ボーン主演のシリーズ4作目。

ジェイソン・ボーンが姿を消してから数年。

彼のもとにCIAの元同僚のニッキーが姿を見せる。

彼女はジェイソンに重要な情報を伝えに来たが、

CIAの手により殺されてしまう。

ニッキーの遺した情報をもとに、

ジェイソンは過去と再び向き合うことに…。

 


今度はデヴィット・ウェッブであった過去と

トレッドストーン作戦との関り、

そして表ざたになるのを恐れるCIAとの戦い。

CIAの粘着質が…口封じ大好きっこなところが

見事に出てますね~

 

悪役は日本では宇宙人でおなじみの

トミー・リー・ジョーンズ。

渋くて悪そうにしてますけど

CMの影響のせいで

この人はこの人で考えてるんだろうなあと

ちょっと無理やり共感したりしてしまいます。

 

そしてヒロインは大好きなアリシア・ヴィキャンデル。

ヒロインというより敵役未満というところかな。

無表情なのに透明感があって

とってもかわいかったです。

大柄な男どもや悪辣なおじいちゃん相手に

一歩も引かないのはよかったですが…。

ラストでちょっと幻滅というか

ああ、結局そっち側だなと。

まあCIAだから仕方ないんですが。

 

裏切ってはいないけど

ジェイソンの仲間ではない。

がっつり距離を保ったまま終わりました。

でも出会い方から考えると

この距離でも近すぎるくらいかな。

 

アクションも見ごたえ十分。

人だかりの中で工作しつつの

追跡劇はこのシリーズの醍醐味ですが

それがたくさんあったので面白かった!

ラストのカーチェイスは

SWATの装甲車が周りの乗用車を

破壊して回るのでつい笑ってしまいました…。

そして最後の肉弾戦。

この決着のつけ方が地味だけど

納得。

 

リズ・アーメッドさんや

ヴァンサン・カッセルさんなど

脇も豪華でとっても楽しめました!

 

これでジェイソン・ボーンシリーズはコンプリート!

次はバッドボーイズかな…

劇場版に間に合うように…。

 

【ジェイソン・ボーンシリーズ 過去感想】

ボーン・アイデンティティー

ボーン・スプレマシー

ボーン・アルティメイタム

番外編

ボーン・レガシー