大船で打ち合わせだ、ならばあそこへ行ってみたい、、。

先月の東北三陸出張で、石巻で支那そばやの屋号を掲げたお弟子さんのお店を食べたとき、。

支那そばや、佐野実氏の遺伝子を宮城石巻で食する、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)

佐野氏の作ったラーメンを始めて食べたときの衝撃を思い出した、。

それは新横浜ラーメン博物館での体験で、御大も陣頭指揮の大変おいしいラーメンでした、。

 

大船の手前は戸塚ですよここには支那そばや本店があります、。

なので行ってきました、。

 

 

私が店に着いたのは11時の開店10分前、近くのサクラス戸塚という施設へ駐車して待っていたのだが早めに行くことにした、。

これは正解で、先客は4人でした、そして後客はぞろぞろと、、。

 

店内はカウンター8席を一席づつ空けてのアクリル仕切りで、3つある4人テーブルは真ん中仕切りでの相席になっています、。

私はちょうどカウンターの一番手になったので奥の席へ着くことが出来ました、、。

 

セカンドロットなので6分程で着丼です、、。

 

 

これがあの佐野氏が残したラーメンです、思わず感慨深くなってしまいますよー、、。

では、スープから行ってみましょう、、。

 

 

玉に浮かぶ油が多い、すわこれはアブリーな系なのかと思えば、、。

口に含むと全く違う、油はかなり上品でスープのコクを増すだけにひたすら作用しているようだ、なので全くしつこさは無い、、。

そして何も突出しているものが無い、強く主張してくるものが無いんですねー、、。

だが旨い、、そう美味しいんですよ、これこそが佐野氏が求めたラーメンのスープなのでしょうか、、。

 

 

麺はちゅるちゅるとした中太麺、、。

こちらの麺といえば内モンゴルのかん水である、これをコンスタントに入手するために佐野氏は輸入業者としての契約までしています、、。

確かにかん水のあの香りは少なくて、小麦のうま味風味がダイレクトに伝わる麺です、。

 

 

バラチャーはスープや麺とは違いかなり油の主張が強い、何故だろうか、、。

正直これはこのラーメンには合わないと思う、何故こうなっているかお聞きしたいくらいでした(お店は私語は控えては昔からです、勿論お店の方ともです)、、。

 

 

メンマは最高ですね、穂先メンマなのですが、佐野氏が求めた台湾産の極上の物でしょう、。

繊維の質感を残して柔らかくというのが佐野氏の理想、たぶんこれがそうなんだと思わせるものでした、。

 

 

かなり久しぶりに直系のお弟子さんによるものですが支那そばやさんの味を堪能しました、。

ですがね、あのラー博で佐野氏が提供したラーメンと比べるとなにか物足りない、、。

それは佐野実氏が直接作ったというバイアス(先入観)を抜きにしてもそう思うもので、今やこれだけのレベルを提供するお店は少なくは無いという事実を知っているから、。

正直言うと石巻の支那そばやさんを食べたときのような高揚感は無かったです、。

何かが突出している訳ではない、それでいて誰もが旨いと唸ってしまうようなラーメン、。

これこそが佐野氏が求めたラーメンとするならば、現在の本店は志は継承しているものの、何かもう一つ口にした者を納得させる説得力が足りないのかと思いました、。

 

でもおいしかったことは確かですよ、ごちそうさまでしたー、、。
 

 

 

追記

戸塚というともう一店気になるお店があるんですよね、。

実は数年前にこちらへ来たときにこちらを食べているんです、。

六角家本店、これぞ家系の源流大満足の一杯でした、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)

もう濃厚でうま味たっぷりで大大満足なので正直六角家さんと迷いました、。

でもやはり未食のこちらへという事で行ってきました、、。