21年ぶりの再会!その7「25年前の見立てが…確信に変わる時!」 | レジストリーTIME

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「21年ぶりの再会!」シリーズ

 

過去のシリーズは こちら↓を 御覧下さいm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

 

2024年3月10日(日)

 

北海道の右端にある 公立大学を 卒業後

 

21年ぶりに 再会した Bと

 

バカ親父の 行き付けの 居酒屋へ

 

夕食に 出掛けた…

 

 

ほろ酔いになった Bは 徐(おもむろ)に

 

店内を 見回し

 
他のテーブル席の お客さんに 料理を運ぶ
 
スタッフを 目で追いながら
 
B
「オレ ココで 働くのでも
 エエわぁ~w
 だって ムッチャ
 楽(らく)そうやもんw」と
 
バカデカく 半笑いの声で
言い放った…

 

 
オレが 大学1年の時に 感じた
 
Bに対する 違和感…
 
Bには 人として 決定的に 欠落している部分が ある
 
それは
「人の痛み」という物が
分からないという事
 
だった

 

 

オレが 大学1年の頃だから

 

時は 1999(平成11)年

 

今から 丁度 25年前の オレは

 

直感で Bの 違和感について 気付いたという事…

 

 

そして 当時の オレの「見立て」から

 

この件に関して 目の前に居る Bは

 

何の進歩も無かったという事が 明白となった

 

 

オレは Bの この発言を聞いた 直後
 
「この先 コイツと 一生 関わる事は 無いっ!」
 
と 激しく 思った

 

 

沸き上がる 怒りを 抑え込みながら

 

ポーカーフェイスを 決め込んだものの

 

オレの 眼差しだけは

 

このバカの 半笑いの表情を 捕らえて離さなかった

 

終始 無言で コイツの表情を 捕らえていた

 

 

ここで オレは Bを 試した

 

コイツの顔に 睨み付けるような眼差しを

 

ほんの一瞬 向けたのだが

 

Bは オレの表情の変化に 気付く事は 無かった…

 

 
旧知の仲ならば オレの この表情を
 
一瞬 見ただけで 異変に気付くが

 

このバカが 気付く事は無い

 

恐らく 気付く事は できないだろうという

 

前提で あえて 試した訳だがw

 

 

これは 赤の他人でも 気付くか否かという

 

ほんの一瞬の 出来事と言っても 良いだろう…

 

 

この手の 機微な表情を 読み取る事ができるのは

 

オレの家族や 懇意にしている お店の人達

 

オレの事を 良く理解している

 

高校時代の 仲間達

 

大学時代の 親友達

 

ネット友人達…

 

 

前回 21年ぶりに会った 大学時代の親友達に

 

代表されるような 仲間達ならば

 

ほんの一瞬の オレの 機微な表情にも

 

直ぐに 気付くレベル…

 

 

だが 目の前に居る Bは

 

オレの 表情の変化には 気付かない

 

 

それには 3つの 理由があった

 

(1)ほろ酔いだったから

 

(2)鬱病の薬を10種類も服用しているから

 

(3)B自身の元々の性格

 

 

(1)ほろ酔いだったから

 

ほろ酔いとは言え Bの言動には 一貫性がある

 

自分は 非常に厳しい環境で

 

「金を稼いで来た」という プライドから

 

他人を 見下すような 発言をしているため

 

「酔っ払っていたから」という 理由で

 

この手の 無礼な発言が 許されるという

 

レベルでは 無い

 

 

(2)鬱病の薬を10種類も服用しているから

 

鬱病になり 10種類もの薬を 服用すると

 

正常な判断や発言に 変化が 出て来る…

 

というのは 説明が付かない

 

なぜなら 朝から Bとは まともな会話が

 

成立しているから

 

むしろ 厄介なのは 薬を服用していても

 

日によって B自身に 浮き沈みがある

 

仮に B自身が 弱っている時に

 

誰かが Bの事を

 

貶(けな)したり 蔑(さげす)むような発言をした時

 

コイツは それに対して 反論するのだろうか?

 

それとも もっと 落ち込むのだろうか?

 

いずれにしても 薬によって 言動に変化が

 

現れるのであれば それは 薬自体を

 

変更する必要があると 言えるだろう

 

 

(3)B自身の元々の性格

 

恐らく これが 1番 しっくり来る

 

 

そして 何よりも オレが

 

コイツの言動から コイツの性格を

 

25年前に 「見立て」た経験から

 

あえて 一瞬だけ 睨み付けるような

 

眼差しを向けた

 

 

それは オレの中に

 

Bには 絶対に 悟られる事は無いという

 

確固たる自信が あったから

 

それと 同時に

 

何よりも この一瞬の表情の変化にさえ

 

気付く事が できないという事自体

 

コイツが オレに対する 薄っぺらい

 

表面上の付き合いを して来たからだという事を

 

物語る事が できるから

 

 

この一瞬の 遣り取りで

 

先程

 

「この先 コイツと 一生 関わる事は 無いっ!」

 

と 思った オレの感情に 加えて

 

関わる必要が無いという 明確な理由も できた

 

 

だが

 

コイツと ほぼ 絶縁状態になる前に

 

オレには まだ Bに 確かめるべき事が

 

もう1点 残っていた…

 

 

しかしながら この居酒屋で

 

これ以上 コイツと 話し込んでいると

 

このバカが 今度は どんな暴言を 吐き出すか

 

予測が付かないため

 

取りあえず 店を出て ホテルに戻る事とした…

 

 

続く