こんにちは。

 

魂響書占 たまゆらしょせん 恵理子です。

 

 

 

 

先日 

映画『ALWAYS 三丁目の夕日’64』

を見返してたの。

 

 

この映画は映画館に足を運んで観たので

結構印象に残ってる。

 

 

「あーここ!書き残したい!!」

 

と思う場面やセリフがたくさんあって

シリーズを通して 大好きな映画。

 

 

 

今作は

 

後でもう一度観て確認したい!

 

と思っていた所があって 

それが医師である宅間先生の独白シーン。

 

 

その中でも1番 心に響いたのが

 

「幸せってなんでしょうなぁ」

 

というセリフだったの。

 

 

 

注)ネタバレアリ!

 

 

 

映画のあらすじを先に書きますね。

 

 

時は高度経済成長期

東京オリンピックが開催された

1964年(昭和39年)。

 

 

主要登場人物の鈴木オート一家。

 

そこに住み込みで働いている

集団就職で青森から出てきた

六子(むつこ 通称ろくちゃん)。

 

 

長年の情の通い合いで 

もちろん血は繋がってないけれど

お父さんとお母さんはもう ろくちゃんのことを

実の娘のように思っているのね。

 

 

 

 

現代は

 

「隣に誰が住んでいるのかわからない」

 

なんて状況が当たり前にあるよね。

 

 

でも この夕日町の人々は

垣根を超えたつき合いって感じで

 

時にズカズカ

相手の敷地に入り込むこともあるけれど

それさえも 元の思いは愛にあふれている。

 

 

そんな みんながみんな 

大きなファミリーのような関係なのね。

 

 

 

 

そんな中

 

「ろくちゃんに男が出来た!?」

 

という事態が発生し 

ご近所含め大騒ぎ!

 

 

 

その時点で皆が持ち寄った情報から

ろくちゃんが今付き合っている男は

 

「病院に勤めているけれど評判が悪い医者」

 

「いかがわしい所に出入りしている危ない奴」

 

「女の子に軽~く声をかけまくるチャラ男」

 

的な人物像。

 

 

「相手の男は悪い奴だ!」

 

「ろくちゃんはそいつに騙されているんだ!」

 

とその交際に対して みんな大反対!

 

 

なんとか阻止しようとするの。

 

 

短気なお父さんは怒り心頭で

目の前に現れた彼を

いきなり殴っちゃったりして。

 

 

それも 大切なろくちゃんを

守ろうとしたからなんだけどね。

 

 

 

 

でも 実は 

ろくちゃんの彼(菊池先生)は

そんなひどい人じゃなかった。

 

 

ちょうど偶然 

その場に立ち会うことになった

真実の彼を知る宅間先生が

事の真相をみんなに説明して

逆に彼の誠実さが証明されることになったのね。

 

 

彼がいかがわしい所に出入りしていたのは

売春婦たちの無料診療をしていたからだった。

 

 

でも 無料診療をする行為は

多くの医師たちの反対にあっていて

誹謗中傷もあったのでしょう

 

病院内で 彼は

立場的にとても辛い思いをしていた。

 

 

それでも 

菊池先生は自分の信念を貫いて

なんとか理解を得ようと病院内で

人々に(女の子たちにも)声をかけていた。

 

 

これが真相だった。

 

 

 

宅間先生の独白が

すべてを物語っているので

全部載せますね。

 

 

 

今はみんなが上を目指している時代です

 

みんな 

便利で豊かな暮らしをしたいと思っている

 

医者だってそうだ

 

みんな なりふり構わず

出世したいと思っている

 

 

しかし 菊池君は

それとは違う生き方をしている

 

私は不思議に思って

彼に聞いてみたんです

 

私のように 老体ならいざ知らず 

彼のように 血気盛んな若者が

なぜ 出世を望まないのか と

 

 

彼は 「嬉しいから」 と答えた

 

彼はお金持ちになるより

人の安心する顔を見る方が幸せなんだ と

 

 

幸せとはなんでしょうなぁ

 

 

こんな時代に得難い若者です

 

2人のこと 

よく考えてあげてみてください

 

 

 

 

 

 

宅間先生も無料診療賛成者なのね。

 

 

心から患者さんのことを考えていて

利益や出世に走っている先生でないことは

これまでの前作でも

心温まるシーンとして描かれています。

 

 

その先生の言葉だからこそ

また強く 心に響くんだよね。

 

 

 

ろくちゃんの彼 

菊池先生のお父さんも

宅間先生とは医者としての同志で

同じような想いで

小さな診療所を地元で開いており

 

つまり 

若き菊池先生の信念は

父によって形創られていたのだとわかります。

 

 

 

これね

 

なにも昭和の

高度成長期だけの話じゃないよなぁ

 

と思ったの。

 

 

今も同じだよなぁって。

 

 

 

私は自分自身のことも振り返ってみて

親の影響って 

とても大きいし 強いと思う。

 

 

 

菊池先生は

 

自分の父親の姿をそばで見てきて

 

患者さんたちの安心する顔を見てきて

 

自分も医者として

実際に同じ体験をしてきて

 

それを嬉しいと感じて

 

「自分も父のような医者で在りたい!」

 

と強く思ったんだろうね。

 

 

 

菊池父子は

その信念が一致しているけれど

親子で違う場合もある。

 

 

親が出世を望むタイプの人間でも

その姿を反面教師として

宅間先生や菊池父子のような

出世を望まない生き方をする人もいると思う。

 

その逆も然り。

 

 

 

様々な親子関係があるから

一概に「こうだ!」とは言えないけれど

カードリーディング鑑定で私も

色々な方々の親子関係を見てきて

 

「何を幸せだと思うか」

 

は本当に千差万別だと感じます。

 

 

 

つづく

 

 

幸せってなんだろう?(2)

 

 

 

 

(赤)ジプシーカード 13 Fortune 幸運

 

恵み もたらす 与える

 

幸運の兆しです

 

でも それは 

一見幸せとは思えないかもしれません

 

「〇〇なら幸せ」

という考え方が変わる時ともいえますね

 

幸せは自らが与えたもの

与えた分 もたらされるもの

 

だとしたら 

あなたは何を与えられますか?

 

 

 

 

人との関わり方 向こう側を理解する 慮る

 

あなたは何らかの人間関係で「問題がある」と

感じているかもしれませんが それはチャンス!

 

人との関わり方において 

これまでと違ったやり方や思い方をすることで 

良好な関係性に変わっていくでしょう

 

相手の目に見える表面的なことだけではなく

目に見えない背後にあるものを理解することが鍵です

現実的に知ることが出来なくても 慮ってみましょう

 

 

 

(黄)アールヌーボーカード 34 魚

 

家族関係 調和 向き合う

 

家族や親子のことがテーマとなる時 

よく出るカードです

 

特定の誰かと

じっくり本音で話し合う必要がある

 

家族との関係を通して

今までの家のやり方を変える

 

今すぐでなくても 

そのようなことが必要なようです

 

水の中をそれぞれが気持ちよく泳ぐ魚たちのように

時間をかけて 

家族の調和の形を見つめていきましょう

 

 

~ たまゆら占いより ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

魂響書占 たまゆらしょせん 恵理子