ミモザとルルとヴィオレット | la petite chambre

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illustrator ree*rosee art works

1日遅れですが、3月8日は「ミモザの日」だったので、

ミモザの花冠&花束のルイーズ・ブルックスを描きました。

2年前に描いた「ひなぎく」のマリエをモチーフにした作品もボブ&花冠でした花 

 

ミモザの日=国際女性デー (3月8日) にミモザを贈る風習は

主にイタリアで始まったそうですが (女性の日の起源はアメリカ)、

個人的にミモザはフランスにまつわるイメージが強めです。

 

ミモザを見る度に、パリに滞在していた8年前のバースデーに

友人のカミーユがミモザの花束を持って来てお祝いしてくれたのを

思い出します。

ちなみに、上のドローイングはミモザの後ろのルルのポーズを参考。

 

この時は1月のパリで、その後2月に旅行した南仏ニースの

カーニバルで女の子が大きなミモザの花束を持って踊っていたのも

印象的でした。

 

 

そして、最近DVDで見たフランス映画「ヴィオレット」(※リンク先・

音注意) で登場したミモザが最も記憶に新しいです。

女性の権利を訴えた先駆者のフランス女性作家シモーヌ・ド・

ボーヴォワールに後押しされ、作家になったヴィオレット・

ルデュックの半生を描いた伝記映画で、国際女性デーに相応しい

作品と思います。

敬愛するボーヴォワールとの初対面で、ヴィオレットが彼女に

贈った (正確にはヴィオレットが一方的に追いかけ、シモーヌは

気付いてなかったけど) 美しいミモザのブーケが印象に残っています。
 

映画でヴィオレットは、質素ながらいつもお花を飾っていて、

たらいに足を付け (湯たんぽ代わり?) 執筆するテーブルの花瓶の

首の曲がったピンクのチューリップも可愛くて、好きなシーン。

 

他にも印象的なシーンやファッションも素敵で、ヴィオレットに

共感したり気に入った作品で、深掘りしてより詳しく書きたいので、

また改めて記録したいと思います!ハート☆

 

 

 

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