 

これも風の精霊ゲイルが

運んでいるのかなと思ったり。

 




 

ー  今できる正しいことを  ー

 

 

「エルサを止める気なんてないの。

エルサは好きな道を進んで構わない。

ただね・・・死んじゃったら嫌なだけだよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

アナの正直な気持ち。

 

 

 

 

エルサを引きとめたいわけじゃない。

エルサの気持ちは尊重したい。

だけど一人で無理をしすぎてしまうところのある姉だから守りたい。

だから、離れたくない。

大切な人を失う悲しさを知っているアナだから。

 

 

 

 

 

それでもエルサは

一人で進む決断をするわけですが

残されたアナとオラフが旅を続けていると

突然オラフの体がバラバラに溶けはじめます。

 

 

 

 

 

それは

エルサの身に危険が起きていることを意味するのです。

 

 

 

 

 

“すべて”を失ったアナは

灯りの消えた真っ暗闇の中で、ひとり、

泣き崩れます。

 

 

 

 

 

もう何も感じないはずなのに

どこからか聞こえる“ 心の声 ”

 

 

 

 

“ どんな時も進め ”と。

そうよ。やろう。できることを。」

 

 

 

 

そこで歌い始める

『わたしにできること』

 

 

 

 

 

この歌にはあるエピソードがあって

いくつかの媒体でも

紹介されているのですが

実は前作のアナ雪の公開直前に

監督の1人であるクリス・バック監督が

ご子息を亡くされていて。

 

 

 

 

深い悲しみの底から一歩、また一歩...と

すこしずつ進んでいく姿を見守っていた

作詞作曲家のロペス夫妻が

「彼と彼の家族のことを想って作った曲」

だというふうに話しています。

 

 

 

歌:わたしにできること

 

 

 

さらに

現在ディズニープラスで配信されている

アナ雪2のメイキング映像では

シーズン1の第3話で

この曲の制作風景が紹介されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

アナの声優を務めたクリステン・ベルと

ジェニファー・リー監督の

過去に経験した

自身のうつ病の話になり

まさにこの曲のアナの気持ちが分かると

泣きながら収録をしていました。

 

 





 

 

 

 

 

 

ちなみにクリス・バック監督の

ご子息のお名前は「ライダー」さん。

アナ雪2を見た方ならこの名前を聞いて

何かピンと来ますか...!?


 

 

自分の足で立つ。ー ジリツ ー

 

 

 

アナが選んだ、正しいこととはー?

 

 

 

 

アナがそのときにとった行動は、文字通り

 

・今いる場所で、立ち上がること

・一歩、二歩と、歩き始めること

・見えた光のほうへ進むこと

 

 

 

 

 

そして 

エルサが何を成し遂げようとしていたのか?

王女として国民のために今、何をすべきなのか?を考えたときに

 

 

 

 

それは「過去の過ちを正す」ことであり

さきほどの行動は

きちんとそこへ向かっているのである。

そのときにはわからなくても。

 

 

 

 

 

アナが恐れと共に

自分の足で歩きはじめた瞬間。

 

 

 

 

 

 

何が正解かなんて考えたらむずかしい。

 

 

 

それは一見、なんの意味も持たないように感じるかもしれない。

 

 

 

 

だけど

目の前の一歩を繰り返しながら

「今、大切にしたいと感じるもの」

常に探していけば

それは自ずと見えてくるような気がする。

 

 

 

 

 

そこに心が触れるまでは、

暗闇のなかにいてもいい。

 

 



 

変化していく、アナの表情♡
 

左側:アナ雪

右側:アナ雪2

 
 

2作目のラストではどことなく

決意や、力強さの表情まで感じられるアナ♡

 

 

 

 

 

では最後に、アナが冒頭で言っていた

「変わらないもの」とはなんだったのだろう?

 

 

 

 

 

繋いだ手の温もり...?

通じ合った心...?

それを「愛」や「絆」と呼んだりするのでしょうか。

目に見えないものばかりです。

 

 

 

 

 

目に見えるものの変化は

だれにも止められないけれど

目に見えない想いは無数にあって

それこそ消えることはないと

確信できたアナ。

「何があっても心はひとつ」

 

 

 

 

改めてだけど

このテーマをアニメーションで表現するって

やっぱりすごいとおもう...えっひらめき電球

 

 

 

続く

 

 

 

 

 

《過去の関連記事》

❄︎【アナ雪2】「めでたし、めでたし」のその後。テーマは「変化」!!

❄︎【アナ雪2】エルサの変化と恐れ。

❄︎【アナ雪2】エルサは、使命やルーツを身に纏う。

❄︎【アナ雪2_番外編】研究の参考にしたもの&またまた可愛いノートがぁ...♡

 

 

 


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