「最難関中学を目指す国語長文読解の教材③」の続きで、最難関中学を目指す子ども向けの、国語の参考書をご紹介します。
今回は実践編です。
実践編でおススメしたい教材は、
第二志望校の赤本(過去問)
です。
小6になると模試が多くなり、その復習や第一希望の過去問が勉強の中心になり、時間に余裕が持てません。
ですので、小5くらいには第二志望校(第三志望校、第四…)を決めて赤本を解いていったほうが、小6で焦らないと思います。
私の息子は、小5の冬に第ニ志望校の過去問を解いていたようです↓
解けそうな教科があれば、もう少し早めに、力試しに解いてもいいかもしれません。
国語の過去問は、出典も読んだ方がいい
国語の長文問題の出典を確認して、図書館で借りて読んでみるのがおススメです。
早めに赤本を入手していると、赤本で問題を研究することができます。
国語の場合は、「出典を確認して、読む時間が取れる」というのが大きいように思います。
中学入試の問題は、中高のその教科の先生が作りますが、長文問題作成者となる先生は数人です。
出典の本を読むことで、その先生たちの好きなジャンルを把握することができます。
もし同じようなジャンルが入試本番で出題された場合は、背景知識を持っていることで、かなり読みやすいはずです!
余裕があれば第ニ志望校の国語の出典を確認して、余裕がなければ第一志望校だけでも確認して借りるか、買うかして読んだ方がいいと思います。
最難関中学の赤本
灘中を受験予定の場合、日程がかぶらない東大寺、西大和、洛南、洛星辺りを併願することになると思います。
赤本を早めに買って、出典と出題傾向を知っておいた方がいいかなと思います。
また、灘中以外の最難関中学を受験予定の場合も、余裕があれば他の最難関中学の赤本を解くのはいいと思います。
浜学園で、小6になって受講できる(飛び級以外)最難関コースのテキストは、いろいろな最難関中学の過去問を寄せ集めて作ったものです。
最難関中学の問題はそれほど良問が多い、ということだと思います。
時間があるときにぜひ触れておきたいですね!
東大寺学園中学校 2024年度受験用 (中学校別入試対策シリーズ 1010)
西大和学園中学校 2024年度受験用 (中学校別入試対策シリーズ 1059)
洛南高等学校附属中学校 2024年度受験用 (中学校別入試対策シリーズ 1031)
洛星中学校 2024年度受験用 (中学校別入試対策シリーズ 1008)
甲陽学院中学校 2024年度受験用 (中学校別入試対策シリーズ 1006)
大阪星光学院中学校 2024年度受験用 (中学校別入試対策シリーズ 1001)
学校によって傾向がかなり違う場合もあり、もしその学校の傾向と合う場合は、国語が苦手であっても良い点数を取れることもあります。
もちろん、逆の場合もあります。
問題との相性を研究するためにも、早めに赤本を購入するのがいいのかな、と思います。
難関中学の赤本
上記の学校では「難しい!」と感じる場合は、第一志望校とかぶらない日程の、志望校になりそうな学校の赤本をまず試してみるのもいいと思います。
大阪であれば高槻中学校が、授業料無償化の影響で人気ですね。
過去問も素直な問題や選択問題が多く、解きやすいです。
高槻中学校 2024年度受験用 (中学校別入試対策シリーズ 1004)
兵庫であれば六甲中学校の問題が、記述が多い良問で、国語嫌いの受験生向きかなと思います。
六甲学院中学校 2024年度受験用 (中学校別入試対策シリーズ 1018)
2025年度受験用の赤本は、5月中旬頃に発売されるようです。
夏頃に解く受験生が多いからだと思います。
今年度受験生は大変な時期ですが、頑張ってください!
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