こちらは地元墨田区にある東京スカイツリーのすぐ近くに昨年5月に出来たお店だ。
新店舗は1年と持たない店が半分近くあるというここ東京、なので少し時を待って行ってきた。
店は広くカウンター7席に4人テーブルが3、二人テーブルが2とこの立地のラーメン屋としては多めのキャパだ。
券売機のエースポジションは醤油ワンタンメンなのでそれをポチる。
平日11時半だが既に半分ほどの来客で順調に営業されているようです。
先オーダーが2つあり待つこと8分で着丼しました。
いやいや盛りだくさんな内容です、ワンタンは肉入りと海老入りの2種類が2個づつ。
チャーシューは鶏胸、豚ロースの低温に豚炙りバラちゃーの3種が入っていますよー。
これでお値段1150円はかなりのお値打ち価格だと思います。
更に味変用の調味料が付いてくる、キノコの辛味という物のようで椎茸とマイタケを炒めて一味唐辛子で仕上げたものだという。
はい、どうなるか期待でワクワクです。
では、スープ行ってみましょう。
そのスープは、玉に浮かぶ油がいい、そして少しだが背脂も浮いています。
ひと口啜るとー、成程と、、。
定番の豚鶏と香味野菜で採られたと思うスープはやはり豚が多いタイプだ。
だがそれも強くは主張しない、ベーススープはそれらが混沌としていて大人し目だ。
だが浮かぶ油と少なめだが背脂により濃くは確保している。
そして決定的なのが甘めという事なのだ。
甘味を旨みと思う方が多いのはよく判ります、でも私はラーメンにはそれは苦手なんですね。
この辺りだと船橋(海神)の人気店とものもと出身の亀戸天神向かいにある麺やふじさきさんとか(なのでとものもとさんは美味しいけれど私苦手でした)、文京区の人気店生粋花のれんさんとか甘いスープの人気店ありますからね。
麺ふじさき、名店とものもと出身の実力新店や如何に。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)
文京区茗荷谷の人気店、生粋花のれん、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)
なので一口目の印象はインパクトが無かったかなぁ。
兎に角甘さが気になってしまっている。
麺はこれ、あの支那そばやさんの物、ラーメンの鬼佐野氏が興した製麺所から取り寄せているという。
という事は氏が輸入業者にまでなったモンゴル製のかん水を使った麺なのだ、これだけでもインパクトは有る。
更に事前情報では何と2種類の麺を使っているという。
確かによく見ると白っぽいのと黄色っぽいのが確認できますが、食べてみては一緒になるのでその違いは分かりません。
両方を総合してという事なのだろうがその効果は私には判りませんでした。
とはいえ美味しい麺ですよ、確かに支那そばや戸塚本店の物と似ている。
支那そばや本店、佐野実氏の志を引き継いだラーメンに感服、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)
肉ワンタンは肉餡たっぷりでしっかりとして丁子(クローブ)が香る本格的な物。
これが2個でこれだけでも食べ応えは十分なのだが。
更にこれまた餡たっぷりの海老ワンタンが2個だぁ。
プリッとしたエビがまんま入ってる。
包む皮もしっかりなのでこれは本当に充実したワンタンです、なので麺が無くてもワンタンとスープで酒が飲める位だ。
だがメニューには地鶏皿ワンタンというメニューがあるのみ、あくまでワンタンメンがメインという事なのだろう。
チャーシューは3種と贅沢。
前述チャーシューは鶏胸、豚ロースの低温に豚炙りバラちゃーの3種と盛り沢山。
見た目通りにどれも美味しくて、2種のワンタン含め食べ進んでいくのが楽しかったです。
後半であの辛味を投入。
これは茸類の旨みというより純粋に辛さが増す感じだ、いや辛さによって感じられなくなっていく旨みを茸類のグアニル酸で補っていくという事か。
その真意はそれ程感じませんが唐辛子の旨みを残した辛さが適度に増すのはこれいいですねー。
後半は一気に進めることが出来ました、しかもこれだけの内容で何時もなら躊躇する量なのですが、一気に食べてしまいました。
という事で甘さは気になりましたがそれ以外は美味しかったと、出来ればもう少し動物性の旨みが加わればもっと美味しかったと思いました。
というのも、この形態は東京のワンタンメンの超人気店、池尻大橋の八雲さんのインスパのようなのですね。
こちらが八雲さんのワンタンメンです。
こちらは塩スープなので色は違います、チャーシューも腿と違う物の海老ワンタンと肉ワンタンが2個づつは同じです。
更にこの近辺にはこの店の近くのメイン通り浅草通りを上野へ向かった稲荷町に八雲直系の大和さんというお店がある。
支那そば大和、。八雲を継承する雲吞麺の店、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)
どうだろう、私としては趣向で大和さんの方が大分美味しく感じます。
やはり甘めの味付けが後引くようですね。
なので今一度、木ノ下さんの塩ワンタンメンを食べてみましょう。
判断はそれからで良いでしょうかね。
ごちそうさまでしたーーーー、、、、、。