朝ドラ「カムカムエヴリバディ」。
戦前から現代までの3世代の女性を描く物語で、現在は3代目ヒロイン、
ひなた (川栄李奈) の時代のストーリー進行と同時に、ひなたの母・るい
(深津絵里) が、幼い頃離別した母・安子 (上白石萌音) との過去と真実に
向き合う姿が描かれるラストスパートに入りました。
現座右放送中のるいは、ひなたの母として40代後半の設定ですが、
(来週はさらにストーリー展開して50代ぐらいになるようです)
生まれ育った岡山から大阪に移住した青春時代 (10代後半〜20代 ) の
るいとジョーとの大恋愛を描いた時代が、一番ドキドキワクワクして
好きでした。
ノスタルジックで切なくなるストーリー、キャラクターやキャストも、
この年代のファッションも、どれも最高でした!
るいのワンピースはどれも可愛くて、ポニーテールも似合っていて、
特に印象的だったのは、来阪して最初に買ったパステルレインボー・
ストライプのワンピース。可愛くて描きたいなと思っていたので、
春っぽいカラーでこのタイミングで描いてみました。
勝ち気なお嬢様のベリーちゃん (市川実日子) のカラフルで奇抜な、
レトロファッションも可愛くて、毎日見るのが楽しみでした。
戦時の壮絶な時代を生き抜いた安子、夫が戦死して未亡人になった母と
誤解をこじらせたまま別離し、暗黒な少女時代を過ごした過去を捨て、
新たな人生を切り開いたるいのドラマティックな人生に比べると、
慎ましくも幸せで平和な現代に生きるひなた編は、大きな展開もなく
少々物足りなく感じてしまって。
努力家で苦労人の安子やるいの遺伝要素が希薄で、ズボラで横着、
他力本願な、のび太のようなキャラクターのひなた、プライドが高く
こじらせ男の五十嵐の人物像 (演者の本郷奏多くんは好きなのですが…
あのまま退場で再登場なし?) にイマイチ魅力が感じられず、
演者さんたちが気の毒。
算太は最後まで逃亡癖やお騒がせ人物でイライラしたー!
精神年齢の幼さを表現しているのか、年頃になってもずっと小中学生
みたいな服装のひなた。キャラクターもファッションもパッとせず、
川栄ちゃん可哀想。。終盤までに挽回させてあげて欲しい。
3世代の物語だけど1代と3代目を繋ぐ2代目るいの物語が濃いめで、
深津絵里、オダギリジョーの出番が多いのは嬉しい。
深津さんは現段階が実年齢に近いけど、10〜20代:ロングヘアで
若さを演出し、30〜40代:ボブで落ち着いた感じで、次週予告で
中高年はショートヘアと、年代毎にどんどん髪が短くなって年齢差を
表現していて、どの髪型も似合ってる。
深津絵里=ショートや引っ詰め髪のキリッとしたイメージがあったけど、
ロングやボブも可愛くて、柔らかめなフェミニンなスタイルも素敵。
あと3週で終わるけど、安子は再登場するのか (勇ちゃん、雪衣さんは
演者交代してたので (虹郎バージョン見たかった) 安子も別の俳優になる?
としたら、話題の宮崎美子さん?)、安子・るいの母娘は和解出来るのか、
ひなたにも明るい未来は訪れるか、怒濤の伏線回収でクライマックスを
迎えるのでしょうか。
♡
普段映画のファッションチェックをしてますが、ドラマの衣装も可愛いと
観賞の楽しみが増えます。
今季ドラマでは「ムチャブリ」の雛子 (高畑充希) の衣装や彼女が暮らす
部屋のインテリア (オンの仕事着も良かったけどオフのピンクの部屋着や
花柄の壁紙) が可愛かった♡
明る過ぎる髪色のショートヘアは、初めは浅丘ルリ子 (中高年以降の)
みたいで おばさんぽくてイマイチと思ったけど、見てるうちに馴染んで、
雛子のキャラ、表情や言動が可愛くて (充希ちゃんの声や演技が可愛くて
好きなせいもある)、愛おしい〜と思いながら観賞してました。
先週最終回を迎えた「真犯人フラグ」の二宮瑞穂 (芳根京子) のワーキング
ウーマン・ファッションもいつも可愛くてチェックしてました。























































